ウェブサイトはwwwありとwwwなしどちらで運用を行うべきか?

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

Googleがhttps導入サイトを検索エンジン上で優遇すると正式に発表されました。その後各レンタルサーバーサービスで一気にSSLの無償化が進みました。SSLの無償化に伴いURLにwwwを付けるべきかどうかというご質問をいただくので本記事でまとめます。wwwはサブドメイン扱いなのでURLを統一しておくことは重要です。

ウェブサイトはwwwありとwwwなしどちらで運用を行うべきか?

結論から言えば個人的には「wwwなし」で「https統一」が好みです。あとGoogleが正式にURLの扱いについて回答していますので念のために資料として画像を掲載させていただきます。ちなみにURL末尾に付くスラッシュ「/」の有無は「URLとして別物だけど同等に扱う」ということが公式にGoogleからも発表されています。

答えは上記の通りですが、もう少しだけ掘り下げて解説いたします。

www表記有無を統一するメリット

独自ドメインの表記統一(wwwありなし)にはとても大きな意味があります。検索エンジンではwwwありwwwなしのURL自体を「別物」として認識するので統一していなければリンク効果が分散されるからです。

A. https://example.com
B. https://www.example.com

上記A、BのURLでサイトが表示される状態だとすると別サイトと認識されます。正しく設定されていれば片方にURLがリダイレクトされます。wwwなしで統一しているとBにアクセスしてもAのURLとなります。

実は4パターンも存在するURL

以下のURLをご覧ください。

▼SSL導入済みの場合
1. https://example.com
2. https://www.example.com

▼SSLを未導入の場合
1. http://example.com
2. http://www.example.com

URL表記を統一していなければサイトが4つある扱いになります。当研究所のサイトURLを見てもらえればわかりますがhttpからアクセスしてもwwwを付けてアクセスしても「https://wp-labo.com」ですよね。

URLの表記を統一するには?

基本的には.htaccessを用いて1箇所にリダイレクト処理をかけます。書き方はサーバーによっても少し異なりますので一般的な命令文を記述しておきます。編集する.htaccessはかならずバックアップしましょう。

wwwなしで統一する場合(SSL強制)

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.example\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) https://example.com/$1 [R=301,L]

wwwありで統一する場合(SSL強制)

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://www.exapmle.com/$1 [R=301,L]
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(exapmle\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) https://www.exapmle.com/$1 [R=301,L]

イレギュラーなパターン

上記で合計4パターンと書きましたが、ワードプレスなどを導入していない場合(静的なhtmlで運用している場合など)はあと少しだけパターンが増えてしまいます。カンタンに言えばindex.htmlの扱い方です。

C. https://example.com
D. https://example.com/index.html

上記「C」と「D」同じデータが表示されます。ただ、検索エンジンでは表示されているデータが同じでもURLが異なるので別モノとして扱われます。もちろんindex.htmlの扱いも.htaccessで指定可能です。

wwwなしで統一、かつindex.htmlを省略する場合(SSL強制)

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(www\.example\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) https://example.com/$1 [R=301,L]
RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ https://example.com/$1 [R=301,L]

wwwありで統一、かつindex.htmlを省略する場合(SSL強制)

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://www.exapmle.com/$1 [R=301,L]
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(exapmle\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) https://www.exapmle.com/$1 [R=301,L]
RewriteEngine on
RewriteCond %{THE_REQUEST} ^.*/index.html
RewriteRule ^(.*)index.html$ https://www.exapmle.com/$1 [R=301,L]

wwwありなしはどちらを採用するべき?

表記は好みでOKです。名刺やノベルティへ印刷する文言等で見た目の良し悪しを決めるなど、ドメインの活用範囲で確定しましょう。http://を省略するのが前提ならwwwありの方がURLと認識されやすいです。

逆にhttp://を含む前提ならwwwなしの方がURLとしてはスマートに映ります。少し違った見方をすると「www」と相性が良い文字列もあれば、相性が悪い文字列もあるので組み合わせ次第かもしれません。

あとは「https://」としてSSLの導入をURLでアピールしたり活用法はブランディング次第で様々です。個人的な好みや意見だけでは選ばずに閲覧者が直接入力する場面も考慮するなど色々総合的に決めましょう。

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