
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
会員サイトの運営では登録フォーム項目数によって参加率が大きく変わります。おすすめとしては登録時に入力する項目を減らすことです。重要度が低い項目は後からマイページ内で入力してもらえば登録時のフォーム項目を省略できるので結果的に参加率が上がります。下記では対策方法をご紹介いたします。
WP Membersでユーザー名をメールアドレスから作成する方法
以前に別記事で「WP Membersの使い方」を解説させていただきました。下記が登録フォームですね。
プラグイン仕様でユーザー名は「英数字」のみなので参加者によっては登録途中で離脱するかもしれません。そこでユーザー名の入力をシステム側で補完(自動化)するというカスタマイズが使えます。
1. 会員番号を発行する
会員登録時に登録順で「会員番号をユーザー名として自動発行」すれば入力が不要になります。会員カード発行やお問い合わせ時に会員ナンバーをうまく活用できれば連番で会員管理面で手間が省かれますよね。
ただ、記事内でもお伝えしている通り細かな制御を含むとカスタマイズ費用が高くなる傾向があります。
2. メールアドレスから発行する
次に入力のあったメールアドレスから自動的に発行するという方法が使えます。カスタマイズ方法は下記です。
// 会員登録画面からユーザー名を取り除く
add_filter( 'wpmem_register_form_rows', function( $rows ) {
unset( $rows['username'] );
return $rows;
});
// メールアドレスからユーザー名を作成する
add_filter( 'wpmem_pre_validate_form', function( $fields ) {
// ユーザー名としてメールの先頭を抽出
$parts = explode( "@", $fields['user_email'] );
$fields['username'] = $parts[0];
return $fields;
});
上記で会員登録画面からユーザー名を取り除いてメールから自動生成できます。登録したメールアドレスが「yamada@example.com」なら「yamada」が自動でユーザー名に設定される仕組みです。
まとめ
本日は「WP Membersの会員登録でメールアドレスからユーザー名を作成する方法」をご紹介いたしました。
登録フォームの項目数を減らすことで参加ハードルを下げる狙いが目的となるのでその他にも色々なアイデアを取り入れてみてくださいね。もし@以前が同じユーザーからの登録があったらユーザー名の後ろに数字を振れば重複登録エラーも防ぐことができるので運営状況に合わせて細かく調整してもらえれば幸いです。
ぜひお試しくださいませ。
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