こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
本日はウェブサイトのレスポンシブ化が途中になっているテーマによく見受けられるフォーム周りの使いにくさを改善する便利プラグインをご紹介いたします。補助プラグインなので細かいカスタムは必要です。
ワードプレスでは有料テーマを購入しても完全なフルレスポンシブでない場合(一部スマホに対応していない機能やページがある)が割とあります。評価制度があるテーマ販売サイトでは細部の作り込みが点数へ直結していたりしますがやはり何事も100点満点を目指そうとすると時間を要すので「多少の微調整は必須」ですよね。
また、テーマによってはバージョンアップ頻度を上げて積極的に不具合を解消している優秀な開発チームも多いです。ただ、すべてを見つけ出すのは至難の技なので気長に対応を待たなければならないシチュエーションも少なからず出てきます。そんな時はプラグイン側で一部レイアウト修正を補うのも有効な1つの方法と言えます。
レスポンシブに非対応のフォームがあるワードプレステーマをスマホ対応に仕上げるプラグイン「WP Form Auto Full Responsive」
では早速フォーム周りがレスポンシブに対応できていないテーマの例を見ていきましょう。以下は投稿ページのコメント周りのレイアウトです。スマホ画面からはみ出しているといったわけではありませんが入力フォームが狭いので人によっては操作がむずかしいかもしれません。テーマによってもフォームの見た目は違いますよね。
ちなみに以下がContact Form 7を設置した画面です。可もなく不可もなくといった印象ですよね。個人的にはフォームの縦幅が細くて気になります。あとテキストエリアの横幅が少し短かったり、ドロップダウンメニュー(セレクトボックス)も小さいので来訪ユーザー側の目線だけで考えると使い勝手をわずかに下げています。
そこでフォームを最適化するCSSをご用意いたしました。実際に適用した後のコメント周りが以下となります。
併せてContact Form 7用にも追加でCSSを書きました。見比べると視認性が改善されたのではないでしょうか?
ちなみにドロップダウンメニュー(セレクトボックス)は下向きの矢印を入れたり細部までCSSを書いていますので設置時にdivタグが必要となります。以下のようにdivタグでselectを括って設置してくださいね。
<div class="select-wrap">
[select* menu-670 "アップル" "オレンジ" "パイナップル"]
</div>
上記のように<div class="select-wrap"></div>
で挟めばOKです。
併せてラジオボタンやチェックボックスの操作性が少しでも向上するようにCSSを記述いたしました。人によっては送信ボタンやラジオボタンやチェックボックスに装飾がされていないとフォームを使う気力を失うケースもあるかもしれません。見た目どうこうではなくシンプルに押せる範囲が狭くなってくると使いづらいですよね。
装飾のないノーマル状態↓
プラグインを適用した状態↓
参考までにチェックボックスは四角いボックスをCSSで再現していて、チェックするアイコンは背景画像で指定していますので「label」属性が必須となります。とは言ってもContact Form 7でチェックボックスを挿入する際に以下の箇所を有効化しておくだけで問題ありません。念のため実際の記述コードも記載しておきますね。
use_label_element
設定箇所は下記の通りです。
日本国内や海外も問わず有料テーマであってもフォーム周りがレスポンシブ化されていないパターンも多いのでお困りの場合はぜひプラグインをお試しくださいね。使いやすさが少しでも向上すれば嬉しいです。
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