こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ワードプレスは猛スピードで開発が進められているので管理画面へのアップデート通知が頻繁です。
通知機能はありがたい反面で、納品先によっては「アップデート通知」に不安を感じる方もいらっしゃいます。そんな時はあらかじめアップデート機能を解除するプラグインが役立ちます。
本日は有効化するだけでワードプレス本体の更新通知を解除できる「WP Core Updates Hidden」をご紹介いたします。まずは、更新通知が届いた画面を確認していきましょう。
以下が管理者でログインしている状態です。よく見ると通知だらけですね。
フッター部分はこんな感じでした。
参考までに「編集者」でログインすると以下の1箇所に通知されています。
なお、編集者ではフッターの右側だけバージョン情報に変わっています。
WP Core Updates Hiddenはこれらすべての表示を解除できるプラグインとなります。早速インストールしていきましょう。まずは「プラグイン > 新規追加」をクリック。
次に「プラグインのアップロード」をクリックしてください。
すると以下の画面が開きます。
そして、デスクトップへあらかじめ保存した「ZIPファイル」を「ファイルを選択」へドラッグしましょう。もちろん「ファイルを選択」ボタンを先に押してデスクトップへ保存されている「ZIPファイル」をダイアログから選ぶ方法でもOKです。
選択された状態で「今すぐインストール」をクリックしましょう。
インストールが完了したら「プラグインを有効化」をクリックください。
するとインストール済みのプラグイン一覧が開きます。以下のプラグイン名が表示されていればOKです。
では「管理者」でのログインした状態の更新通知画面を見ていきましょう。
4箇所あった通知が解除されました。念のため「編集者」でもチェック。
無事、通知が解除されています。あと、フッターの表示は管理者も編集者も非表示となっています。
これでサイト運用者がワードプレスのバージョン情報を気にすることなく業務へ集中してもらえます。
最後に
一般的には、万が一の誤操作を防ぐために「編集者」権限で納品するパターンが多くなります。
場合によってはユーザー権限を細かくコントロールできるプラグインを別途導入して細部まで調整を図る場面もあるはずです。ただし、ウィジェット編集などで制御が思い通りに効かない部分もあるので仕方なしに「管理者」で納品をしてしまうパターンもあるかもしれません。
納品側としてもっとも困ってしまう点は、納品先へ管理者権限を渡してしまった後に「サイト運用者の誤操作でワードプレス本体をアップデートしてしまいサイトの表示が一部おかしくなった!」といった状況です。
ワードプレスの知識が浅ければデフォルトでインストールされているテーマをカスタマイズ(直接編集)して納品しているケースも見受けられます。そんな状況で本体のアップデートがかかると全部リセットされます。
つまり元々入っているデフォルトテーマをカスタムしていたばっかりに内容が綺麗さっぱり上書きされてしまうわけです。納品時は可能な限り「管理者」ではなく「編集者」ユーザーとておくのがベストなのは間違いありません。納品したユーザーが「編集者」であればテーマ変更やプラグイン設定のコアまでは触れないので最悪の舞い戻り現象は避けられるはずです。この点は念入りに確認しておく方がいいです。
ただ、どうしても「管理者」での納品が必須になる場面もあるので、そういった場合は「WP Core Updates Hidden」でワードプレス本体のアップデートだけでも回避しておくと安全です。さらにもう一歩踏み込んだカスタマイズをすれば納品段階で使っているプラグインのアップデート通知を解除する仕組みも構築可能です。
新しいバージョンの存在を通知されるとつい試したくなるのは仕方がありません。運営者さんによっては古いままではセキュリティ的によくないのかなと考えてしまう方も少なからずいらっしゃいます。アップデート作業は慎重に行うべき作業なので管理者さん側も個別でお知らせしてあげてください。
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