こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
先日にVISAが1700万円でNFTアートを購入したという記事をお届けいたしました。世界有数の大手企業がNFTに興味を持って実際に大きな資金を使ったという出来事に衝撃を受けた人も少なくありませんよね。
VISAが購入したNFTは「CryptoPunks」です。作品名はクリプトパンクと言います。クリプトパンクスと呼ぶ方もいらっしゃいますよね。正確には一体一体がクリプトパンクで総称してクリプトパンクスです。
ちなみに実際に購入された作品は#7610。念のために補足しておくとCryptoPunksは「Larva Labs」が発行している人気のNFTアート作品シリーズ。もはやNFT界隈ではクリプトパンクスは超有名ですよね。
先日に別の記事で書いた「スヌープドッグが購入したクリプトパンクの価値」でも解説させていただきました。
最古のNFTプロジェクトCryptoPunks(クリプトパンクス)
上記の通りNFTプロジェクトCryptoPunks(クリプトパンクス)は「Larva Labs」によって提供されています。
サービス開始 | 2017年 |
---|---|
運営 | Larva Labs |
プロジェクト名 | CryptoPunks |
販売プラットフォーム | OpenSea |
クリプトの種類 | イーサリアム |
ドット絵をモチーフとしたキャラクターが特徴的な見た目。24×24ピクセル風のアイコンが基本となっていて合計10,000体のデザインがあります。1体1体すべて見た目が異なる唯一無二のデジタルアートですね。
以下のNFT作品は過去にいくらで取引されたかを当ててみてください。
答えは「4200ETH(当時8億円)」です。現時点ではなんと約17億円。ちなみに「なぜ上がっているのか?」はご存知の通りで「イーサリアムの価値が変動している」のでその時々で値段が違ってきます。
クリプトパンクス = 赤いモヒカン
もっとも有名なキャラクターが「#3488」です。赤いモヒカンに大きなサングラス。そしてピアスをしているのが特徴ですね。赤いモヒカンは「Rad Mohawk」という特性で呼ばれています。赤いモヒカンはクリプトパンク10,000体のなかでも1%(100体)しか存在していません。稀少性が高いキャラクターということですね。
なぜ彼女(#3488)が有名なのかと言えば「CryptoPunksを代表する顔だから」です。OpenSeaのキーワード検索ボックスで「CryptoPunks」と検索をかけるとメインのアイコンとして使われていますよね。
少しズームして見てみましょう。赤いモヒカンにピアス&サングラスの女性。かなりパンクですよね。
CryptoPunksのメインページでも中心に表示されています。紫がかったサングラスは「Big Shades」と呼ばれていて10000体のなかで5%(500体)のキャラクターにしか着用されていません。結構レアですよね。
メインキャラクターなので何番か気になっていた方も多いはずです。答えは#3488。大きなサングラスを着けたキャラクターはスヌープドッグ氏が所有しているコレクション(#5017)にもありましたよね。
スヌープドッグ氏もアイコン使用
現時点(2021年10月段階)ではTwitterのプロフィール画面に設定されているので相当なお気に入りのご様子。
やはり著名人が所有していると余計に欲しくなりますよね。よく似た別キャラクター(ピアスなし)もいます。
決済大手VISAも購入済み
少し前にVISAカードがクリプトパンクの#7610を手に入れた件も話題になりました。
モヒカンに緑のアイシャドー(Clown Eyes Green)。どことなくピエロっぽさもあって独特な雰囲気です。
最古のNFTプロジェクトと呼ばれるだけあって多方面から大人気ですね。何よりも世界最古で取り組んだというコンセプトが秀逸です。そのタイミングで飛び込むというセンスとドット絵の採用が素敵すぎます。
まとめ
本日は「NFTプロジェクトCryptoPunks」について解説させていただきました。
NFTに興味がある人なら誰もが一度は手に入れたいクリプトパンクス。人によっては「ただのドット絵じゃん」と感じるかもしれません。実はクリプトパンクも2017年頃は無料配布されていた時期がありました。
そういう意味では2017年当時は「単なるドット絵だった」とも言えますよね。ただ、プロジェクトの裏側ではブロックチェーンと呼ばれる技術で厳重管理されているため一切の不正が行えない仕組みです。
発表当初から何度も小さな取引を繰り返し、今では数千万円単位へと育ちました。
これまでデジタルアートは「誰でもカンタンにコピペできる」ため価値が低く見積もられていましたがブロックチェーンという最新テクノロジーがすべてひっくり返しました。もちろん、今後イーサリアムがどういった方向へ進むのかは誰にもわかりません。今後もNFTを中心としてクリプトが盛り上がることを願っています。
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