こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
以前に別の記事でもご紹介していますが「分散型オウンドメディア」ではワードプレスと何を掛け合わせるのかが重要となります。前回にも触れた通り実際は『ターゲット層から逆算』するのが正解です。
ちなみに今もっとも熱いソーシャルメディアはYoutube。理由は40代以降の利用者が多く良い意味でインターネット初心者があふれているからです。逆にTwitterやInstagramはそれなりに知識がある人が多いのでフォロワーを増やす難易度も自然と高くなってしまいます。そして、Youtubeを始めるときにひっかかる問題が動画投稿時に使う『音源の管理』です。Youtube側から提供されている無償サウンドもありますが多くの方と音楽が被るとオリジナリティがなくなりがちです。カンタンな効果音(シーンの切り替え音)などもそうですよね。
そこで本日はYoutubeで使用できる海外の音源サービスを中心にご紹介。国内の有名ユーチューバーも使っている大人気の音源サービスなのでぜひチェックください。
目次
Youtube用で動画を作成する際に使える音源サービス5選
以下では各サービスで無料版と有料版のできることをまとめています。英文解釈の違いもあるので実際のルールは運営元に確認するのが確実かと存じます。参考としてご一読いただけますと幸いです。
Bensound – Royalty Free Music
無料版
クレジット表記:必須
有料版
クレジット表記:不要
できないこと
- 自分の音楽として主張すること
- 音楽をどこかのストアやプラットフォームにも登録すること
- ポッドキャストやオーディオブックに音楽を使用すること
- 音源を編集てリミックスすること
- Facebook Rights Managerサービスに登録すること
要約
Bensoundでは禁止事項は無料版有料版ともに同じです。音源自体の所有権利はサービス側にあるという点が明確に記載されています。動画の概要欄などで使用サイトのリンク(クレジット表記)を掲載したくない場合は有料版を使って、掲載してもよい場合は無料版でOK。ただし、有料版は無料版よりも使える音源が増えます。
▼ライセンスについて詳しく確認する
https://www.bensound.com/licensing
Storyblocks – Royalty-Free Licensing
無料版
無料版は用意されていません。ただし、無料アカウントの開設は可能です。
有料版
クレジット表記:不要
無料アカウントを開設で使える機能
- フォルダを作成する
- 透かし入りのプレビューをダウンロードしてプロジェクトで試す
- お気に入りのクリエイティブアセットを整理してチームやクライアントとフォルダーを共有する
できないこと
- 音源の再販または第三者への再ライセンスはできません
- 暴力を助長するような違法な目的で当社の音源を使用することはできません
- ロゴまたは商標など権利を主張するものとして使用することはできません。
要約
Storyblocksでは無料版のサービス提供はありません。また音源を使用する映像に認識できる人物や物が写っている場合は『権利関係を明確する必要がある』との記載もありましたので詳しくは要確認です。あと音源のページではAudioblocks.comというドメインに変わるのでStoryblocksのなかで展開されているサービスです。
▼ライセンスについて詳しく確認する
https://www.audioblocks.com/license
ZapSplat – Royalty Free Music Sounds
無料版
クレジット表記:必須
有料版
クレジット表記:不要
できること
以下のシチュエーションで使用できます。
- 映画、テレビ、ラジオ番組
- コマーシャル
- ラジオとポッドキャスト
- ゲームとアプリ
- ソフトウェア内
- ユーチューブの動画
- ブログとウェブサイト
- 学校プロジェクト
- プレゼンテーション、会議、展示会など
- 劇場公演とライブショー
- 作曲とパフォーマンス(有料版)
できないこと
- 音源を誰かと共有すること
- 音源を第三者へ配布する行為
- 音源の貸与、レンタル、サブライセンス、第三者への販売
- 音源を編集して販売または配布(新しい効果音を作成してはならない)
- 音源をダウンロードするためのリンクを共有する
有料版でできること
- 迅速なダウンロード – 音源3つをダウンロードした後に10分以上の待ち時間なし
- クレジット表記はしなくてもよい
- 高品質のオーディオファイル(.wavおよび.mp3)がダウンロード可能
- 毎週追加されるゴールドメンバー専用のサウンド数千
- 1ページあたりに表示される検索結果を最大100件まで拡張
- 音源を無制限の個人最適化されたリストとして整理
- 広告の表示をなくす
- 毎日追加される新しいサウンド(継続的に更新されるライブラリ)
- 毎月または毎年の寄付(いつでもキャンセル可)
- 教育機関およびマルチユーザー/代理店の割引き制度
要約
有料版は月額か年額の寄付という手法のZapSplat。
▼ライセンスについて詳しく確認する
https://www.zapsplat.com/license-type/standard-license/
Epidemic Sound – Royalty free music and sound effects
無料版
無料版は用意されていません。
有料版
クレジット表記:不要
できないこと
- SpotifyやiTunesなどのストリーミングプラットフォームに登録
- Epidemic Sound音楽のカバー/リミックスを配布する
- パーソナルプランで企業チャネルに使用
できること
- 標準ライセンスは、YouTube、ブランドコンテンツ、企業のビデオ、テレビやラジオ放送で使用可能
- FacebookやInstagramでEpidemic Soundの音楽を使用
- コマーシャルプランはフリーランサーとビジネスの両方が自分のビジネスまたはクライアントのためにサウンドトラックを使ってコマーシャルプロダクションを使用することを対象とする
- Visa、MasterCard、PayPalでの支払い
要約
一部の映像系ユーチューバーに好んで使われているかの有名なエビデミックサウンド。おしゃれ系な映像を公開しているYoutube動画の概要欄で見たことがある人もいるはずです。音源選びで困ったらEpidemic。
▼ライセンスについて詳しく確認する
https://support.epidemicsound.com/s/article/what-are-my-options-when-licensing-a-track
Production Crate – Royalty Free Music & Sound Effects
無料版
クレジット表記:不要
※1日あたり5ダウンロードまでに制限
有料版
クレジット表記:不要
できないこと
- 音源の譲渡は不可
- 音源の再配布や法律に違反する行為
- パーソナルプランで企業チャネルに使用
できること
- 商用または非商用のプロジェクトで自由に素材を使用
- 映画、テレビ放送、プロモーションビデオおよびコマーシャルで使用
- youtubeおよびvimeoビデオ、オーディオブック、ゲーム、ビデオで使用
要約
無料版でさえクレジット表記が一切不要の唯一無二サービス。今回紹介したなかではもっとも制限がない。
▼ライセンスについて詳しく確認する
https://www.productioncrate.com/questions-answers.html
まとめ
全サービスで共通しているのは有料契約を停止した後も「契約中にアップロードした動画はそのまま公開していてOK」としている点です。仮に契約中に公開した動画が『有料契約を止めた時点で使えなくなってしまう』のであれば過去の全動画を非公開にしなければならないので大変ですよね。
ただ、ルールが突然変わるパターンもあるので最終的に契約を進めるときは念のためよく調べましょう。おそらく論点は「有料プランの契約中に作って公開した動画なのかどうか?」になりそうですが、規約によってもルールは異なりますので詳しくは有料契約をする前にライセンス周りをあらためてチェックした方が安全です。
エビデミックサウンドは「契約中に公開した動画」は有料契約の解除後でも使って良いと明確に回答しているので多くの方に人気がある要因になっています。音源もプロのサウンドエンジニアが作り込んだレベルまで仕上がっています。音源選びで困っていた方はぜひ一度お試しくださいませ。
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