こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ワードプレスではメディアから画像をアップロードすると自動で複数サイズのイメージ画像が作成されます。たとえば「横4800px 縦3200px」の画像をアップロードすると以下のサイズが生成されます。
・150 x 150
・300 x 200
・1024 x 683
各々、サムネイル・中・大という名前で管理されています。フルサイズはアップロードしたままの大きさです。以下は最新エディター(Gutenberg)でファイルのアップロード後に画像サイズを表示した例です。
ちなみにClassic Editor(クラシックエディター)での表示が以下です。
1つの画像ファイルをアップロードするだけで自動生成される点は便利ですよね。ただ、運用テーマによってはフルサイズのみで良い場合や、逆にまったく違うサイズを作成したくなる場面も出てきます。
本日はフルサイズのみを残す方法をご紹介させていただきます。
ワードプレスで画像アップロード時の自動ファイル生成を止める方法
以下の記述で停止可能です。functions.phpに追記すればOK。カンタンですね。
function disable_upload_image_auto_sizing($new_sizes) {
unset($new_sizes['thumbnail']);
unset($new_sizes['medium']);
unset($new_sizes['large']);
return $new_sizes;
}
add_filter('intermediate_image_sizes_advanced', 'disable_upload_image_auto_sizing');
add_filter('big_image_size_threshold', '__return_false');
追記後はアップロードしたサイズ(フルサイズ)のみが追加されます。
もちろん、クラシックエディターも同様です。他のサイズは生成されていませんね。
別のカスタマイズで「サイズを指定して生成する方法」もあるのでまた別の機会にご紹介いたしますね。
まとめ
本日は「画像アップロード時のファイル生成を止める方法」を解説いたしました。
ワードプレスでは画像をアップロードすると裏側では色々なサイズが自動生成されますよね。もし「画像容量を圧縮できない環境」なら便利ですが、運営しているテーマによっては使わないサイズも出てきます。不要な画像データが増えて溜まっていくとサーバー容量を圧迫してしまうので状況に応じて止めてしまいましょう。
お困り時はぜひお試しくださいませ。
補足
アップロードする画像のサイズによっては「サーバー上に他のサイズもまとめて自動生成される」こともあるので念のためにすべてを停止する方法も載せておきます。いくつかのサイズを追加すればOKです。
function disable_upload_image_auto_sizing($new_sizes) {
unset($new_sizes['thumbnail']);
unset($new_sizes['medium']);
unset($new_sizes['large']);
unset($new_sizes['medium_large']);
unset($new_sizes['1536x1536']);
unset($new_sizes['2048x2048']);
return $new_sizes;
}
add_filter('intermediate_image_sizes_advanced', 'disable_upload_image_auto_sizing');
add_filter('big_image_size_threshold', '__return_false');
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