ワードプレスとソーシャルメディアを掛け合わせて集客を仕掛ける分散型オウンドメディア

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

本日は当研究所で理想としている「コンテンツマーケティング」について解説させていただきます。まず第一に僕たちはコンテンツマーケティングのなかでも「分散型オウンドメディア」を得意としています。

ワードプレスとソーシャルメディアを掛け合わせた集客が基本の分散型オウンドメディアとは

分散型オウンドメディアについて

念のために補足しておくと“オウンドメディア”は「あなた自身の情報発信メディア」です。オウンドメディアは人によって解釈が異なるので、シンプルに『情報を発信するための専用媒体』だと考えてください。

基本的に分散型オウンドメディアは「1つに依存しない」という考え方が元になっています。たとえばあなたがWordPressで運営しているホームページを持っているとしましょう。そして、もし検索エンジンだけに頼って集客に取り組んでいるとしたら検索エンジンの順位が入れ替わったらすべての状況が一変しますよね。

もちろん、良い意味も悪い意味でも「検索エンジンの順位入れ替え」は全部をひっくり返すくらいのインパクトがある出来事です。長年サイト運営をしてきた方なら過去に検索順位を落とした経験もあるかもしれません。わかりやすく言えばこういった状況は『検索エンジンのみに依存している』ため起こります。仮にYoutube動画の広告収入だけに頼っている場合も同じく「広告収益のみに依存している」と言えます。

そこで「分散型オウンドメディア」です。頭文字に「分散型」とある通り、オウンドメディアとしての機能を持ちながらもリスク分散をしているのが最大の特徴。オウンドメディアでのリスク分散では「検索エンジンからHPへのアクセス流入がなくなった際」に『別の選択肢を残しておく工夫』が重要となってきます。

もっともベターな方法は「WordPressのホームページ×メールアドレス」です。

WordPressサイト×メールアドレスの運営形態とは?

サイト設計としては「サイトへのアクセス時にメールアドレスを登録してもらう流れ」を準備しておき運営を繰り返しながら少しずつ顧客リストを蓄積していく仕組みを取り入れます。そうすれば万が一検索エンジンからのアクセスがなくなったとしても顧客リストが1000件あれば直接メールでアプローチができます。

配信したメールを経由してサイトに1000件のアクセスがあれば「一定のアクセス数が見込めるサイト」として検索エンジンに再認識されるため検索順位の評価が戻る傾向もあります。有名なたとえ話で「江戸時代に商人が火事に出くわすとお店から真っ先に顧客台帳を持ち出した」という逸話がある通り、不慮の問題が発生したとしても『顧客台帳』があればお店を立て直せるので【何より重要】と考えられています。

インターネットでいう顧客台帳は『メールアドレス』です。最近であればLINEへのフレンド登録、Twitterのフォロワー獲得などもある意味での顧客リストと言い換えられます。つまり「分散型オウンドメディア」は検索エンジン経由のアクセス以外にも“別の連絡手段”を確保しておく理にかなったシンプルな仕組みとなります。

TwitterもInstagramもYoutubeもコンテンツの本質は同じ

今盛り上がっているソーシャルメディアに「Youtube」がありますよね。TwitterもInstagramもYoutubeも『コンテンツを発信してフォロワーを集める』という部分では共通です。違いは扱うコンテンツの種類。

Twitterは主にテキスト、Instagramは画像、Youtubeは動画を扱っています。そして利用者の年齢層も違います。TwitterとInstagramは20代がメイン。そしてYoutubeは40代の利用がメインです。ちなみに男女比でも違いがあってTwitterとInstagramは女性が多くYoutubeは男女が約半々です。Youtubeはほんの少しだけ利用者に男性が多いという特徴も持っています。各サービスをあらためて比較してみると傾向が違っていて面白いですよね。

僕たちは「WordPressとメールアドレス」を掛け合わせた分散型オウンドメディアの運営を推奨していますが、メールアドレスではなく「LINE」を選ぶ方もいらっしゃいます。もちろんメールアドレスとLINEの両方を登録できるように運営する方もいらっしゃいます。あえて「WordPressサイト+Twitter」を選ぶ場合もあります。何を選ぶかは自由ですが、実際は配信コンテンツとの相性が何よりも重要となっています。

なぜ「Contents is King(コンテンツは王様)」なのか

WordPressサイトではページ内に「Twitter・Instagram・Youtube」を自由自在に貼り付けることもできますし、コンテンツを配信する方法に縛りがありません。僕たちがコンテンツを毎日更新しつづけているのにも明確な理由があります。コンテンツは“情報”なので記事を作っておけば後から動画にすることも可能だからです。

もしコンテンツを届けたい年代が若ければ「WordPress+Instagram(Twitter)」だったり、逆に40代以降をターゲットにするのであれば「WordPress+Youtube」という組み合わせも集客効果が高くなります。ただし、どのソーシャルメディアを選んだとしても時代に合った流行り廃り(mixi→Facebookへの移行など)があるので長期的な安定面では「メールアドレス」が一番というのが僕たちの最終的な結論です。

マッキンゼーが行なった最新調査でも『メールがもっともコスパの高い営業方法』だという結果が出ています。Facebookへの投稿1回とTwitterへの投稿1回を足したうえで、さらに40倍効果があるのがメールです。

どんな時代も“コンテンツ”は配信方法に影響されない

どんなソーシャルメディアも「コンテンツの本質」は変わりません。コンテンツはあくまでも「情報の塊」でしかないので、配信方法に何を選ぶかは情報からの逆算で選ぶのが正しいです。つまり、配信手段が「文字か画像か動画か」という点はあなたが運営していくサイトのコンセプトに最適な方法を選べばOKと言えます。

YoutuberもInstagramerもインフルエンサーとして活躍している人たちは例外なしに「自分というコンテンツ」を量産しつづけている人たちなので、コンテンツは企画にすべてがかかっています。実際のユーザー目線でコンテンツを見ると「文字派」もいれば「映像派」もいるので配信方法は多ければ多いほど利用者は増えます。

まとめ

どんなビジネスを進めるにしてもリスク分散は基本です。余計なことに意識を取られると集中するのがむずかしくなるので1つに頼りたくなる気持ちもわかりますが将来を見越すと外せない考え方とも言えます。

すでに運営しているホームページがあればメールアドレスを登録する仕組みを導入したり、メールアドレスの登録からフォローメール配信まで可能な仕組みを導入するのも効果的です。転ばぬ先の杖として先手必勝で対策を打てるともしトラブルが合った際も安心でしょう。何かが起こってからでは遅いのでぜひご検討ください。

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