ワードプレスをサーバー移転したら気をつけておきたい5つのルール

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

本日はワードプレスのサーバーを変更した後の注意点を解説させていただきます。

念のために当サイトがおすすめする2大レンタルサーバーをご紹介いたします。アカウントを開設する手順1つ1つをすべてステップ形式でまとめていますのでご安心くださいませ。スマホ完結も可能です。

【スマホで完結】エックスサーバーで新規アカウントを開設する手順

もう1つがミックスホスト 。ドメインを追加するとSSL証明書が裏側で自動生成される仕組みです。当サイトは昔エックスサーバーを使っていましたがミックスホストが登場してからずっと愛用しています。

Mixhost(ミックスホスト)でレンタルサーバーを開設する手順

以下では「サーバー移転後の注意点」をまとめておきます。

ワードプレスをサーバー移転したら気をつけておきたい5つのルール

重たいサーバーから高速なサーバーに移転するとウェブサイトは快適になります。

ただし、レンタルサーバーは「ワードプレスのシステム自体を動かしている環境」なのでいくつか注意しておかなければならない点があります。本日はざっと要点をまめさせていただきます。

ぜひお目通しくださいませ。

1. ネームサーバーの切り替え後は浸透に時間がかかる

有名な話ですがレンタルサーバーでは各社ネームサーバー設定が異なります。

たとえばエックスサーバーとミックスホストではネームサーバーをわけなければドメインが正しく動きません。カンタンに言えば取得した独自ドメインに対して「サーバー業社が指定するネームーサーバー値」を指定しなければドメインとレンタルサーバーを紐づけることができません。

サーバー移転後に「ネームサーバー変更」すると切り替わるまでに最大24〜48時間かかると言われています。実際は数時間で反映されますが『閲覧ユーザーがどういったサーバーを経由してウェブサイトにたどり着いているかわからない』ため“浸透”という言葉を使っているわけです。

特にWi-Fi通信ではキャッシュやクッキーを拾いやすく、最新情報のキャッチが遅れる場合もあります。新サーバーに移転しても旧サーバーと接続してしまうユーザーもいるので注意しておきましょう。

スマホはWi-Fiを切って4G回線へ切り替えると新サーバーにつながりやすいです。

2. メール使用時はメーラー側の設定も確認する

独自ドメインのメールアドレスを発行しているなら特に注意が必要となります。

理由は「サーバーを移転した後はメールを送受信するサーバー自体が変わるから」です。さらに会社PCでメーラーを使っている場合はメールソフト内の設定を見直さなくてはなりません。

移転するレンタルサーバーによっては「メールソフトの設定を変更しないまま受信できる」ケースもありますが基本的には変更が必要です。メールサーバーにドメイン名を直接入力できるサービスもあれば、レンタルサーバーが割り当てるサブドメイン形式のURLを入力するパターンもあります。

移転前後のレンタルサーバーが両方とも「独自ドメインでのメールサーバー入力を採用している」なら気にする必要はありませんが、メールソフト内の設定が完全一致するパターンはほぼほぼありません。

新サーバー側でも「旧サーバーと同じパスワードでメールアカウントを発行」すれば変更も最小限で済むので移転時はできるだけ作業が増えないように心がけましょう。メールサーバーはなかなかの曲者です。

3. メール配信システムは正しく動いて処理できているか

レンタルサーバーによっては試用期間はメール配信機能に制限がかかっています。

移転先のレンタルサーバーが試用期間ならメール配信システムが動いていないかもしれません。サーバーを移転した後はメール配信チェックを念入りに行いましょう。お問い合わせフォームも見落とし厳禁です。

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・メールアカウントの作り忘れはないか?
・お問い合わせフォームは動いているか?
・自動返信メールは正常に届いているか?

もし正しく受信できていればOKです。最低でも3度はチェックしておきましょう。

4. サーバー移転前のデータをバックアップを大切にする

移転前のレンタルサーバーに舞い戻る可能性を考えるとバックアップデータは必須。

新サーバーに移転してから「特定の機能が動かなくなった」といったトラブルも移転あるあるです。漏れずミスなく完璧な手順で移転するのは当然として「サーバー側の仕様で動かない」パターンもあります。

ひとことでサーバーと言っても導入されているソフトウェアは多種多様です。また複数のソフトウェアが混在して動く少し変わったサーバーもあるので移転後のチェックは念入りに行っておきましょう。

5. 移転後のパフォーマンスチェックも欠かさない

サーバー移転後は「ウェブサイトの表示が軽くなる(高速化)」ことが多いです。

しかし、逆に選ぶレンタルサーバーを間違えてしまうと遅くなる場合もあります。移転後に管理画面の操作をしっかりと試して問題ないか確実に試しましょう。高速と言われているサーバーでも「格納される先に当たり外れがある」のがレンタルサーバー。移動申請もできるのでパフォーマンスの確認もしっかり行なってください。

移転前と移転後の操作感をよく比較して「重さ」を覚えておくのがおすすめです。

まとめ

本日は「ワードプレスをサーバー移転した後の注意点」を解説いたしました。

特にネームサーバーの切り替えで旧サーバーに接続されて表示が崩れたり、古い記事が表示される現象はよくあります。先述した通りWi-Fi環境ではキャッシュデータやクッキーを読みやすいので注意が必要です。

サーバー移転をご検討されている方はぜひともご参考くださいませ。

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