こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ワードプレスの使い方は運営サイトによってさまざまです。個人的に使うためのブログサイトもあれば、アカウント作成を許可したユーザーのみ参加できるサイト、または不特定のユーザーが自由に投稿できる投稿型サイトなど自由自在にカスタマイズができます。運営規模や使い方は人によって異なりますよね。
もし仮に来訪者に「アカウント作成を許可(会員制サイト化)」していると、参加ユーザー側が「初回に登録したメールアドレス」を「新しいメールアドレス」に変更する場面が出てきますよね?ワードプレスではユーザー側が「メールアドレス」を変更すると以下のメッセージがメールで配信される仕組みになっています。
ちなみに「アカウント作成を許可していない」場合でも、各ユーザーごとで設定しているメールアドレスを変更したら「変更前のメールアドレス宛」にメールアドレス変更のお知らせメールは届きます。
メールアドレス変更時に届くメール内容は上記の通りでとても丁寧な内容ですが、運営しているサイトによっては「文章を編集してから配信」した方が、利用者ユーザーにとっては親切な場面もあるでしょう。
メール文面のカスタマイズ方法はとてもシンプルです。導入テーマのディレクトリ(フォルダ)内にある「functions.php」に下記を追記するだけでOK。もし親テーマのアップデートを考慮して「子テーマ」を使って運用している場合は子テーマ側のディレクトリ内の「functions.php」へ追記してください。
/*---------------------------------*/
//ユーザーがメールアドレスを変更した際に届くメール本文の変更
/*---------------------------------*/
add_filter( 'email_change_email', 'custom_email_change_email' );
function custom_email_change_email( $email_change_email ) {
$subject = '【' . get_option( 'blogname' ) . '】 メールアドレスが変更されました';
$message = '###USERNAME###様' . "\n";
$message .= "\n";
$message .= 'こんにちは!' . "\n";
$message .= 'XXXです。' . "\n";
$message .= "\n";
$message .= 'メールアドレスが###NEW_EMAIL###へ変更されました。' . "\n";
$message .= "\n";
$message .= '心当たりがない場合は下記のメールアドレスよりサイト管理者宛にご連絡ください。' . "\n";
$message .= '###ADMIN_EMAIL###' . "\n";
$message .= "\n";
$message .= 'このメールは「###EMAIL###」へ送信されました。' . "\n";
$message .= "\n";
$message .= "\n";
$message .= "\n";
$message .= '☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆' . "\n";
$message .= '###SITENAME###' . "\n";
$message .= "\n";
$message .= 'URL:###SITEURL###' . "\n";
$message .= '☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆';
$email_change_email['subject'] = $subject;
$email_change_email['message'] = $message;
return $email_change_email;
}
上記をfunctions.phpに追記した後に、サーバーへアップロードしましょう。正しくデータを更新できた後は、ユーザーが自分のメールアドレスを変更すると下記内容のメールが届きます。文面が反映されていますね。
ちなみに、function.phpへ追記した状態は下記となります。<?php
で始まって?>
で終わるのが基本的な書き方となっていますのでソースを差し込む際はご注意くださいませ。テーマによっては「functions.php」にたくさんの記述が書き込まれてる場合もありますので慎重に行いましょう。
実際の文章は提供するサービスによって調整する必要がありますので、適宜ご変更くださいませ。なお、functions.phpのファイルを編集する場合は記述ミスがあればサイトへのアクセスができなくなりますので不慣れな場合は必ずバックアップを取り、いつでも戻せる状態で作業を進めるようにしましょう。
ちなみに、本文内で使える変数(###SITENAME###)などは以下が使えます。
▼ユーザー名
###USERNAME###
▼管理者メールアドレス
###ADMIN_EMAIL###
▼変更後のメールアドレス
###NEW_EMAIL###
▼変更前のメールアドレス
###EMAIL###
▼サイト名
###SITENAME###
▼サイトURL
###SITEURL###
上記内容とはまた別の話になりますが「管理者のメールアドレス」を変更する手順もあります。ワードプレスには各発行アカウントに紐づいたメールアドレスと、ワードプレス全体の管理者用メールアドレスがあります。
お困りの状況に合わせてチェックくださいませ。
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