
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
さて本日は複数のワードプレス運営者あるあるとしてパスワードを紛失してしまったときの対策方法についてカンタンに解説させていただきます。すべてのワードプレスで同じログインIDとパスワードを設定していればパスワードを紛失する心配はありませんが、全部を共通にしておくのはセキュリティ的にはNGです。
ただ、もし「どうしても共通のパスワードで管理したい!」など特殊な状況であれば「管理画面にベーシック認証機能」を足してダブルガードにしておけばログイン突破もされづらくなり少し安心感が増します。
目次
ワードプレスにログインするパスワードを忘れたときの強制再設定手順
本日はワードプレスにログインするパスワードを紛失してしまったあなたに向けて強制的にパスワードを上書きする方法をご紹介いたします。手順は「データベース上からパスワードを上書き」する流れです。
パスワードを変更する基本的な流れ
ワードプレスのログインパスワードを変更する流れは以前に解説した「ユーザー名を変更する手順」とほとんど同じです。ユーザー名が管理されている同じテーブルにあるパスワードから変更すればOKです。
データベース情報を確認する
本記事はミックスホストで解説を行います。データベース情報はwp-config.phpにあります。
中を開くとデータベース情報が確認できます。
phpMyAdminにログインする
ミックスホストであればサーバーのコントロールパネルから直接phpMyAdminが開けます。そしてミックスホストではすべてのデータベースが1箇所に表示されるので同じ名前のデータベースを探せばOKです。1箇所にまとめて表示されないサーバー(Xserver等)もあるためその際は「サーバーが指定するphpMyAdmin」にアクセスして「データベース情報のユーザー名とパスワード」を入れたら一覧が開きます。
該当のデータベース名をクリックしたら「wp_users」のテーブルをクリック。
次に「user_pass」を見つけてください。右側にはハッシュ化されたパスワードが入っています。ハッシュ化されたパスワードからはパスワードを洗い出せないので新しく上書きしていきましょう。
パスワードを上書きする
セレクトボックスで「MD5」を選択して新しいパスワードを入力しましょう。
その後に「実行」をクリック。
パスワードの上書きが実行されると下記のメッセージが表示されます。
ログイン画面開く
パスワードの上書きが完了したらいつも通りログイン画面を開きましょう。管理画面のログインURLはインストールした環境によっても異なりますが「/wp-admin」か「/wp/wp-admi」のパターンが多いです。
http://example.com/wp-admin
管理画面が開いたらユーザー名と新しく上書きしたパスワードを入力。
無事ログインできたら完了です。パスワードを忘れないようにメモ帳にコピーして大切に保管しましょう。
まとめ
本日はワードプレスでパスワードを紛失した場合の強制変更手順について解説いたしました。いつもお伝えしていますが「データベース」には重要なデータがたくさん格納されています。データベースを触る作業はできるだけ慎重に行ってください。近くにエンジニアがいる状態で行なとより安全です。ぜひお試しください。
最新式の無料プラグインを事前公開
WordPressは公式サイトに登録済みのプラグインだけで全機能を補足しきれません。当サイトでは使いやすさを追求した魅惑的なプラグインを無料でダウンロードいただけます。運営ホームページのマーケティング力をさらに高めるチャンスです。まずは無料でDLしてお試しくださいませ。
→ 改良されたプラグインを確認する