ワードプレスで運営しているホームページ内に掲示板を設置する方法

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ワードプレスで運営中のホームページに「ユーザーが書き込める機能」を導入する方法はご存知でしょうか?来訪ユーザーが書き込めるサイトとして有名なサービスに「価格ドットコム」がありますよね。価格ドットコムでは来訪者が「商品に対する口コミや気になった内容」を自由に書き込める機能を搭載しています。

一般的には「来訪者が書き込めるサイト」を「ユーザー参加型サイト」と呼びます。ユーザー参加型サイトは別名でフォーラム型サイトとも呼ばれていて、不特定多数の参加者をサポートする仕組みを指します。ワードプレスでは「bbPress」という高機能の無料プラグインを使えば「フォーラム機能」を瞬時に導入ができます。

実はWordPress公式の「フォーラム(サポートサイト)」でもbbPressが使われています。ワードプレス公式サイトのサポートフォーラムでは日々世界中から多くの書き込みがあります。カンタンに言えば「問題を解決したい初心者さんが悩みを書き込んで、知識のある開発者が答えやヒントを共有する」という場所ですね。

ワードプレスで運営しているホームページ内に掲示板を設置する方法

bbPressを動かすには当然ですが、「ワードプレス本体」が必要なのでインストールを行います。もちろん、すでにワードプレスが動いている状態であればプラグインのみのインストールだけでOKです。なお、プラグインの設定については「bbPressのインストール」で解説しておりますので目次から飛んでください。

WordPress本体をインストールする

今回の手順では「SEOランディングページ」を使って解説させていただきます。以下ではミックスホストを使って自動インストール機能から「https://sampletest.org/bbs」にワードプレスをインストールしています。

以下はワードプレスの自動インストールツール画面です。本記事ではドメイン設定方法など細かな手順は省略しております。自動インストールの詳細手順は前回に別記事「ミックスホスト(Mixhost)にワードプレスをインストールしよう」で書いていますので手順を追って行いたい方は併せてご参照くださいませ。

以下ではワードプレス最新バージョン「5.4.2」と、SSL対応の「https://」と独自ドメイン「sampletest.org」でディレクトリは「bbs」と指定しました。パスワードは鍵マークから発行可能(変更済み)です。

入力後に「インストール」をクリック。

インストールが実行されます。

完了したらURLをクリックして管理画面に入りましょう。

以下が管理画面にログインした状態です。

ワードプレス本体のインストール作業が完了したので次はテーマのインストールを行います。

掲示板運営用のテーマを導入する

本手順では「SEOランディングページ」のテーマを使って導入テストを行います。ワードプレスをインストールした直後は標準(デフォルト)で入っているのテーマもあるので必要に応じてご変更くださいませ。

テーマに「SEOランディングページ」を追加する手順は前回に別記事に書きましたのでご参照ください。

▼テーマインストールは第4項目をご確認ください(記事にリンク)
https://wp-labo.com/seo-landingpage-new-wordpress-install/#i-4

インストールが完了すると以下の画面が表示されます。なお、SEOランディングページ(有料版)の最新バージョンは「2.0.1」なので最下部に「SEO Landingpage 2.0.1」と表示されていればOKです。

bbPressをインストール

次は掲示板機能を導入する無料プラグイン「bbPress」のインストールを進めましょう。

キーワード検索で「bbPress」と入れると表示されるので「今すぐインストール」をクリック。

インストールが完了したら「有効化」をクリック。

以下のメッセージが表示されたら完了です。

管理画面内に「bbPress」用のメニューが追加されています。もし表示されない場合は一度ダッシュボードをクリックするか、右クリックで「再読込み」を行えばページ側が更新されて追加が反映されます。

ちなみに「設定」のなかにもフォーラムという設定が追加されています。

bbPressの使い方

bbPressプラグインをインストールして有効化すると「/forums」というディレクトリが基準で「bbPress」が動くように自動設定されます。本記事ではワードプレス本体を「https://sampletest.org/bbs」にインストールしているので「https://sampletest.org/bbs/forums/」にアクセスすれば掲示板機能が動作いたします。

次に「掲示板の構成」が必要です。カンタンに言えば掲示板を運用するルールです。たとえばサポートフォーラムを運営するにあたり以下のような設計が考えられます。例として以下の3つで構成いたしました。

・基本的な質問の掲示板
・お悩み相談の掲示板
・要望・報告の掲示板

サポートフォーラムを使用するユーザー(来訪者)の求めている内容が明確な場合は先に分けておくとサポートフォーラムが散らかりにくくなります。具体的な質問と手前の悩みを分けるなど工夫しましょう。

書き込みは「ユーザー登録を必須」にするか、アカウント作成(ユーザー登録)なしにするか選べます。もし登録を不要にするのであれば「設定 > フォーラム」から以下をON(有効)にすればOKです。

チェックを入れなければ「ユーザー登録がなければ書き込めない掲示板」として運営できます。たとえば社内の人だけがアクセスできるサイト(イントラネット等)であればアカウントなしの運用もありかもしれません。仮に社内じゃなく「一般公開するサイト」だとしても「スパム対策プラグイン(Akismet)」を併用するなど迷惑な書き込み行為を事前に防ぐ措置をとっていればユーザー登録なしでも十分な運用が可能です。

掲示板を設定するコツ

上記では管理画面で「フォーラム」を3つ作っています。

ちなみに「各フォーラム内」の詳細画面では細かな設定が可能です。上記では3つともに種類を「フォーラム」としていますが、フォーラムをカテゴリーとして登録して、フォーラムを子としてぶら下げることも可能。このあたりは1サイトのなかで将来的にどんな掲示板を運用していくかで大きく設計基準が変わってきます。

参考までに以下は「配布中のワードプレステーマ」というフォーラムを「種類:カテゴリー」として登録して、残りのフォーラム2個を「子」としてぶら下げた状態です。“配布中のワードプレステーマが”「親」です。

上記で設定すると掲示板の状態は以下に変わります。1つのなかにフォーラムが複数ぶら下がっていますね。

親フォーラムにあたる「配布中のワードプレステーマ」が「種類:カテゴリー」となっています。

このようにフォーラムを「カテゴリー」として使えば、複数のフォーラムを子としてぶら下げられるのであらゆる掲示板の構造を再現可能です。すべてフォーラムにしても問題ありませんので好みでOKです。ちなみに種類にカテゴリーを選んでいるフォーラムではトピックが作れないので「親」に選ばないと機能しません。

公開状態では「非公開」と「非表示」が選べます。非公開(private)で「登録メンバー限定のフォーラム」、そして非表示(hidden)で「管理者限定のフォーラム」を作れるようになっています。

設定次第でさまざまなフォーラムが作れるのがbbPressの最大の特徴です。相当多機能なプラグインなので運営したい掲示板に合わせた最適な設定を作らなければなりません。以下は匿名での書き込みができる状態。

もしユーザー登録なしで書き込める運用であれば、上記のようにトピックに対して誰でもコメントが書けます。さくっとカンタンな掲示板を運営したいときに「bbPress」は最適なプラグインになりそうですね。匿名の箇所にあったチェックを外して「ユーザー登録必須」にするとログインしなければ書き込みができません。

ちなみにユーザー登録は「設定 > 一般」から以下を有効にするだけでOKです。

掲示板を運営するにあたり、ユーザー登録を自動承認ではなく「管理者による承認制」にしたいとか、新規ユーザー登録があったときにユーザーに自動送信するメール内容を変更したいなど細かい点を考え始めると色々とカスタマイズしたくなる箇所も出てきますよね。まずは必要としている機能を洗い出すのがベストです。次回の記事ではユーザー登録画面やログイン周りなどを中心に記事を作って公開させていただきます。

まとめ

掲示板の運用は意外と奥が深いです。匿名で投稿ができれば参加のハードルも下がるため掲示板としては盛り上がりやすくなります。ただし、手軽に参加できる反面で荒れやすくなるのも事実。価格ドットコムでもユーザーはアカウント作成(ユーザー登録)が必須です。掲示板として使うのではなく「ユーザー参加型コンテンツ」としてうまく活用できれば参加者の手によってホームページ内のコンテンツを作成することも可能です。

個人的な意見としては「ユーザー登録必須」で掲示板を運営した方が、掲示板を活用しているコミュニティ全体が健全になる気がしています。手軽に参加できる「匿名性」を用いるか「ユーザー登録を必須」とするかは目的次第ですが、どのみち「メールアドレスは必要」なのでそれほど違いがないといえばそうかもしれません。

実際は「どんな掲示板を運営したいか」によって最適な設定方法は変わってくるはずです。主に管理者が回答するサポートサイトとして使うのか、ユーザー同士の書き込みをメインとしたユーザー参加型コンテンツを運用するのかこの2つでも方向性は180度違ってきます。運営したいサイトのゴールから逆算しましょう。

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