ワードプレスでホームページを作るときに注意する点

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

本日はワードプレスでホームページを作るときの注意点をご紹介いたします。本記事ではホームページに絞って注意点を解説させていただきます。一般的な企業向けウェブサイトが「ホームページ」です。

ワードプレスでホームページを作るときに注意する点

ワードプレスでは主に「投稿と固定の2種類」でコンテンツを管理しています。

投稿はブログの記事ページ、固定はそれほど更新しないページに使うのが一般的です。あとワードプレスでは好きな数だけ「カスタム投稿タイプ」を自由に追加できるので個別のコンテンツも追加できます。

ワードプレスでホームページを立ち上げるときの注意点

以下では一般的なホームページを作るときの注意点をまとめています。

1. コンテンツの管理方法を決める

ホームページにどういったコンテンツを掲載するかはもっとも重要です。

・トップページ
・ごあいさつ
・私たちについて
・こだわる3つの理由
・お問い合わせ
・ブログ

たとえば上記の通り6ページの構成だったと仮定しましょう。ワードプレスで各コンテンツを修正できる状態に仕上げるとすれば以下の管理がベーシックです。固定ページが5つと投稿ページが1つですね。

<固定ページ>
・トップページ
・ごあいさつ
・私たちについて
・こだわる3つの理由
・お問い合わせ

<投稿ページ>
・ブログ

もし仮にトップページ内に「サイトからのお知らせ」を入れるのであれば「カスタム投稿タイプ」でお知らせを作って独自の管理メニューを追加するのがおすすめです。ただ、カスタム投稿タイプはワードプレスの標準スマホアプリでは管理できないのでその点だけは注意しておきましょう。

将来的にワードプレス標準スマホアプリが「カスタム投稿タイプ」に対応すればよいのですが、対応するかどうかはわかりません。なのでカスタム投稿タイプを使わずにお知らせはブログ内にカテゴリー(お知らせ)として投稿する方法もありです。カテゴリーはワードプレス標準スマホアプリでも読み込めるので安心です。

コンテンツをどう管理するかはワードプレスを構築するうえでの基本設計となります。カスタム投稿タイプは便利ですが完璧というわけでもありません。管理設計は掲載するコンテンツから逆算してください。

2. お問い合わせや申し込みフォームの設置について

ワードプレスではプラグインでカンタンにフォームを設置することができます。

フォーム導入方法はたくさんあります。フォームは実装したい機能に応じて選ぶようにするのがおすすめです。

・自動返信メールを利用者と管理者の両方に送信したい
・フォームの送信前に確認画面を挟んで使い勝手を向上したい
・お問い合わせ時にアクセス解析で成約率を測定したい
・自動返信メールを個別のメールアドレス宛てに送りたい
・自分自身でも後からフォームを追加できる仕様にして欲しい
・画像認証でスパム対策を導入して効率的に運用したい
・送信があったフォームのURL情報をメールで受け取りたい
・利用者のIP情報やブラウザ情報もわかるようにしたい

ざっと洗い出しただけでも上記の要望が出てきますよね。導入するフォームによってはカスタマイズが前提で作られていない場合もあるので最終的な目的から逆算してフォームを選ぶ必要があります。

3. コンテンツ作成に外部プラグインを使うのかどうか

ワードプレスには便利なプラグインが揃っています。

有名どころで言えば「Elementor」。他にもコーナーストーンなどがあります。プラグインを導入すればワードプレス内に表示されている投稿や固定ページのエディターが専用の仕様に切り替わります。

投稿は標準のエディターを使うのが一般的ですが、ブログ記事も作り込みたいというご要望があれば投稿内のエディターにも専用のエディターを入れて自由にページを組み上げられる仕組みが必要です。

操作パネルは基本的に英語ですが直感的に使えます。ひと手間加えると表記を日本語にもできます。

作ったデザインはプリセットに保存しておけば後から使いまわせます。

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4. クライアントに譲渡する権限をどうするのか

ワードプレスには「権限」という考え方があります。管理画面内で更新作業を行う際にどこまでの操作を委ねるのかという部分です。すべてを渡すに越したことはありませんが、プラグインの追加や削除権限まで渡すと操作ミスでトラブルに発展する可能性も出てきますよね。このあたりの線引きは重要です。

・管理者
・編集者
・投稿者

権限には寄稿者や購読者も含まれますが、コンテンツを管理するという意味では「管理者・編集者・投稿者」の3つがメインとなります。投稿者の場合は管理画面に表示されるメニューが少なくなります。

5. どういったテーマを使うのか

ワードプレスにはあらゆるテーマが揃っています。

無料テーマ、有料テーマ、独自テーマなどなど。無料テーマをベースにカスタマイズする方法もありますし、有料テーマをベースにしても構いません。もちろん、独自テーマを構築するのもOKです。

ただし、どのテーマを使うにしても実装されている機能はテーマによって違います。

SEO系プラグインの使用が前提になっているテーマもあれば、逆にSEOプラグインを入れると機能がバッティングするテーマもあります。どういったテーマを使うのかで使用するプラグインも変わってきます。

導入するテーマはたくさんの種類があるので悩ましいところですね。

まとめ

ブログだけでなくホームページやランディングページの運用まで柔軟にこなすワードプレスだからこそ立ち上げ前の事前設計が何よりも重要です。設計にはいくら時間をかけてもかけすぎではありません。

運営前のポイントとしては以下にわかれます。

1. コンテンツの作成に専用のエディターで自分自身で自由に組み立てていきたい
2. 決まったデザインのテンプレートに沿って文字入力や画像選択をするだけにしたい
3. 入力項目を順番に入力していくだけでページが完成する仕組みで使いたい

操作の難易度としては1がもっともむずかしく3に近づくほどカンタンになります。どういった運営スタイルを望むかでワードプレスは大きく設計が変わってきます。もしワードプレスでホームページを作りたいとお考えなのであれば上記内容を念頭に置いて一度情報を整理してみていただければ幸いです。

補足

もっとも費用を抑えて作るのであれば固定ページの編集もなくしてブログの更新だけに絞れば予算は最低限で組み上げられます。ワードプレスは柔軟なシステムなのでどう設計するかは自由自在です。

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