こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ワードプレスはすごいスピードで本体のアップデートが進んでいきます。数ヶ月前まではバージョン5だった本体も現在はもうバージョン6系となっていますよね。ワードプレスは世界各国に住んでいる天才エンジニアに支えられながら効率的に作業が進められているので驚くべき速度でどんどん新しい機能が追加されていきます。
本日はワードプレスで本体をアップデートするとレイアウトが崩れてしまう原因をご紹介いたします。
目次
ワードプレス本体をバージョンアップすると画面の表示がバグる理由
WordPressは「本体とテーマがあってようやくウェブサイトとして成り立つ仕組み」です。そのためひとことでアップデートと言っても「ワードプレス本体」と「適用テーマ(またはプラグイン)」の2種類があります。下記ではワードプレス本体側の影響でレイアウト表示がおかしくなる問題について解説をさせていただきますね。
1. プラグインやテーマが新バージョンWordPressに対応していない
ワードプレス本体をアップデートすると大元にあるエンジンが最新版に置き換えられます。そのためもし導入中のテーマやプラグインが最新版ワードプレスに非対応であった場合に動作しない可能性があります。
同時に気をつけた方がいいのが「テーマファイルの更新」です。もし子テーマ化せずにワードプレスを運営している場合は注意しておきましょう。親テーマにカスタムを直接行っているとすべて上書きされます。
もし「親テーマと子テーマの仕組み」を学ばれていなければぜひ併せて記事をご参考くださいませ。
2. 最新のPHPでしか動かないワードプレス本体に入れ替わった
過去のバージョンでは「ワードプレス5.2はPHP5.6以上が必須」になりました。ただし、ワードプレス5.1はPHP5.2.4でも動くので「5.1→5.2」のアップデートではサーバー内のPHPを確認する必要があります。
ワードプレス5.2のリリースと同時にPHPの最低必須バージョンが5.6.20が必須となりました。ワードプレス5.1からPHPバージョン5.6以下を使っているダッシュボード内に「PHPの更新通知」が表示されています。
もしサーバー内のPHPが5.2.4であれば「ワードプレス5.2」へのバージョンアップ後にPHPのバージョンが足りずに動かないという状態に陥りますよね。ワードプレス本体のアップデートは慎重に行いましょう。
3. WordPress本体のアップデート処理が正しく実行されなかった
意外と多いのがアップデート中の失敗です。下記の通り失敗率も発表されています。
・4.7.0 = 0.0719%
・4.7.1 = 0.0055%
・4.7.2 = 0.0019%
アップデート中にネットワーク通信が途切れる可能性など色々な原因が考えられますよね。アップデートは必ずしも100%うまくいくというわけではありませんので実行前のバックアップ作業は必須となります。
まとめ
本日は「ワードプレス本体のアップデートでレイアウトが崩れる原因」を解説させていただきました。
以前に別記事で「テーマバージョンアップでの表示崩れ」についても書いていますのでぜひ併せてご参考くださいませ。ワードプレス本体のアップデートとテーマファイルのバージョンアップは異なりますのでどちらが原因かも含めて両方ご一読いただけますと幸いです。どちらの更新を行うにしてもバックアップは必須です。
更新時はぜひご参考ください。
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