
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
ワードプレスでサイト運営している際にコメント欄を有効活用できるとよりウェブサイトが盛り上がります。しかしWPはインストール直後の標準状態ではコメント投稿時のメールアドレス入力が必須です。
必須の解除は管理画面から行えますが任意へ変更するだけでは少し物足りませんよね?メールアドレス入力を任意に変更してコメント投稿のハードルを下げても入力欄が残っていると印象がよくありません。
いくら不要でも「入力欄が残っている」だけで閲覧者にとっての心理ハードルは高く感じるはずです。本日はコメント欄のメールアドレス入力必須を解除する方法と入力欄を非表示化する方法をご紹介。
まずは投稿ページに表示されているコメント欄を確認していきましょう。
ただコメントを投稿するだけなのに「4つも入力欄が存在する」のは閲覧者によってはなかなかのハードルです。まずは必須の設定を解除していきます。管理画面の「設定 > ディスカッション」をクリック。
ディスカッションが開くと以下の項目が見つかります。
次に「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」のチェックを外してください。
チェックを外したら最下部にある「変更を保存」をクリック。
変更が完了したらコメント入力欄を確認してみましょう。
無事、必須が解除されました。では次にフォーム入力部分を非表示にしていきます。あとコメント投稿者さんが必ずサイトを持っているわけではありませんので「サイト」の入力欄も一緒に消していきましょう。
今回はCSSを使って非表示化していきましょう。CSSで非表示する要素を指定するためにまずはデベロッパーツールを立ち上げます。メールアドレスの部分を選択して右クリックして「検証」をクリック。
すると、デベロッパーモードが立ち上がります。Elementsタブを開くとhtmlソースが表示されます。
文字タイトルから入力フォームまでは「div」というタグで括られています。
このclass「comment-form-email」をdisplay:none;すればメール入力欄が非表示化できます。
/* メールアドレスのエリアを消すCSS */
.comment-form-email {
display:none;
}
次に、サイトのエリアもチェックしていきましょう。
こちらはclassが「comment-form-url」でした。非表示化するCSSは以下となります。
/* サイトのエリアを消すCSS */
.comment-form-url {
display:none;
}
上記の二つをまとめて書く場合は以下です。
/* メールアドレスとサイトのエリアをまとめて消すCSS */
.comment-form-email,
.comment-form-url {
display:none;
}
では実際にCSSへ追記するために「外観 > カスタマイズ」を開きましょう。
次に「追加CSS」をクリックしてください。
追加CSSの入力欄が開いたら、最下部に以下を追記しましょう。
入力後に「公開」をクリック。
最後に「×」マークをクリックして閉じてください。
以上でメールアドレス欄とサイト欄が非表示になります。
コメント欄でメールアドレス入力を必須とするか任意にするか、または、入力欄に残す項目などは運営方針に合わせて調整ください。CSSで非表示化したくない場合は「functions.php」側でも削除可能です。
<?php
// コメントからメールアドレスとサイトのエリアをまとめて削除
function my_comment_form_remove($arg) {
$arg['url'] = '';
$arg['email'] = '';
return $arg;
}
add_filter('comment_form_default_fields', 'my_comment_form_remove');
?>
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