ウェブサイトにかならず設置すべきコールトゥアクション(CTA)

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WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。

CTAと聞いてパッと役割をイメージできたあなたは集客の中級者です。そんなあなたは当ページをチェックする必要もないでしょう。CTAの役割は閲覧者を成約へ結びつけるための「アシスタント」。アシスタントの“精度”は大切なのでいまいちよくわかっていなければ下記を引き続き読み進めてみてください。

ウェブサイトにかならず設置すべきコールトゥアクション(CTA)

コールトゥアクション(CTA)ってなに?

CTAは「Call To Action(コールトゥアクション)」の略称で日本語に直訳すると「行動喚起」です。ショッピングサイトで「お問い合わせはこちら」「今すぐ購入」「まずは参加する」など大きなボタンやリンクが「CTA(コールトゥアクション)」と呼ばれています。

ウェブサイトに訪れたユーザーが商品を購入したり、すぐにお問い合わせが出来るような利便性の向上などサイト運営者側が『成約率(コンバージョン率)アップ』を狙う際に必要となる要素です。

コールトゥアクション(CTA)の使い方

Call To Action(コールトゥアクション)の使い方の実例をあげてみましょう。

  • お問い合わせ
  • 購入
  • 無料レポートの請求
  • メルマガの登録
  • セミナーの申込み
  • お試しセットの申込み

この他、サロンや店舗であれば「予約する」「アクセス」などがあります。サイトで商品、サービスの説明をした後、ユーザーの消費意欲が高まっているタイミングで購買行動を促すのが正しい使い方です。

コールトゥアクション(CTA)はどこに置く?

ユーザーの消費行動のきっかけとなるCTAなので、目立つ位置に大きく配置して、目につきやすいカラー、文字(フォント)でサイト内に配置するのがもっとも効果的です。

ただ、単に目立てばいい、というものでもありません。サイトを閲覧しているユーザーにいきなり「購入はこちら」と大きなボタンを見せてもそれが、即購入につながるとは限らないからです。

商品の紹介、特徴などの説明とストーリーの中でユーザーの購入意欲を高め、そのタイミングでCTAを見せる必要があります。サイト内に複数のCTAを配置したり、適切なタイミングではない場所であったりすると逆に機会損失となります。あくまでも、自然な流れの中でボタンを配置する必要があります。

マーケティングの世界では「Fライン・Zラインの法則」というものがあります。チラシやサイトを見るユーザーの目線というのは、左から右に流れ、下に流れ、また左から右に流れるように視線が移る、という基本ルールです。この法則に従うなら、「CTA」は、より見られる「左」に配置するのが原則です。

逆に一連の流れを大切にする場合は、コンテンツ(読み物)を優先的に配置したうえで、最終的にユーザーの目線がたどり着く「右側」に配置した方がよいパターンもあるわけです。つまり、ベストな配置場所はゴール(目標)が何かによっても大きく異なります。

コールトゥアクション(CTA)の目的

ショッピングサイトであれば閲覧者に商品(サービス)を購入してもらうことが最終目的です。それと同じように「CTA」は、サイトに訪れたユーザーが最終的にとってほしい行動を促すことが最大の目的。有料サービスの紹介や高額商品であれば、まずは「資料請求」がサイトの目的になります。このようにサイトの内容、商品の種類によってユーザーへの訴求目的は異なり、それによってCTAの目的も違います。

1つのサイトで異なったジャンルのサービスや商品を並べる人は少ないでしょう。たとえば「資料請求」や「購入する」といった異なるCTAを同じサイトに配置することは本来の目的と合っていません。商品、サービスの種類に応じて適切な種類のCTAを配置するように心がけましょう。

CV(コンバージョン)とCTA(コールトゥアクション)

コンバージョン率は『ウェブサイトの目標に達した数』を『サイト閲覧者数で割った割合』を指し、成約率、またはコンバージョンレート(CVR)と呼ばれています。

例えば、1日に1,000PVの閲覧数があるショッピングサイトで実際に購入に至った人数(購入者数)が10人だったとすると、10人 ÷ 1,000PV/日 = 0.01で『1%』がコンバージョン率となります。

つまり、コンバージョン率が高いほど効率のよいサイトと言えます。アクセス数(閲覧者数)が話題になりやすいWebマーケティングですが、本来の目的は売上アップにあり『アクセス数=売上』ではありません。コンバージョン率の向上こそ、売上アップに直結します。そこで、CTAの出番です。

CV率を上げるCTAの具体例

では、どんなCTAがコンバージョン率を上げ、利益率の高いサイトとなるのでしょうか?

それは、先述の通り、

  • 大きく目立つデザイン
  • サイト内のストーリーに沿った位置
  • サイトの内容に適った目的

がセオリーです。

具体的な例で説明しましょう。雑貨品や日用品を扱うWebショッピングサイトの例です。商品は比較的低額で消耗しやすく買い替え需要が頻繁にあるものとした場合は、商品の説明は使いやすさや価格が特徴になります。サムネイル(アイキャッチ)の画像などもあるでしょう。

そうした日用品の場合は、即「購入」を促すCTAでも問題ありません。

ポイントは「購入する」ボタンが一ヶ所か複数ヶ所か、内容(文言)に「お得感」があるかと言ったところにあります。つまり「購入する」ボタンが商品ページに一ヶ所しかない場合は、ユーザーにとって購入タイミングも1回ですし、サイト運営者にとっては機会損失になるわけです。

かといって、過剰なまでに「購入する」ボタンが多いと、かえって不自然でユーザーの購入意欲をそぐ事になりかねません。ここでも「サイト内のストーリーに沿った位置」にCTAを配置する事が重要になってきます。商品の説明や価格についてのセールスポイントをページで紹介しながら、ストーリーに沿ってCTAを配置すれば、無理のない導線で複数回のCTAを置くことも可能です。

そして、もうひとつのポイントであるCTAの「内容(文言)」についてです。

日用品などの場合、商品の魅力と同時に価格もセールスポイントになります。そのため、CTAも「購入はこちら」と単に購入を誘導するに限らず、具体的な価格(数字)を示して「通常価格(¥500)よりもお得な特別価格(¥400)で販売」とした方が「お得感」があります。日用品、低額商品の場合、ユーザーはそうした「お得感」に魅かれてCTAをクリックする傾向にあるのを忘れてはなりません。

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ワンクッションを置くCTA

宝飾品、家電製品など比較的高額な商品や、サロン、エステなどのサービスを提供するサイトの場合は、また違った視点からCTAを考える必要があります。

高額商品やサービスの場合、ユーザーはページを見ていきなり購買行動は起こしません。他社と比較したり、慎重にサービスや商品を吟味したりした上で購入に至ります。そのため「購入」の前にワンクッションを置いた方が有効な場合があります。具体的な例で説明してみましょう。

サロンを紹介するサイトで、様々なコースがあり、その内容や価格も表示されています。サイトを閲覧しているユーザーは、コースを見て「予約する」ボタンをクリックするでしょうか?

まずは、自分に合った施術内容かどうか、サロンの空き状況や担当者の指名は出来るのか、といった「お問い合わせ」が本成約の前段階となるステップになります。

つまり「購入する」「予約する」の前にワンクッション「お問い合わせ」というステップを経て、ようやく「購入・予約」に至ります。いきなりクリックで購入するのではなく、「お問い合わせ」でメールや電話といった媒体を介する事でコンバージョン率を上げるケースもあるという事例を覚えておきましょう。

まとめ

CTAの基本説明から効率のよい配置やコンバージョン率を上げる具体例をご紹介しました。

CTAはマーケティングを意識した構成でないと効果を発揮しません。一度ユーザーの立場に戻って「どんなCTAなら購入したいと思うか?」を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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