こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ワードプレスで複数のウェブサイトを長期間運用していると各サイトを丸々バックアップしたい場面が出てきます。もっとも手軽なバックアップ方法はプラグインによる自動のバックアップですがシステム側で自動的に実行されるため「サーバーメンテナンスと被る」など、一時的に接続ができない状況が発生する可能性もあります。
もし不完全なバックアップファイルが出来上がるとせっかくのバックアップ用データ(復元ファイル)が正しく作成できていない状態となり、万が一の際に元に戻せなくなるので不安が残りますよね。
僕たちがもっとも安心だと考えるバックアップはやはり「目視による手動ダウンロード作業」です。ダウンロードエラーが出ていないか、ダウンロードが完了したローカル側のファイルとWebサーバー側に残っているファイルのすべての容量は一致しているかなど必ずチェックしておきましょう。下記で解説させていただきます。
FTP接続時にすべてダウンロードできているかを正しく判断する方法
以下が実際にデータをダウンロードした画面です。左(ローカル側)にあるすべてのファイルサイズと、右(Webサーバー側)にあるすべてのファイルサイズが一致していますよね。総容量も同じです。
WordPressではデータがWebサーバーとDBサーバーにわかれているため、バックアップ時は両方ともダウンロードしなければなりませんが、FTP接続を行えばWebサーバーのデータはダウンロードできます。もし全データのダウンロードを試す際はダウンロードしたファイル容量(1つずつの大きさ)をかならず確認してください。
もし転送時に容量が異なるときは、FTP接続で「バイナリモード」にすればOKです。容量が違うのは「改行コードの扱いが自動変換される」だけなのでバックアップデータとしては特に影響はありません。扱っているサーバーシステムや接続方法によっても状況は異なってきますので最適な方法でダウンロードしましょう。
ちなみに「SFTP」という接続方法でFTPソフトにつなげれば強制的にバイナリモードで転送されるのでバイナリモードへの切り替え方がわからない場合はSFTPで接続する方法を試されると良いかもしれません。
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