
本日は業務メモです。ワードプレスのショッピングカートプラグイン「WooCommerce」の決済画面カスタマイズ。WooCommerceは物販も想定されているので元々の状態では入力必須項目が非常に多いです。
もし物販ではなく「デジタル商品のダウンロード」などであれば一般的に住所の入力は不要です。
仮にダウンロード販売が目的なのに「住所」が必須条件になると利用ユーザーにとってはハードルの原因となり離脱原因にもなるわけです。
販売製品に合わせて項目を非表示化するのはWooCommerceでは基本的なカスタマイズです。
下記をfunctions.phpに追記すれば「名前」と「メールアドレス」以外を全部削除できます。
function wc_checkout_billing_fields_disable( $fields = array() ) {
unset($fields['billing_company']);
unset($fields['billing_last_name']);
unset($fields['billing_address_1']);
unset($fields['billing_address_2']);
unset($fields['billing_state']);
unset($fields['billing_city']);
unset($fields['billing_phone']);
unset($fields['billing_postcode']);
unset($fields['billing_country']);
return $fields;
}
add_filter('woocommerce_billing_fields','wc_checkout_billing_fields_disable');
無事、削除できましたね。これで「名」と「メールアドレス」のみの入力で決済が行えます。もし「姓」を残したい場合はunset($fields['billing_last_name']);
を消せばOK。
レイアウト上で「名」の表示が半分なので下記のCSSを追記して調整しました。
.woocommerce-billing-fields__field-wrapper #billing_first_name_field {
width:100%;
}
htmlのソースや、CSSの記述状況は導入しているテーマによって多少違うかもしれません。
以上で完了です。レイアウトが綺麗に整いましたね。
インターネット通販でも、ホームページに設置したお問い合わせフォームでも、入力する項目数が多いとユーザーの離脱率(サイトを離れる可能性)が上がります。
必要のない情報はあらかじめ削っておくことでユーザーの成約率(最後までたどりつく可能性)も向上しますのでぜひお試しくださいませ。
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