ワイマックス（WiMAX）の3日10GB制限がかかる状況とは？

こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム（@WP_LABO）です。

本日はWiMAX（ワイマックス）系のモバイルWi-Fiの「3日10GB制限」について解説いたします。有名な話ですがワイマックス系のモバイルWi-Fiではユーザーの使いすぎを防止するために3日10GBの上限を設けています。月単位の上限はありませんがある程度の使用ペースが決められているわけですね。

ワイマックス（WiMAX）の3日10GBはどういった状況で超えてしまうのか
まとめ

ワイマックス（WiMAX）の3日10GBはどういった状況で超えてしまうのか

結論から言うと「スマホのOSアップデート」や「溜まっていたアプリの更新」をまとめて同時に行うとその１度の作業で10GBを超えることがあります。たとえばiPhoneでは最近OSが14にアップデートされました。このアップデートはOSを13→14へ更新する際に必要なメジャーアップデートです。

参照：https://www.apple.com/jp/ios/ios-14/

メジャーアップデートは容量が大きい？

OSやアプリの更新には大きく２種類のアップデートがあります。

・メジャーアップデート
・マイナーアップデート

メジャーアップデートは機能そのものが変更するような大きな更新を言います。一方でマイナーアップデートは一部の機能改善やバグ修正など比較的な小さな変更を盛り込んだアップデートです。

ただ、注意しておきたいのは「マイナーアップデート」だったとしても通信容量が意外と大きくなる場合があることです。仮にスマホ内のゲームアプリのマイナーアップデートでも1.5GBの更新が入ったり、OSではないアップデートなのにGB（ギガバイト）単位の更新が入ることもあります。

もし「1.5GBの更新データをダウンロード」したとします。3日10GBの制限で考えると残り2日で7.5GBを使ってしまうと上限にあたってしまいワイマックスでは通信制限がかかります。制限は「3日間のデータ量が10GBを超えた日の翌日18時頃から翌々日2時頃まで」の通信速度が1Mbpsに落とされます。

参照：https://www.uqwimax.jp/wimax/plan/note/gigahodai_speedlimit_10/

3日10GBの制限にあたる可能性がある内容

先述の通り、一番可能性が高いのは「メジャーアップデート」です。特に単体のアプリではなくスマホ自体のOSの大きな更新が入った場合は更新ファイルの容量が大きいので超える可能性が上がります。

以下は上から順番に大きくなりがちなアップデートです。メジャーアップデートがかならずしも大きい容量を消費するというわけではありませんが「機能が一気に追加されやすいメジャーアップデート」ではどうしても容量が大きくなり、たった１回の更新で5GB以上の通信が必要になることもあります。

・OSのメジャーアップデート
・アプリのメジャーアップデート
・OSのマイナーアップデート
・アプリのマイナーアップデート

先日に「iPhoneのOSを13から14に更新（メジャーアップデート）」しながら、古いアプリをまとめて新しいバージョンに更新（マイナーとメジャーアップデートの両方が含まれていました）したら、あっと言う間に10GBを超えていました。なぜか１つのアプリでは『1.5GBファイルのダウンロードが２度必要』になったのでそれだけでも3GBを消費していました。更新作業は容量を消費しやすいですね。