こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
NFT作品はプラットフォームが潰れたらデータが消えるわけではありません。本日は「プラットフォームがデータを保有しないフリーズメタデータという仕組み」について詳しく解説させていただきます。
フリーズメタデータとは
メタデータはNFTの「登録情報」です。そしてNFTに付与している関連情報を「NFTマーケットプレイス外のストレージに保存する技術」をフリーズ化と言います。データを安全に保管する手段ですね。
Metadataが「Frozen」となっていたらフリーズ化されています。一覧では結晶マークが表示。
以前にもご紹介させていただきましたがOpenSea以外にもさまざまなマーケットプレイスがあります。
・OpenSea
・Foundation
・Rarible
・SuperRare
・Nifty Gateway
マーケットプレイスの種類やデータの保管方法は以前に解説しているのでぜひ併せてご参照ください。
基本的に「NFTはブロックチェーン上の管理物」なのでプラットフォームには直接依存しない仕組みです。物理的なデータ(PNG/JPG等)が消えてもブロックチェーン上にウォレットの取引履歴には残ります。OpenSeaには「フリーズメタデータ」と呼ばれる「別のストレージ領域でデータ管理する方法」が追加されています。
OpenSeaのメタデータ
ちなみにOpenSeaのNFTアートには以下のメタデータが付随しています。
・item name
・media
・description
・properties
・levels
・stats
1つ1つがアイテム登録データですね。
・項目名
・メディア(JPG/PNG/GIF/SVG/MP4/WEBM/MP3/WAV/OGG/GLB/GLTF)
・説明
・プロパティ
・レベル
・統計
IPFS = フリーズメタデータ?
フリーズメタデータは「IPFS」とも言います。IPFSはInterPlanetary File Systemの略称。データをIPFSにアップロードすれば自動割り当てされたIDをメタデータの保存先として指定された状態でブロックチェーンに保存されます。つまり、コンテンツを安全管理するための仕組みがIPFSであり「フリーズメタデータ」です。
横文字ばかりでむずかしいので単語の意味もまとめておきますね。
・ブロックチェーン
データとその所有者の紐づけて改ざんできなくするための技術
・NFT
データと持ち主を紐づけている「証明書」をブロックチェーン上に記録する仕組み
・IPFS
自前サーバー以外のストレージ領域をデータ保存先として活用する管理方法
もし仮に「プラットフォーム(NFTマーケットプレイス)」が何かしらのトラブルでなくなってしまってもIPFS技術で守られたデータ領域に保存していればいつでもデータを取り出せる仕組みとなります。
まとめ
本日は「フリーズメタデータの仕組み」についてご紹介させていただきました。
OpenSeaではメタデータをフリーズ化すると「分散ファイルストレージ」にデータが保存されます。データの登録後にフリーズメタデータ化すればデータは安全に保管されるので消えることもありません。
ストレージ上に永久保存されると「編集や削除」はできません。フリーズメタデータ(IPFS)はデータをより安全に管理するための技術です。活用方法を考えて設定することをおすすめいたします。
補足
OpenSeaでは「メタデータフリーズ化」は“アイテムを登録した後に操作可能”です。ぜひご確認くださいませ。
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