
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
以前お客様より「ウェブサイトをもっと快適にしたい」というご相談をいただきました。カンタンに言えば解決方法は3つあります。1つは速度パフォーマンス、2つ目が操作性向上、そして見やすさの最適化。
それぞれで対策も変わるので下記に代表的な方法を記しておきます。
1. ページの表示速度を早くする
2. より便利にして回遊性を上げる
3. さらなる視認性を確保する
本記事では「2」を中心に「どうすればウェブサイト経由の成果を高められるか」を解説させていただきます。
ウェブサイトの使い勝手を向上させる方法について
ウェブサイトの使い勝手を向上させることで期待できるのが「回遊性の増加」です。
1. 回遊性を上げるには?
回遊性はホームページの来訪者がどのくらいサイト内を見てくれたかの値を言います。つまり「回遊性」を向上させることで来訪ユーザーはよりたくさんの情報に触れるためページビューの増加が見込めます。
そしてページビューが増えることは「来訪者が目的を達成する可能性が上がる」という意味でもあります。
2. ページビューを増やす
回遊性を上げるには来訪ユーザーの滞在時間を伸ばすことが大切です。
カンタンに言えばウェブサイトを隅から隅まで見てもらって1秒でも長くユーザーのスマートフォンやパソコンで画面を開いたままにしてもらうことがポイントになります。来訪者が「滞在する秒数」が伸びれば目標を達成する割合も増えて結果として売り上げを生み出す可能性が自然に上がっていくというシンプルな流れですね。
3. 滞在時間を伸ばす施策
滞在時間を伸ばすポイントは「より使いやすくする」に尽きます。そのためにはたくさん方法がありますよね。わかりやすい例を1つ出すとしたら“来訪ユーザーの負担を取り除く”という考え方です。
カーセンサーを元にした改善案
使いやすさを上げると言われてもピンと来ない人も多いですよね。なので具体的な施策例をご紹介いたします。本記事の例はあくまでも「当研究所で改善するなら」という独自の視点となるのでご容赦ください。
カーセンサーもグーネットも業界最大級の中古車販売サイトです。目的は車を1台でも多く売ること。そのためには購入希望者が乗りたいと考えている候補の車をより深く知ってもらうことが近道となります。多くのサイトでは口コミが投稿されていますよね。カーセンサーもグーネットも口コミが多く載っているはずです。
カーセンサーの口コミ
下記の通り車種別でたくさんの口コミが5つ星評価されています。

参照:carsensor.net
現時点で327件ありますが一覧の絞り込みは下記3つだけです。
ただ、フェアレディZは過去にいくつかの「モデル」が発売されていますよね。
・1983年9月~1989年6月
・1989年7月~2000年8月
・2002年7月~2008年11月
・2008年12月~生産中
さらに新型フェアレディZも2022年7月頃から発売される予定なので計5モデルです。
・1983年9月~1989年6月
・1989年7月~2000年8月
・2002年7月~2008年11月
・2008年12月~2021年12月
・2022年7月~生産中
購入者側としては「自分が乗るモデルの口コミを見たい」のでモデル別での絞り込みがあれば使いやすいです。
選択項目としては「全モデルか各年代別のモデル」を指定できればいいですよね。
口コミの登録時にモデル指定があるので並び替えるのはカンタンです。
モデルやグレードの両方でも絞り込む場合はセレクトボックス以外の画面が良いかもしれませんのでどこまでの検索に対応するかで最終的なインターフェイスを決定していかなければなりませんね。グレードでの絞り込みは細かすぎるので車種全体の口コミが見たいユーザー目線で言えばモデルのみで十分かもしれません。
まとめ
本日は「来訪ユーザーの回遊性を高める流れ」について解説させていただきました。
2つのセレクトボックスをand検索で実装すれば「特定のモデルかつ総合評価が高い順」という絞り込みが実現できるので来訪者が素早く候補にしている車種の口コミにたどり着くことが可能です。来訪ユーザーがストレスなく必要な情報をすぐ見つけられるかどうかは運営しているウェブサイト側の機能にかかっています。
使い勝手の向上を目指している方はぜひご参考くださいませ。
最新式の無料プラグインを事前公開
WordPressは公式サイトに登録済みのプラグインだけで全機能を補足しきれません。当サイトでは使いやすさを追求した魅惑的なプラグインを無料でダウンロードいただけます。運営ホームページのマーケティング力をさらに高めるチャンスです。まずは無料でDLしてお試しくださいませ。
→ 改良されたプラグインを確認する