サイト設計時の落とし穴

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

最近は新規プロジェクトの立ち上げと同時に「ウェブサイトを作りたい」といったご相談が増えてきています。どんなコンセプトを作り込むのかと同じくらい重要なのが「サイトの設計方法」です。そして将来的な展望も考えると1日でも早く運営データを蓄積していくことがポイントになります。下記でご紹介させていただきます。

サイト設計時の落とし穴

ひとことで「サイト設計」と言ってもいまいちピンと来ないですよね。わかりやすく言えば「アクセスをなるべく取りこぼさない考え方を導入したウェブサイト」となります。よくあるパターンは気合いを入れすぎて構想だけが膨らみひたすら頭でっかちになって機能面や全体ボリュームばかりが大きくなっていくケースです。

下記に理想的な指針をまとめておきます。

1. 色々な機能を入れる必要はない
2. コンテンツ力の高め方が重要
3. 初めは質より量を増やしていく

それぞれカンタンに補足しておきますね。

1. 色々な機能を入れる必要はない

ご相談でとてもよくある典型的なパターンが「機能の詰め込み過ぎ」です。

言い方を変えると運営者目線ばかりを優先して利用者側の目線を忘れている状態。ウェブサイトを立ち上げるならやってみたいことを全部入れたいという気持ちも理解できますが優先するべきは利用者ですよね。

多機能はイコールで「負担の増加」につながります。たくさんの機能が搭載されると利用者もそれだけの使い方を覚える必要があるので「参加するユーザー側の勉強コストも膨らんでしまう」ことになります。

2. コンテンツ力の高め方が重要

誤解を恐れずに言えば機能性の向上や使いやすさの改善は二の次でOKです。

まずは市場に合ったコンセプトを練り上げてそのうえでテスト運営に入ることを優先しましょう。たとえば会員サイトだとしても本質は「ユーザー満足度を高めること」ですよね。コミュニティー機能や課金制度または複雑な料金プランよりも来訪者に上質なコンテンツをしっかりと届けて喜んでもらうことを考えてください。

会員機能の強化も後からいくらでも追加できます。何よりも重視するべきは「目の前にいるユーザー」です。

3. 初めは質より量を増やしていく

当たり前ですが、運営当初から質を高められるに越したことはありません。

ただ、いきなり肩の力を入れると長続きしないので注意が必要です。動画や音声や文章だとしてもコンテンツはある一定の量が揃っていなければ基本的に人の目に留めてもらえません。質を高めるには量は必須。

尖った内容が誰かの目に留まり見つけてもらいやすいのは間違いないですが質を重視するのは先で構いません。

まとめ

本日は「サイト設計で見落としやすい点」について解説させていただきました。

上記でもお伝えした通り複雑になればなるほど成果を出す難易度は上がります。できるだけシンプルを目指して無駄を削ぎ落とすことを優先するのがおすすめです。余計なものが含まれていない状態はそれだけで動きやすく何をするにしても負担がなくなります。なるべく無駄を省いてゴールが明確になる設計を目指しましょう。

本記事がウェブサイト設計のご参考になれば幸いです。

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