こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
本記事は「少ないアクセス数でも短期間で成果が出るコンセプトの作り方」の続きです。もしまだ前回の記事に目を通されていない場合は前もって内容をご確認いただけますとスムーズです。
目次
ホームページをリニューアルする理由
スマートフォンがこれだけ普及した今、ホームページという存在は無視できない媒体となっています。お客様はもちろん、将来従業員になるかもしれない人材も必ずと言って良いほどあなたのホームページを閲覧しています。もし期待に沿わないホームページだった場合はその場で終わりです。
特に従業員となりえる人材は「自分自身が働くお店のホームページが微妙」なら働きたいという意欲も減ります。たとえば何年も前に作られたままの状態でサイトが放置されていたり、スマートフォンの時代に中途半端なスマホ対応だったりすると誰かに教えることさえも恥ずかしいですよね。
ホームページはいわゆるあなたのお店が掲げている「看板」と同じ。人は必ず来店する前に店舗情報を細かく事前チェックしています。それは店選びで失敗して時間を無駄にしたくないからです。
サイトが与える印象で採用力も変わる
リニューアル本来の目的は「お客様に正しく存在を理解してもらうこと」です。たとえば癒しを売りにしているサービス業であればウェブサイトにも『癒しのイメージ』が必要となります。
さらに言えば、ページ案内のメニュー名にも気を使わなければなりません。「コンセプト」とするより「お店のコンセプト」としたり、「コース紹介」ではなく「各コースのご紹介」としたり、お客様の目線に立って、少しでも伝わるナビゲーション作りを目指す姿勢も必要不可欠と言えます。
また「お店の特徴」をファーストビュー(ページを開く際に見える範囲)で読ませる工夫も必要。そして、さらにリード文(次に読ませたい内容)として次の文章を意図的に配置していきます。
お客様目線でページ構成を作れば一定の閲覧者はファンになってくれます。ファン化した一部の人は「お店で働きたい」と考えるので採用までの流れも自然と出来上がってくるわけです。
なんとなく眺めていると関連していないように見えるかもしれませんが実はすべてが1つずつしっかりと繋がっています。閲覧者を悩ませない構成かつ丁寧に作り込む努力は成功の必須条件です。
店舗の玄関はインターネット上にあり
飲食店ではよく「整頓・清潔・清掃」が重要と言われます。これらを来訪者が真っ先に感じるのは玄関です。しかし、スマホ時代では玄関にたどり着く前にホームページという存在が入り口となります。最近は年配の方もスマホを片手に情報収拾しています。わざわざ店の前へ訪れなくてもたった数回のスマホ操作で簡単に詳しい情報を調べられる時代なので考えれば当たり前ですよね。
スマホの時代では玄関が最重要ではなく「ホームページ」がユーザーとの初接点となります。ではここからは実際にホームページをリニューアルする際の大切なポイントをご紹介していきます。
リニューアルのポイントはたった5つ
本格的なWebブランディングを図る際のページ作りで重要なのは以下5つの項目となります。
1. ロゴイメージの作り直し
2. 申込みまでの導線を設計
3. 各ページメニューの構成
4. Call To Actionを設置
5. サイトのデザインを作成
では1つずつ詳しくご紹介させていただきます。(最後に実際のページも掲載しています)
1. ロゴイメージの作り直し
ロゴはホームページの印象を大きく左右する要素の1つです。言わばサイトの「顔」。もしあなたの大好きなブランド名が「ひらがな」だったら身に付けたい気持ちも少し減りますよね?
また、英語は英語だったとしてもページに対して文字サイズが無駄に大きかったり、あきらかな安価フォントであれば我々に与えるイメージも同じく「チープ(安い)」になります。
安い印象を受けるウェブサイトは結果的に質の低い顧客層を引き寄せてしまう傾向があります。あなたが届けたい熱意と温度差を感じる場合は意図通りの印象が伝えられるよう手を加えましょう。
ホームページでは商標に違反していない限りロゴを自由に作っても構いません。せっかく選択権があるのなら適切な費用をかけて作り変えましょう。イケてない過去とは早い目にお別れです。
2. 申込みまでの導線を設計
ホームページに訪れた見込み顧客は申込みをする準備ができています。しかし、サイト内の設計が不十分だと迷わせて終了です。閲覧者は迷ってしまうと1秒もしないうちに画面を閉じます。
設計力が足りないホームページは建築で言えば、意味のない箇所にドアがあったり、無駄に仕切りの数が多かったり電気のスイッチがどこかに隠れてしまっていたりと「使い勝手が悪い」です。
来訪者は決して1アクセスではなく1人です。ゴールから道筋を逆算していきましょう。
3. 各ページメニューの構成
全体的な導線設計を作り終えたら次はページ全体のメニュー名を整えましょう。オーナーとしての目線ではなく、あくまでもお客様の立場から実際に必要なメニューを確定していきます。
4. Call To Actionを設置
ホームページ内では「CTA(コールトゥアクション)」が何よりも重要な要素です。CTAは閲覧者に見逃さず見てもらいたいページへ誘導するためのアクションリンク。たとえばスーパーでは入り口から入ってぐるっと店内を周りメイン食材(手に取ってほしい品)が奥へ配置されています。
僕たちは知らず知らずに間に、お店が決めているルートに沿って歩いています。果物や野菜から始まり中盤でお肉やお惣菜を目にしてその後お菓子やデザートのコーナーへたどり着きます。
ホームページも同じで最終的には「メイン食材」を見てほしいわけです。もしサロンなら店舗紹介は果物にあたります。料金表がメインの食材。そして、お店への行き方がデザートコーナーです。
いきなり開口一番にメイン食材を売り込むのではなく来訪者の感情(テンション)を考慮して、少しずつ気持ちを盛り上げていってもらう配慮が必要という意味です。残念ながら意図もなくただひたすらメイン食材を一方的に売りつけてしまっている売れないホームページが多いのも事実です。
計算するのではなく来訪者の気持ちを汲み取るという感覚で取り組む意識が重要になります。
5. サイトのデザインを作成
ロゴが決まり、申込みの導線設計、そしてCTA設置が完了したらデザイン作成へと移ります。デザインは好みとも言われますが正しくは「お客様へ適切にイメージを伝えられれば成功」。仮に高級マンションに店舗を構えているのであればホームページ内でも雰囲気を取り入れるべきなのです。
デザインは「情報を伝える手段」です。決して1を10に美化するテクニックではなく1をどんな1かあらゆる角度から伝える『魅せ方の技術』。どう見せるべきなのか?を決めていく工程が大切であらゆるライバル企業を調べ上げ、強みを前面に押し出していく姿勢も必要です。
仮にあなた自身が一流の寿司職人だとしてもホームページを見る限り3流の板前さんにしか見えなければ残念ながら誰も一流とは認識してもらえません。いくらこだわり抜いて作られた無農薬野菜があっても、説明なくダンボールで箱売りされていると普通の野菜に見えてしまうのと同じです。
実際にリニューアルした制作案件をご紹介
当サイトでは基本的に制作させていただいたお客様のホームページを公開していません。先述した通り、ホームページは『あなた自身の顔』であり僕たちも丁寧に扱いたいと考えているからです。
しかし、全部「非公開」にしてしまうと実績が1つも伝わらない状態となってしまいます。そこでごく稀に仲の良いパートナー様や長くおつきあいをしている取引先へご協力をいただいています。
本日は参考になりそうなブランディング案件をいくつか特別にご紹介させていただきます。他の制作実績も閲覧されたい方がいらっしゃれば「お問い合わせフォーム」からご連絡くださいませ。
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