こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
運営サイトの独自ドメインを変更すると全ページのURLが変わります。仮に1年間「example.jp」で運営した後に「example.com」へドメインを変更するとこれまで「exmaple.jp」で検索エンジンにインデックスされてきたサイト情報が水の泡になってしまいます。これは非常に勿体無いです。
ちなみにドメイン変更が伴うウェブサイトリニューアルでは「古いURL」から「新しいURL」に全転送処理をかけるかどうかは制作の依頼先によって異なりますが、仮に追加料金が発生したとしても依頼するべき内容です。理由は先述した通り短期間でも検索エンジン上にはいくつかのURLが登録されている状態だからです。転送をかけなければ古いドメインが有効切れになった際にアクセスがすべて途絶えます。
また別の観点で見ても「.jp」より「.com」の方がドメイン価値が高い傾向もあり、さらに維持費も安く運営コストも下がり一石二鳥です。しかし、過去に検索エンジン上にインデックスされているサイト情報が消えるかもしれないと考えたらドメインの変更も億劫になってくるでしょう。そんな状況の解決策は「変更前と変更後のドメインを紐づけてリダイレクト処理をかければすべてが解決」いたします。
リダイレクトは「.htaccess」で行えます。本日は設定方法をご紹介いたします。
もしすでに移転が完了していて古いドメインでも新しいドメインでもアクセスができる状態なのであれば、下記を追記した「.htaccess」を古いドメイン側のドメインフォルダ直下に設置すればOKです。サーバー間での作業に慣れていない間は「.htaccess」は直接ファイルを編集せずにバックアップをとって、追記した「.htaccess」をアップロードする手順がもっとも安全だと思います。
▼example.jp側のドメインフォルダにある.htaccessの最下部へ追記する内容
Redirect permanent / http://example.com/
この1行でOKです。上記が「301リダイレクト」の書き方です。.htaccessに追記すれば「example.jp」配下すべてのアクセスを自動で階層を維持した状態で「example.com」へ飛ばしてくれます。
ワードプレスであれば下記のように色々記述されているので最下部に足して、保存しなおしてアップロードすればOKです。
もちろん、example.comへのアクセスができる状態であることは必須です。つまり新しいURL側のサイト準備が完全に整っている状態が条件。
ドメイン変更ではウェブサイトの「階層構造」を維持した状態で入れ替えるのが一般的なので、上記が追記された.htaccessが有効になっていれば「.jp」箇所が自動で「.com」に置きかわり、検索エンジンにインデックスされた情報も後日勝手に書き換わってくるのでとても便利です。
バックアップをとる方法
下記のように「_.htaccess」としたらサーバー上では無効になるのでバックアップとしおきましょう。
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