
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
SEO強化のために「被リンク購入」を考えたことはありますか?
被リンクは「外部からリンクを貼ってもらうこと」を言います。SEOで上位表示させたいページへ「リンク」を貼ってもらって検索エンジンから評価を得るために購入を検討されている方もいるかもしれません。
実は数年前に立ち上げたウェブサイト(現在は閉鎖)に数百の被リンクを購入したという失敗経験があります。そんな実体験を元に「なぜ被リンクを購入しない方がいいのか?」を詳しく解説いたします。
【重要】被リンクは買うなと言われるたった1つの理由
結論から言うと被リンクは「デジタルタトゥー」になります。
<デジタルタトゥー> インターネット上で公開された書き込みなどが一度広がってしてしまうと、完全に削除するのが不可能になってしまうこと
基本的に購入した「被リンク」はその後コントロール不可になる場合が多いです。検索エンジンは不自然なリンクを嫌うのは有名な話ですが購入先によっては消せないリンクが貼られっぱなしになります。
自身の場合は購入した先に連絡をとって「過去に買った被リンクを削除して欲しい」と連絡をしましたが「削除の対応はできない」とのことで結局、不自然なリンクがすべて残ったままになりました。
被リンク元には他にも随時購入者があらわれるので他社のリンクも差し込まれるので被リンク元としての信憑性はどんどん下がっていくという傾向もあります。販売をつづけている以上は仕方ありませんよね。
なぜ不自然なリンクが残るのか?
考えてみればわかりますが被リンクの販売元は色々な方からの購入があります。
たとえば販売元が被リンクを準備するために「1000個のページ」を所有していたとしましょう。その販売元に「被リンクを購入したい」と申し込むと購入できるわけですが、仮に複数からの申し込みがあったらその1000個のページ内に申し込みの数だけのリンクが差し込まれることになります。
自分たち以外にどういった方々が申し込むのかは予測がつきません。そのためGoogleなどの優秀な検索エンジンは自然なリンクではなく不自然なリンクだと認識する可能性が上がっていくわけです。
徹底管理している被リンクもある
なかにはリンク表記を後から変更や削除ができるサービスもあるかもしれません。
ただし、もし運営元が販売をやめたり、対応しない方針になるとやはりデジタルタトゥー化してしまいます。随分と昔は誰もが知るような某大手IT企業も被リンクを販売している時期がありました。
個人的には「大きな資本力を持った企業」や「個人でも徹底した顧客第一を実現している企業」から提供される被リンク元なら自然なリンクを持っていると想像しますがどっちにしても確約はむずかしいです。
検索エンジンは専門性を評価する
有名な話ですが、Googleは「E-A-T」を評価しています。
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・TrustWorthiness(信頼性)
つまり、カンタンに言えば「専門的で特化しているサイト」で「SNSでそれなりの評価・フォロアー」がいて、「配信情報に信頼性があるかどうか?」を検索エンジン上の評価基準としているわけです。
そのため被リンクが貼られているサイトにも同様の「E-A-T」が求められます。シンプルに『関係性の低いサイトからの被リンクよりも情報に関連性があるサイトからの被リンクを評価』という意味となります。
この点はまた別の機会に詳しく解説させていただきますが、検索エンジンがリンクの総数を評価していた時代からリンク元サイトの中身まで判断するようになってきたというだけの話ですね。
まとめ
本日は被リンク購入を検討している方へ向けて記事を作成いたしました。
もちろん、被リンクのすべてが悪いと言っているわけではなく、日々進化していく検索エンジンに対して後々の対策までを視野に入れて判断していくのがベストです。何事も大切なのはアフターフォロー。
上位表示を狙いたい!という気持ちが先行して良い部分ばかりに目を向けないで「デメリットも把握」してすべてを想定したうえで「本当に購入するのか?」を検討するという広い視野が必要になるでしょう。
現在貼られている被リンクをチェックする方法では以下記事も参考になります。
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