【失敗しないシステム開発】長く成果を出しつづける3つの秘訣とは

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システム開発に夢を託す会社は意外と多いです。我先に!と意気込んでITベンチャーを立ち上げたり、後先考えずに勢いでスタートアップ企業を始められる方もいます。

嬉しいことに当研究所にも多く方からシステム開発のご相談をいただくのですが「システムを開発」しても告知する力や、使い方のサポートなどツール以外に必要な要素が多いのも事実です。僕たちが現実的に必要なモノを伝えると「考えが甘かった」と落胆されてしまうこともあります。

本記事では「システム開発」をする際に“システム以外”で重要な役目を果たす影の主人公たちをご紹介させていただきます。資本力の差で多少は影響範囲も異なりますが「誰も持っていない変わったシステム」を開発すればすぐに人気が爆発するというわけでもありません。ぜひご参考ください。

【失敗しないシステム開発】長く成果を出しつづける3つの秘訣とは

当たり前ですが「需要がないシステム」はどれだけ周りの環境を整えても人気は出ません。カンタンに言えば『プラットフォームを丸ごと作る大規模なシステム開発は失敗する可能性が高い』です。

また、最近では「API」と呼ばれる技術を活用して、他社のサービスを独自製品として提供する仕組みが注目されています。たとえばGoogleが提供しているアクセス解析のグーグルアナリティクスにも「API」と呼ばれる機能があらかじめ準備されています。グーグルアナリティクスはブログ運営をしているなら一度くらいは聞いたことがありますよね。導入すればわかりますがグーグルアナリティクスはGoogleの天才エンジニアが開発しているため多機能すぎて初心者ユーザーにはとてもじゃないですが使いこなせません。

そこで「API」の出番です。APIではグーグルアナリティクスのデータを外部システムまで引っ張ってこれるため自社開発の独自システム内に組み込めます。つまり「カンタンWEB解析」という独自の解析サービスを立ち上げるとしたら『裏側の仕組み』にGoogleアナリティクスを使えるわけです。

APIを使って“初心者向けのシステム”に作り直す

グーグルアナリティクスはプロ向けのシステムなので、0から画面を作り直して「初心者向けのシステム」に大変身させるという開発手段が『APIを活用したWebシステム開発』です。アクセス解析では「データをどう表示させるか?」が肝になるのでどのデータを取得してどうレイアウトするかが重要となります。

ちなみに「プラットフォームごと作る」というのは解析サービスの裏側の仕組みにあえてグーグルアナリティクスを使わず、自社解析のシステムを準備する大規模なシステム開発です。API開発は「すでにAPIを公開しているサービスの再活用」なので『車輪の再発明』をしなくて済むという考え方が根本にあります。

もちろん「車輪」にも課題がないとはいえませんので、車輪の再発明をするシステム開発にも価値はあります。とは言ってもコスト面では圧倒的に不利になるため全体の予算に相当な余裕がなければ、API開発を選択した方が安全です。ただ、APIにもデメリットはあるわけなのですべては何を取るかの取捨選択になります。

開発コストを圧倒的に抑えられる分、デメリットよりメリットの方が大きいAPIですがデメリットもあるので触れておきます。デメリットは1つです。それは「提供元がAPIの仕様変更」を行った場合にシステム側の改修も必要だという点。仕様変更の影響をうけづらい開発設計が肝になります。

では、話を戻します。上記で解説した「APIを活用するかしないか」はさておき、何かしらシステムを開発すると必要になるものが3つあります。その3つが以下です。

1. マニュアルサイト
2. サポートサイト
3. メディアサイト

詳しくは以下で補足させていただきます。マニュアルサイトは使い方が載っているWebサイト。サポートサイトは利用者の疑問点を解決するためのWebサイト。メディアサイトは利用者を集めるためのWebサイトです。以下にそれぞれ3つの役割について詳しく記載いたしましたのでぜひご一読くださいませ。

1. 徹底して作られた完璧なマニュアルサイト

システム開発でどういったツールを作ってもマニュアルサイト(使い方を掲載)は必須です。つまりシステムを導入する方のレベル(初心者/中級者/上級者)に合わせて作った説明書を準備しなければなりません。

おすすめは「便利な使い方」としてオウンドメディアを立ち上げて、具体的な活用方法を1つずつ記事にしていく方法です。もちろん「Youtubeで動画配信」をしてもOKです。重要なのはシステムの利用を想定している利用者のレベル通りに「わかりやすい解説」をコンテンツとして提供できるかどうかです。

あとマニュアルサイトの充実した作り込みは当然として、その他にもシステムを利用するときに「ヘルプ」を押すと各項目の説明がチュートリアルとして解説される機能なども喜ばれます。また伝わりにくそうな機能にはツールチップで補足するなど細かい気遣いもユーザー目線の使いやすさにつながってきます。

2. 使い方を解説するためのユーザーサポートサイト

マニュアルサイトの手助けとして「ユーザーサポートサイト」が役に立ちます。ユーザーサポートサイトはシステムを利用するユーザー(または利用前のユーザー)が自由に書き込めるサイトです。

・マニュアル通りに使えなかった機能があった
・特定の環境ではエラーメッセージが表示された
・課金してから不具合が起こるようになった

などなど。

提供するシステムや、提供方法によっても利用する方のシチュエーションは変わります。そのためもし不具合が発生したらバグを直す作業を進めていく必要があります。一般的な開発ではデバッガーと呼ばれるバグ探しのプロに協力してもらって事前にバグを潰していきますがどうしてもすべては消しきれません。

また、別の意図として自ら「ユーザー」に参加してもらい「改善される過程」を届けるといった意味も含まれますのでユーザーサポートサイトは色々な意味で重要な役目を果たします。

もし不具合を発見したユーザーがサポートサイトに現象を書き込んで「1週間以内に改善」して、サポートサイト内に改善報告が届けば満足度も高くなります。もし「同様の現象で困っているユーザー」がいた場合も過去のやりとりを確認できる画面を送れば改善できるので情報が蓄積すればするほど価値が高まります。

もちろん「小規模なプロジェクト」であれば人手の問題もあるのであえてユーザーサイトを作らずに「報告できる専用のフォーム」を準備するなどでも構いません。サポートできる環境を準備することが大切です。

3. 存在を知ってもらえる自社メディアサイト

何かしら「システムを提供する」のであれば、ユーザーが自然と流れ込む設計(集客)から、利用するためにハードルを下げる工夫(解説)、そして、利用した後に疑問を解消できる窓口(補助)が必要です。

A. ユーザーが自然と流れ込む設計(集客)
B. 利用するためにハードルを下げる工夫(解説)
C. 利用した後に疑問を解消できる窓口(補助)

BとCは先述した「マニュアルサイト」と「ユーザーサポートサイト」です。そして大切なのは「A」です。

もしシステムを提供するのなら継続的に「利用者の満足度」を高める必要があります。そのためには、上記で書いた「A→B→C」の流れを整えなければなりません。そしてシステムを知ってもらうきっかけは「A」です。

おすすめは「A」で「自社メディアサイト」を立ち上げる方法です。

予算に余裕があれば「自社メディアサイト+Web広告」がベスト。ただし、広告を経由して訪れたユーザーよりも自社メディアサイトを経由したユーザーの方が成約率が高いので使い分ける必要はあります。

正直自社メディアサイトを本格的に作り込めば「Web広告は一切不要」です。広告経由のユーザーは成約率が低くなりがちです。そもそも広告は出会い頭なので急ぐ「今すぐ客」ばかりを集めます。結果を急ぐ方は他の誘惑にも弱いため仮にシステムを利用してもすぐ「別のシステムに浮気する可能性」が高いです。

逆に「自社メディアサイトに訪れたユーザー」であれば、サイト上でシステムに興味を持って、時間をかけて機能性等を知ってもらえるのでしっかりとした信頼関係を築けます。高い成約率を維持するなら自社メディアサイトを立ち上げて「まずは興味を持ってもらう」から始めるのが最適なアプローチ手段。自社メディアとWeb広告はまったく特性が違うのでユーザーの動きや意味を理解したうえで仕掛けるようにしましょう。

まとめ

本日はシステム開発したツールを長く使いづつけてもらえるための秘訣を3つご紹介いたしました。

1. 徹底して作られた完璧なマニュアルサイト
2. 使い方を解説するためのユーザーサポートサイト
3. 存在を知ってもらえる自社メディアサイト

もちろん、上記3つが揃えばどんなツールでも安定的に広がるわけではありません。適切な時期・届ける市場・作り込み度合いなどさまざまな要素が掛け合わせられます。カンタンに言えば「1」は不明点を消すため、そして「2」が不安を取り除く作業、そして「3」は見込み顧客との接点作りです。

そして「1」「2」「3」はすべて『ユーザーとシステムの間で信頼を構築するため』に運用されます。

以前に「検索エンジンを経由してホームページへ訪れるユーザー」について深く解説した記事を書いていますのでぜひ併せてご一読くださいませ。本記事を読んで「こんなに運用するのは大変だ!」と思ったあなた。たしかにすごいボリュームに感じるかもしれませんが『システムは開発してからが本当の勝負』です。

当たり前ですが、ハードルが高い分、ライバルにとっては大きな参入障壁となります。これらをすべてパーフェクトにこなせる部隊を適切に組み上げられるか?そういった目線でシステム開発に挑みましょう。

検索エンジンを経由して自社メディアサイトへ訪れるユーザーの解説記事はこちら

検索エンジン経由で訪れる来訪ユーザーが調べる単語を洗い出す方法

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