全国チェーン店舗で従業員がコンテンツ更新する方法

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

以前に「店舗ごとで効率的にコンテンツを更新する方法」をご紹介いたしました。コンテンツ運営は人数が多ければ多いほど有利です。とはいえ大半のパターンでは数という特徴を活かしきれていません。

一般的には強みになるはずの数も設計次第では逆に足の引っ張り合いになるので本記事では設計の大切さについて解説させていただきます。今取り組んでいるコンテンツ運営も大元の設計1つ変更すればきっちり機能させることができますのでぜひご参考くださいませ。WEBコンテンツ戦略としてお読みいただければ幸いです。

全国チェーン店舗で従業員がコンテンツ更新する方法

まず前提として「全従業員が1箇所にパワーを集中させる」が本来の設計目的です。

仮にコンテンツを更新できる従業員が全国に50人ほどいるとしましょう。そのスタッフが全国からコンテンツを日々更新していけばわずか短期間で誰もが想像している以上のコンテンツ量を作成できます。

ただ、それらを実現するには事前設計がポイントになります。

1. 誰がいつ作成(または更新)したかを振り返ることができるシステム
2. 他の従業員が作業しているかどうかに影響なく情報を反映できる環境
3. 修正や変更時のバックアップを自動で作成して元の状態に戻せる仕組み
4. カスタム投稿タイプを使わずワードプレス純正機能で運営可能な状態
5. 店舗ごとで成果を取り合うのではなく自然なお申し込みにつなげる導線

ではざっと解説させていただきますね。

1. 誰がいつ作成(または更新)したかを振り返ることができるシステム

スタッフのアカウントを個別で作成しましょう。作成手順は下記をご参考ください。

ワードプレスで店舗ごとにブログ記事を更新する方法

通常の投稿者とはせずに「店舗ごとのユーザーで各々アカウントを準備すること」ですね。後々管理が複雑になったり、誰が更新したかの作業ログを見れないトラブルを避けるためには必須の設定となります。

2. 他の従業員が作業しているかどうかに影響なく情報を反映できる環境

次に同時更新をしてもデータが上書きされない環境が必要です。もし仮に同じユーザーアカウントを従業員同士で使い回しすることになればアカウントが同時ログインできる数の制御も必要になるでしょう。

3. 修正や変更時のバックアップを自動で作成して元の状態に戻せる仕組み

運営していると「コンテンツに貼り付けていたYoutube動画を削除するとお問い合わせの数が減った」といったご報告もいただきます。そうなったら元の状態にワンタッチで戻せる仕組みがあれば便利ですよね。

来訪者がどういった流れでお申し込みへ至っているかを分析することは大切です。万が一を考慮して修正以前の状態や変更時点でのバックアップを裏側で自動作成できると最適。効率を考えると必須と言えます。

4. カスタム投稿タイプを使わずワードプレス純正機能で運営可能な状態

ワードプレスではPHPをカスタマイズすればどんな機能も追加可能です。

ちなみにカスタマイズには大きく2つ方向性があります。それは元の機能性を優先して作る方法とパワープレイで強引に追加する方法ですね。もちろん、何が強引かはその状況によっても変わってきます。

重要なのはカスタム投稿タイプを使う使わないよりも「サイト更新者がより自然にミスなく作業を行える環境を提供する」ということです。従業員側が誰かに質問せず作業を完結できる理想を目指しましょう。

5. 店舗ごとで成果を取り合うのではなく自然なお申し込みにつなげる導線

上記「1〜4」は基本的な設計です。そしてもっとも重要なのがお申し込みにつなげるための導線設計ですね。

導線設計でいくつかポイントがあります。

・各店舗ごとのページで自動的にCTA(コールトゥアクション)を差し込む
・従業員側が差し込むためのショートコードを気にせずに更新できる状態を作る
・他の店舗へ流れないように条件分岐でコンテンツを切り替えるシステム

カンタンに言えば「どれだけ自然な流れを準備できるか」ですね。これらは業種によってもベストなパターンは変わってくるので来訪者が持っている目線をどれだけ客観視できるかによって結果は変わります。

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たとえばブログならサイドバーの一部を店舗ごとで切り替えるのもおすすめです。東京店は東京店の店舗情報を出して札幌店は札幌店といった条件分岐を追加するだけですね。カテゴリーは全店舗分を表示させておきながら各店舗へのリンクを貼っておくのが一般的。下記がサンプルで作成したサイドバーの例となります。

札幌店の記事では札幌の店舗情報に切り替えたり、店舗ごとで条件分岐を差し込めばOKです。このような設計にしておけば全店舗のコンテンツが1箇所に集中できてさらに各店舗への自然な誘導もできますよね。

まとめ

本日は「従業員が一丸となってコンテンツを作成する仕組み」を解説いたしました。

たとえば記事の終わりには各店舗が実施しているキャンペーン情報を載せたり、期間限定の割引きなどシステムから自動で差し込むようにすればコンテンツを作成する従業員側にも最小限の負担で運営可能です。

コンテンツ設計時はぜひご参考ください。

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