
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
最近はスマートフォンやタブレットのスペックも上がって動画や音声配信もスマホ1台で完結できる時代です。高額なマイクを購入してスマートフォンと接続すればさらに音質も向上させることができますが、スマホは電子機器としての規格が少しだけ特殊なので間違って機材を購入してしまうと使えないケースもあります。
本日は基本的な知識をご紹介いたします。
スマホのマイク機能を強化する方法
前提としてスマホに接続するマイクもイヤフォンも「3極・4極」と呼ばれる規格があります。カンタンに言えばスマートフォン本体とつなげるアダプターの金属部分に入っている黒い線数が微妙に違うわけです。
結論から言うと、しっかり本格的な高品質で録音したいなら「USBバスパワーで動くマイク」と「スマホにUSBを接続できるアダプター」を購入するのがおすすめ。もちろん、スマートフォン本体に接続した変換用USBアダプターでUSBバスパワーのマイクが正常に起動してくれるかどうかは事前によく調べておく必要があります。
ちなみにUSBバスパワーは電源を必要としない機材です。下記では一歩踏み込んだ解説をさせていただきます。
・3極とは
下記の写真が3極タイプです。黒い線が2本入っていて金属箇所が「3ブロック」。

参照:amazon.co.jp
・4極とは
下記の写真が4極タイプです。黒い線が3本入っていて金属箇所が「4ブロック」。ちなみに黒い樹脂のパーツが「90度のL字」か「真っ直ぐ」なのかは使用シーンにおいての耐久性に影響するので好みですね。

参照:amazon.co.jp
つまり、マイクもイヤフォンにも3極と4極の両方があります。仮にどちらを買うとしてもアダプターの金属部分がどっちになっているかはよく確認しておきましょう。それぞれで使い方が微妙に違うからです。
スマートフォン用アダプターは?
一般的にスマホでは「4極を使う」と言われていますよね。たとえばイヤフォンジャックがあるiPhoneでマイクを使いたいなら4極タイプの金属箇所がついたピンマイクを使うことができます。ちなみにiPhoneのイヤフォンジャックは3.5mmタイプしかなく「ミニプラグ」と呼ばれる規格です。
逆にライトニング端子しかないiPhoneであれば「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を使うことで4極タイプのピンマイクが使えます。iPhoneから変換アダプターを経由してつなげればOKですね。

Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ:apple.com
もしマイクではなくイヤフォンであれば3極も4極も考える必要はありません。基本的にスマホは3極も4極ともに両方が使えます。ちなみに4極のイヤフォンにはマイク機能やリモコン機能が付いています。マイク機能やリモコン機能が搭載されていないイヤフォンには「3極タイプのアダプターがついている」と考えましょう。
3極のマイクはスマホで使えない?
実は3極オスを4極メスへ変換するためのアダプターがあります。
変換用アダプターをかませば「3極タイプのピンマイクをスマホで使う」ことができるわけです。つまりスマホのイヤフォンジャックに変換アダプターを挿して「メスに3極タイプのマイクを接続」すれば使えます。
注意点としては変換アダプターのメスに「4極タイプのマイク」を接続しても音声は拾えません。カンタンに言えば4極タイプのマイクはスマホへ直接つなげて使ってくださいということですね。
ざっとまとめると4極マイクはスマホ専用。3極マイクをスマホにつなげるなら何かしら変換アダプターが必要。ただし、先述の通りイヤフォンに関しては4極でも3極でもスマートフォンに接続して使えます。
変換アダプターを間違えない
スマホ以外の機材では3極が使われるので状況に合わせて最適なアダプターを購入しましょう。ポイントは黒線の数。金属箇所が何箇所に見えるかで3極か4極か判断すればOK。黒2本なら3極。3本なら4極ですね。
まとめ
今回は「スマホでマイクを強化する方法」をご紹介させていただきました。
あらためて書いてもかなり複雑ですね。実際の細かい箇所は各商品によっても規格が異なったり想定されていない接続もありますので詳しくは直接お店や店員さんに質問するのが確実。ぜひご参考ください。
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