こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
せっかく時間をかけてウェブサイトを開設したのに実際のお客さんが増えない。閲覧者数(PV数)は多いのに成約へつながるお問い合わせがほとんどない。インターネット集客でそんな悩みを抱えていませんか?
それはもしかしたらCTA(コールトゥアクション)に問題があるのかも知れません。時間をかけてせっかく作ったサイトなので、確実に集客・販売に結び付けたいですよね。ここではネットという仮想空間から、リアルな集客・売上へ反映させる5つのポイントを集客導線の観点からご紹介いたします。
目次
集客導線とは?
5つのポイントの前に集客導線についてご説明しておきます。
現実のお店でも「導線が良いお店」と「悪いお店」があるように、ネット上のサイトでも導線は売上・コンバージョンに大きな影響があります。集客導線の流れは、顧客が「気付き」、商品・サービスに「関心」を持ち、「行動(購入・問い合わせなど)」を起こす段階があります。
「気付き」は検索ヒットしてサイトに目を止めるか、「関心」はサイトのコンテンツやデザインに興味を持ってもらえるか、そして「行動」はCTAの目的である購入や問い合わせなどになります。これらの段階がスムーズでないと、「導線が悪いお店(サイト)」になってしまいます。
集客導線における「関心」「行動」はまさにCTAと一致します。玄関や店先のキレイなお店には、目が止まりますよね?これが「気付き」です。店先に気になる商品が並んでいると思わず手に取りたくなる。これが「関心」です。店内に入り、実際に商品を手にして気に入ったら購入する。これが「行動」です。
ネット検索からのネットショッピングは、リアル世界での集客導線と同じ事が言えるのです。
CTAでは、「関心」と「行動」を顧客視点で導線(サイトデザイン)やライティングを考えましょう。その観点で5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:顧客が今やりたい事を言語化している
サイトを訪れた顧客が思わず「買いたい!」「資料がほしい!」と思うデザインになっていますか?「売りたい」や「資料を見てほしい」はあなたの思いであって、顧客視点ではありません。「買いたい」と思うライティングがサイト内で周到に準備された位置で「購入する」のCTAが配置されているか?がポイントになります。
- 商品が欲しくなるような魅力的なセールスライティングがされているか?
- 購入意欲をかき立てるポップな画像でアピールしているか?
- 逆に何度も「購入する」ボタンが表示され、目立ち過ぎていないか?
チェックすべき点を角度を変えて検討してみましょう。
顧客が今やりたい事をサイトの目的と明確に一致していれば、CTAの役割は充分果たせています。購入なのか、資料請求なのか、また別の目的がサイトにあるのであれば、そのゴールに沿ったライティングテクニックも必要です。
たとえば、エステサロンのように技術・サービスを提供するお店のPRを目的とするサイトであれば「予約する」がお店として最終の目的になります。でも、それはお店の視点であって顧客の視点ではありません。あなたがエステサロンを選ぶ時に、第一印象だけでお店を選ぶでしょうか?
もちろん、印象も大切ですが自分にあった施術内容であるか?お店の雰囲気はどうか?などを確認したうえで、実際に予約されると思います。価格や立地条件、口コミなど多角的に判断するでしょう。エステサロンに「問い合わせ」のための電話番号が知りたい、質問フォームが表示されればいい、といった利用者の立場でCTAの配置やライティング技術が問われます。
サイト管理者の視点だけでデザインするのは避けましょう。
ポイント2:クリックした先がリスクを感じさせない
クリックしたものの、リンク先に不安を抱かせるようなデザインではコンバージョン率アップは望めません。サイト全体が安心したデザインで統一されているか、文章の印象に信頼性があるか。単に「お問い合わせはこちら」や「今すぐ購入!」だけでなく、前後の流れ(導線)の中で不自然さを感じさせず、安心してクリック出来る状況を作るよう心がけましょう。
ここで、安心してクリックしてもらうためのウラ技をご紹介しておきます。それはCTAボタン(リンク)の近くに人物の画像を配置するのです。
人は見つめられると見返す習性(クセ)があります。これを利用して、人物がこちらを向いている画像を配置するとさらに効果的です。人物を入れて注目を集めると同時に親近感をもってもらえるようにしましょう。爽やかな笑顔を浮かべた人物画像なら安心してクリックしてくれるはずです。
ポイント3:お手軽感を表現している
クリックするだけで面倒な注文手続きもカンタンに済ませられるお手軽感がないと、顧客はなかなかクリックしてくれません。リアル世界でも、注文はこの窓口、支払いをここで済ませて商品受け取りはまた別のカウンターへ、では顧客は逃げて行くでしょう。
複雑な導線構造は客足を遠のけます。不要な情報を入力してもらうより、ショッピングサイトの該当商品ページに直接リンクした方がアクションもシンプルになります。コンバージョン率アップを望むなら、シンプルなアクションで売上に結び付けるサイトデザイン、ライティングを目指しましょう。
ポイント4:特典が明確である(お得感)
「Web特典」や「今だけ限定」といった明確な文言がCTAにあるとそれだけで顧客の反応が良くなります。タイムセールや早割など、お得感のある広告に目が行きやすいのと同じ心理です。
通常価格と限定価格がはっきり明記されていれば、限定価格でお得に買いたくなりますよね?そんな心理を読みながらサイトをデザインしましょう。特典は明確にする事がポイントですが、誇大広告や誤った表記はしないでください。顧客の信用を失う事になります。
公正な特典、お買い得感をアピールする事でリピーター獲得に繋がります。
ポイント5:クリックしたくなるデザインである
反応の良いCTAには、きちんとした理由があります。CTAは適切なカラー、フォントを使ってデザインされていますか?たとえば、赤などの暖色系は青などの寒色系に比べて人の心理を高揚させる効果があります。
気分の高まった所で購入に繋げるボタンが配置されていれば、コンバージョンも上がります。フォントも統一感、アイキャッチを意識的に使っているか?などチェックすべき点があります。
多種多様なフォントを使うとサイト全体でバランスが悪くなったり信頼感を損ねたりします。アイキャッチを意識するあまりに、CTAだけを目を引くフォントでデザインするとかえってCTAボタン(リンク)だけが浮きだって見え、サイトの信頼性が疑われます。
「クリックしたくなるデザイン」イコール「安心してクリック出来る」事なのです。日用品、消耗品であればポップなデザインもいいでしょう。親しみやすいデザインで思わずシェアしたくなるようなCTAも効果的です。
高額商品やサービスでは、クリックする目的が「購入」ではなく「資料請求」であったり「問い合わせ」であったりするので信用出来る安心感のあるデザインが必要になります。
反応の良いCTAのために
「関心」を「行動」に結び付ける5つのポイントをご紹介しました。
いずれもリアル世界の出来事や自分の視点に置き変えると、意識しやすいと思います。リアル世界での集客導線と同様に、仮想空間でも顧客を消費行動に結び付ける導線の作り方が重要になります。
センスの良いお店にお客さんが集まるように、センスあるサイトデザインがPV数もコンバージョン率もアップします。サイトの目的に最適化されたCTAをデザインしましょう。
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