ウェブサイトの更新情報を「RSS」でユーザーに知らせる意味とは

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

本日はRSSの仕組みとカンタンな使い方をご紹介いたします。RSSは随分と昔からある技術ですがいまいち理解していない人もいるでしょう。RSS(アールエスエス)は「Really Simple Syndication」の略です。もし横文字が苦手であれば「リアリー・・・シン。あ、もう無理」となっているかもしれません。

ウェブサイトの更新情報を「RSS」でユーザーに知らせる意味とは

本記事では配信の仕組みやらむずかしいことは抜きでざっと概要をお伝えいたします。早い話あなたが聞きたいのは「どうやって使うの?どういう意味があるの?」この2点ですよね。お任せくださいませ。

RSSは「熱心な読者さんのため」に用意された情報取得方法

ひとことでRSSを表現すると「ウェブサイトの新着情報を受け取るための技術」です。もしあなたが気に入って定期的にチェックしているウェブサイトがあったとします。そのお気に入りのウェブサイトがRSS配信に対応していたらRSSはすぐにでも受け取れます。RSSはRSSリーダーを通して情報を受け取ります。

ウェブサイトの新着情報を受け取る「RSSリーダー」とは?

RSSリーダーはRSS(各サイトが持っているRSSデータ)を受け取るために必要なサービスです。有名どころのサービスでは「feedly」があります。ひと昔前まではGoogleが提供するRSSリーダー「Googleリーダー」があり大変人気のサービスでしたが(残念ながら)2013年7月1日に終了する運びとなりました。

RSSリーダーの使い方はカンタンです。大きく分けて3ステップです。まずは流れを覚えましょう。

1. RSSサービスを使う
2. 好みのRSSを登録する
3. 更新情報を受け取る

先述した通り、最近は「feeldy」というサービスが人気です。当たり前ですが「feedly」はRSSフィードを読むためのサービスです。名称に「フィード」と入っているのですぐにわかりますよね。秀逸な名前です。

RSSリーダーを利用してウェブサイトの最新情報を受け取る方法

feedlyの利用には無料アカウントが必要です。そしてアカウント開設後にひたすら「RSS」を登録するだけのシンプルなサービスです。もし気になるウェブサイトが3つあったならAサイト、Bサイト、CサイトのそれぞれのRSSをfeedlyのなかに登録していけばOKです。当然RSSリーダーは他のサービスを使っても構いません。

ちなみに当サイトのRSSは以下です。
https://wp-labo.com/feed/

少し技術的な話をするとRSSは「xml形式」でか書かれています。余談ですが、ワードプレスで会員サイトを運営する場合は「記事を非公開にしていてもRSSに全文漏れている」こともあるので注意が必要です。

話を戻します。仮に「feedly」を使うとしたら、アカウント開設後に「https://wp-labo.com/feed/」を登録するだけです。ちなみに当サイトのRSSは上記のURLですが、サイトや規格によって異なる場合もあります。

RSSは種類によってさまざまな情報が含まれる

ウェブサイトによってRSSに含まれる情報は異なります。ワードプレスであれば以下のように言語設定(ja)やバージョン情報(5.2.3)や情報を公開した時刻も入っていたり多岐に渡ります。

ちなみに「バージョン情報」が入っているとセキュリティ的によくないので、ワードプレスでは後から設定でバージョン情報を非表示に指定することもできます。バージョン情報の一文は下記です。

<generator>https://wordpress.org/?v=5.2.3</generator>

たとえばワードプレス「5.2.3」では複数の脆弱性が発見されているのでセキュリティの観点ではバージョン情報を隠しておくだけでも効果があります。バージョン情報を出すか出さないかは好みの問題です。

RSSの配信を行うかあえて停止にするかは運営者次第

ワードプレスでは「RSSを停止」にする設定も可能です。RSSフィードとして更新情報を公開するかしないかはウェブサイト運営者の自由なのでコンセプト次第では非公開の方がよかったりもします。

あと、RSSに表示されるタイムスタンプが9時間ずれていたりと、RSSが確実にリアルタイムで反映・配信されるわけでもないのでRSSフィードも使い方次第です。時間がずれる理由はGMT基準だからです。

厳密に扱いたければRSSリーダー側とウェブサイト側の細かな設定が必要になるのであまり神経質に考えるのもおすすめはしません。ただ、RSSを使っている層は情報収拾が上手なユーザーが多いのも事実です。最終的にはウェブサイト側のコンセプトや、どういったターゲティングなのか総合的に考えましょう。

まとめ

本日はRSSについて詳しく解説いたしました。まとめるとRSSは「配信する側(RSSフィード)」と「情報を受信する側(RSSリーダー)」があって初めて成り立つサービスです。ワードプレスではRSSをゼロから作ったりと細かなカスタマイズも行えますのでサービスに合わせて最適な方法をお選びくださいませ。

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