
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
自社で契約しているレンタルサーバーの一部にアクセスできるアカウントを発行する方法をご存知でしょうか?サーバーのコントロールパネルから権限を抑えた設定を新しく作ることで自由に作成可能です。
下記でご紹介させていただきますね。
外部のパートナー向けにアクセスを限定したサーバーを発行する流れ
サーバーでは個別にテスト環境を発行する機能があります。わかりやすく言えば全サーバーにはアクセスできない権限を下げたアカウントですね。接続領域を絞れるので自社データを見られる心配もありません。
1. サブドメインを作成する
インターネットの仕組み上サブドメインは異なるウェブサイトとして認識されます。
たとえば「test.example.com」というサブドメインを設定すれば「example.com」とは無関係のURLで動かせるため影響を受けず安心です。どういったサブドメインを選ぶかは運営者が自由に決められます。
ポイントはサブドメインを紐づけるディレクトリの指定方法ですね。
上記の通りサブドメインのフォルダを作れば「example.com」とは物理的に分離できます。ただし、サーバーによってはフォルダを「/public_html/example.com/test」にしなければならないケースもあります。
2. 個別のアカウントを発行する
FTPユーザーの作成ではアクセスする権限を「test.example.com」に絞って設定。
レンタルサーバーではサーバー上にアクセスできるアカウントを個別発行することで全部のファイルを見れない特別権限を持ったユーザーを設定できます。ただ、指定方法を間違えると契約サーバーの中身がすべて閲覧可能になってしまうので自社データを守るという意味でもかならず正しい手順を踏まなければなりません。
契約サーバーによっても手順は異なるので1つずつミスなく進めましょう。
3. アクセスを事前テストする
設定後は自分自身でテスト接続を行ってどこまでの閲覧権限があるか確認する必要があります。もし設定が正確に反映されていれば「https://test.example.com」のみに接続できる制限アカウントを発行できます。
サーバー接続するためのアプリケーションは「FileZilla」が便利です。Windows/Mac両方の環境で動くので設定通りに動作しているかはチェックしておいてください。もし設定を間違えるとファイルを全部編集できるため誤操作の元になります。外部パートナー用に発行する場合はアカウント制限して権限を抑えておきましょう。
まとめ
本日は「権限を絞ったサーバーアカウント発行手順」を解説いたしました。
制限アカウントの設定画面は契約しているレンタルサーバーによって違うので状況に合わせて調整が必要です。特にサーバー上には重要なデータが保存されているので操作や設定ミスには十分注意してください。
本記事がご参考になれば幸いです。
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