こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
最近は検索エンジンにインデックスされないトラブルでよくご相談をいただきます。
ひと昔前まではWordPressのSEO基本機能はAll in One SEOに任せるといったテーマも多かったのですが最近はテーマ側やテーマに紐づく関連カスタマイズで補っているケースも少しずつ増えてきています。
上記よりあまり深く考えず「たまたま目を通したブログで推奨されていたプラグインを入れておこう」と考えると後々大きなトラブルにもなりかねません。ワードプレスのSEO機能としても実際に差し込まれているタグをチェックして不要なページでも余計なタグが出力されていないか運営前にしっかり確認をしておきましょう。
テーマとプラグインのSEO競合
せっかく記事数が増えてきたのに検索エンジンに登録されないとブログのやる気もなくなってしまいますよね。
当研究所も運営を開始した当初の「1記事目を書き始めた頃」を今でもよく覚えています。とりあえず100記事を公開すると自分自身のなかで勝手に言い聞かせて勢い半ばでスタートしたのが正直なところです。
振り返れば100記事への道のりは想像していたよりハードで、たった数記事だけで心が折れそうになりました。今では1000記事を超える規模まで増えていますが始めたては色々な問題が同時に起こります。
1. なぜか検索エンジンに記事がインデックスされない問題
結論から言えば原因は「構造ミス」です。以前に解決策を詳しく書いた記事があるのでぜひご参考ください。
個人的な話をすると2007年頃からSEOに強いコーディングを追求しなければならない状況だったのでいつの間にか基本的な検索エンジン対策から技術的な裏技までさまざまなテクノロジーを習得していました。
当研究所で運営しているいくつかのウェブメディアはすべて検索エンジンに正しくインデックスされています。とは言っても設定漏れをよく確認して「基本に忠実」なサイト構造を目指しているだけです。
2. プラグインの導入と設定不足
たとえテーマ側が「SEOに準拠した構造」であってもすべての推奨機能が搭載されているわけではありません。
あくまでもテーマはブログやオウンドメディアといったウェブサイトを運営するためだけの「箱」です。もっと正確に言えば本来はSEO機能を搭載しているテーマがある意味で進化系となります。もちろん、今でもSEO機能はプラグインで補うことが前提になっているテーマも多くSEO設定を搭載しているテーマの方が稀と言えます。
・検索エンジン向けのロボット用の読込みデータが揃っているか
・見出しやh1タグが読みやすく効果的に使った構造になっているか
・インデックス登録に邪魔となる不要なタグの戻し忘れがないか
本格的なサイト運営を行う前にテーマ側のSEO基本機能と併せて確認しましょう。
3. 全チェックは専門家へ依頼
実は意外と多いのが「知り合いに作ってもらった」というパターンですね。
詳しくお伺いすると知人なので指摘しづらいとおっしゃられる方も多くそのまま知らずに運営していた方もたくさんいらっしゃいます。せっかく100記事作っても基本設定が不完全であれば努力もほとんど水の泡。
専門的な内容が多くボリュームがあるため当記事にもすべてを残せませんが、どんな問題にも原因があります。わかりやすく言えば「体調が悪い」のに友人や知人に診てもらうのとあまり変わりません。知り合いに専門家がいれば話は別ですが見るべきポイントや見落としてはならない裏側の設定などがかなり多く潜んでいます。
制作をどこへ依頼するとしても最終チェックはSEO経験が豊富な人に相談するのをおすすめいたします。
まとめ
本日は「テーマとプラグインの競合問題」について解説させていただきました。
わかりやすく言えばウェブサイト運営での「商品の選び方」と「ベストな使い方」は各々で考え方も違います。もし素晴らしい製品であっても説明書を読まずに直感だけで使うと機能を活かすことはできません。
できるだけたくさんのメディアであらゆる情報に触れて最適な方法で解決できるよう心がけていきましょう。