
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
最近ウェブサイト構築のニーズが少しずつ増えてきています。そこで毎回必要になる重要なやりとりがあるので今回は「制作でのご依頼と運用でのご依頼の違い」をあらためてご紹介させていただきます。
目次
制作と運用のどちらをご希望されていますでしょうか?
まずはじめにたくさんのご相談をいただき心から感謝しております。お客様とやりとりでよく制作と運用を確認する場面があります。せっかくなので依頼時の具体的な違いについてざっと洗い出しておきますね。
制作をご依頼いただく場合
前提としてワードプレスではカスタマイズ時に下記2つの情報が必要となります。
1. 管理画面のログイン情報(管理者権限)
2. サーバー上に接続できるFTP情報(運営ドメインのみ)
ごく稀に「両方とも渡せないけどカスタマイズしてほしい」といったご相談も届きますが技術的に不可能です。簡易カスタムなら「1」だけでも対応できますが「2」があればより安全に作業を進められます。
そして「制作のご相談」は町の治療院と同じで基本的にお支払い金額分を対価として技術力を提供いたします。単発のご依頼として承ることになるので料金も一度の払い切りで対応させていただきます。
・ワードプレスで運営しているウェブサイトを移転してほしい
・公開中のウェブサイトをカスタマイズしてデザインを変えてほしい
・バージョンアップでトラブルが発生したので元の状態に直したい
・レンタルサーバーの更新作業でエラーが出ているため表示を戻したい
・導入している機能をさらにカスタムして理想の状態へと仕上げたい
もし仮に「2」のFTP情報がなければ作業前に完全状態のバックアップを作ることもむずかしくなるため万が一作業が行き詰まった際にサーバーコントロールパネルからアクセスしなくてはなりません。レンタルサーバーの情報をいただくことでFTPアカウントを代行作成することもできますのでお気軽にご相談くださいませ。
運用をご依頼いただく場合
長期的にサイトを成長させていきたい場合は「運用」のご依頼をお願いいたします。
・検索エンジン経由のアクセスが思ったように伸びない
・何年も運営しているのにお問い合わせがまったく届かない
・運営でトラブルが起こったらなるべく早く復旧したい
ウェブサイトは「成約率」がたった1%変わるだけで成果に何倍も差が生まれます。しかし、成約率を上げることはカンタンではありません。アクセス解析で流入キーワードを分析して、来訪者が着地するページ、そしてどこで閲覧を止めているのかを洗い出して1つずつ適切に対策を行っていくのがセオリーです。
そのためにはSEO基本設定や流入キーワードを増やす施策も必要で、その後ユーザーがどうアクションするかを的確に描く必要があります。ひとことで言えばサイト内の導線設計を作り込まなければなりません。
すべては「現状のウェブサイトとアクセス解析データ」から答えを見つけます。運用は最低3ヶ月は必要です。
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▼1ヶ月目
現状の課題と問題点の洗い出し
▼2ヶ月目
改善策の提示と指摘箇所をすべて解決する
▼3ヶ月目
アクセスの変動を追いかける
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下記で詳しく解説させていただきますね。
・現状の課題と問題点の洗い出し
成果が出ないウェブサイトには色々な要因が隠れています。1ヶ月目はお客様が目指されているゴールから逆算して問題となっている点を徹底的に洗い出します。この作業がもっとも重要なポイントです。
・改善策の提示と指摘箇所を解決する
成果につながらない要素を整理してコンテンツの質を高めていきます。来訪ユーザーがどういった目的を持ってウェブサイトに訪れているのか?そして何を求めているのかを深掘りして道筋を確認する工程です。
・アクセスの変動を追いかける
コンテンツの作成状況とデータ解析をチェック。もし集客向けにコンテンツを作っているなら方向性が正しいか間違っていないか含めて専門家が目視で確認いたします。以上で成約を高める下準備が完了です。
アクセスを伸ばすために必要な点
4ヶ月目以降も継続して運用のお手伝いをすることも可能です。もちろん、3ヶ月間で終了しても構いません。アクセスを伸ばすための基本は「来訪者にとって満足するコンテンツを届けること」です。
とは言っても「価値の高いコンテンツを届けるだけ」では不十分で成約には至りません。入り口から出口までの導線設計が重要で1つ1つを無駄なく丁寧に作り込む必要があります。重要なのは設計ですね。
ご依頼から1年間で成約率が0%から11%にまで改善した例もございます。
ただし、業種によってウェブサイトの成約率改善をお断りするケースもございます。改善がむずかしい場合やすでにご依頼いただいているお客様と直接の競合になるかもしれない場合はお受けできません。
悪しからずご了承くださいませ。
まとめ
本日は「制作と運用の違い」についてご紹介させていただきました。
もし特定の問題を解決するだけでいいなら「制作」で、長期的にウェブサイトの成果を高めていく予定であれば「運用」でご相談くださいませ。ウェブサイトは少しの仕様変更や立ち上げて待っているだけでは大して成果は出ません。どういったコンセプトで運営されいてるかにもよるのでまずはご相談いただけますと幸いです。
ぜひご参考ください。
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