
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
本日はステップメールに流し込むための「オプトインフォーム」を“ラジオボタン”で切り替える方法をアイデアとしてご紹介いたします。あくまでもカスタムが前提の話となりますので、参考でご一読ください。
目次
【プラグインカスタム】ラジオボタンの選択でオプトインフォームを切り替えて配信ステップメールを変更する方法
体験型コンテンツとは
最近はSNSが主流になっているので「体験型コンテンツ」が注目されています。今流行りのオンラインサロンを考えるとイメージが掴みやすいです。オンラインサロンはユーザーが月額費を払ってコミュニティに参加します。実態は会社のようなものなので言い換えれば「会社が社員に給料を払う構造」から「参加者がお金を払ってチームに参加する(体験を買う)」という仕組みに移り変わってきているということです。
話のポイントは「体験型」という点。つまり、これまでは「受け身」でコンテンツを受け取っていたユーザーが自発的に“取りに行く”時代に移りかけているということです。そのためオプトインフォーム自体も「体験型」へとシフトさせることでより時代にマッチした『ユーザー参加型コンテンツ』へと進化させられます。
実際に健康食品を取り扱っている某大手企業はいち早く「アンケート型フォーム」を取り入れていますよね。
アンケート型フォームのサービス
国内、海外サービスを含めると色々な種類のアンケート型フォームがあります。
- Freeasy
- Questant
- CREATIVE SURVEY
- SurveyMonkey
- MOMONGA
- Typeform
などなど。
選ぶと切り替わるのが基本構造
アンケート型フォームは『参加型コンテンツの一種』。ページ内には「Q&A」方式のラジオボタンがあって項目を選ぶとフォームが切り替わって表示されるといった『来訪者』を軸とした体験型コンテンツです。細かな設定項目は各サービスによって異なりますが基本的には「何かを選んで切り替える」というのが流れとなります。
一般的なオプトインフォームに「体験型コンテンツ」を合体させる方法は『大手企業のアンケート型フォーム同様にオプトインフォームにラジオボタンをつけて選択肢を設ける』という手法です。たとえば「あなたが興味のあるジャンルは何ですか?」としたうえで項目を選ぶとフォームが切り替わるといった仕組みですね。
フォームを切り替えるテスト
まずは実際に「切り替わる状態」をチェックしてみてください。見た方がイメージしやすいはずです。
切り替え方はアイデア次第
上記では「メールアドレス」を切り替えていますが、たとえば一般的なフォームで「法人」を選ぶと「会社名と名前」の入力欄を出して、「個人」を選ぶと「名前のみ」の入力欄を出すことだって可能です。
話を戻して「オプトイン」という部分だけに着目すると『ラジオボタンやセレクトボックスなど』で選ばれた項目に合わせて入力フォームを切り替えると「Aに興味があるユーザーに届けるメール」「Bに興味があるユーザーに届けるメール」「Cに興味があるユーザーに届けるメール」と各々を分けられるということです。
上記の設置テストページのように「Contact Form 7」を使えば、登録ユーザーを「Mailchimp」に流し込むことだってできるのでそのままステップメールに流し込むことも当然可能なわけです。もちろん「Contact Form 7」以外のフォームにも動き自体は流用できますので環境に合わせてカスタマイズ導入すると良いでしょう。
オプトイン後の流れを整理する
何度も言いますが、大事なのは「ユーザー側に選択肢がある」という状況を作り出すことです。世の中には「選べるなら参加したい」と考える層も一定数いますのでそういったターゲットにアプローチできます。
オプトイン後の流れを整理しておきます。
- オプトインフォームに切り替え用のラジオボタンをつける
- 選択したラジオボタンによって異なる入力フォームが切り替わる
- 選ばれた項目に応じてそれぞれで異なるステップメールへ登録される
- 登録メールアドレスに各セッティング済みのメールが配信
- お客様の声やコンテンツを差し替えたランディングページに着地
ぜひオプトイン時の参考にしてください。
まとめ
お問い合わせフォームやオプトインフォーム等どういったフォームでも『選んだ項目で入力状態を切り替える』というのは「ユーザー参加型コンテンツ」が注目されている今とても効果的なアプローチです。当然ですがフォームだけを配置するとしても『ユーザーが登録したくなるオファー』が必要というのがコンテンツの本質。
オプトインを選択方式で切り替えるというのは「良いコンテンツ提供ありき」で、プラスアルファとして反応率が下がってきた頃に試す施策とも言い換えられます。何よりユーザー側で「選べる」という体験を準備することはコンテンツとしてかなり強いです。わかりやすく言えばシンプルに『確率論の話』でもあります。
たとえばお店の会計時に粗品を「いりますか?いりませんか?」という2択であれば選択する確率は50%です。しかし「この3つのどれにしますか?」というアプローチであれば確率が少し上がります。つまり受取手は『3つのどれかか不要か』なので選択肢は4つ。つまり25%が3つと不要の25%で75%の可能性で受け取ってもらえるわけです。ユーザー参加型コンテンツが選ばれやすい理由はカンタンな数字ゲーム。しかしながら先述した通りコンテンツの本質は『見込み顧客&オファーの質』で決まります。お困り時はぜひお試しください。
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