
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
運営サイトを見れば大体の成果が判断できます。なぜ「パッと見るだけで判るの?」と思う方もいるかもしれませんが「業種別で数千個単位のホームページ制作を手がける会社」で働いていた過去があるので、一般的な制作会社で得られる倍以上の情報量に触れてきた経験から身につきました。
着手から納品の流れでもディレクターが作成する提案資料から専任デザイナーが仕上げるデザイン案までWEB制作の全行程を含めて「リニューアル前後での来訪ユーザー数の違い」もひと通り勉強してきました。
当時は多ければ月数千以上のウェブサイトを確認する日課もあって、反応の良いサイトと悪いサイトが手に取るようにわかるようになりました。見た目が綺麗なウェブサイトが好成績というわけでもありません。
目次
メッキで塗り固められたウェブサイト
見た目も美しく誰が見ても「かっこいい」と思うウェブサイトでも成果が出ないケースはかなり多いです。
理由は「かっこよさ」と「信頼」はイコールではないから。ブログでもホームページでもどんなウェブサイトでもクール・スタイリッシュに作りたい人が多いです。でもかっこよさでは信頼をしてもらえません。
信頼されるウェブサイトとの違い
では信頼されるウェブサイトを目指すにはどうすればよいのでしょうか?
答えはシンプルで「かっこよさ」を捨てることです。念のために補足をしておくと「かっこよさとクオリティ」は決して比例しません。もちろん、かっこよさを維持したまま信頼を獲得する方法もあります。
ウェブサイト初心者さんの間違い
もっとも多い失敗パターンをご紹介いたします。もう定番中の定番と言っていいほど一般的なよくある間違い。
それは「ナビゲーションの名前を適当につけてしまうこと」です。正確には適当と言うより“スタイリッシュ”を目指すあまりに結果として伝わらないメニュー名となっていて大きな機会損失をもたらすパターン。
人によっては知らない間に「大きな穴」を開けている場合もあるということです。
ウェブサイトに穴を空ける行為
たとえるなら「底に穴があいたバケツ」で頑張って水をくんでいる状態です。自分自身で運営するウェブサイトをとりあえず真似事で始めてみた結果、ナビゲーションの名前づけに失敗している典型的パターン。
<勉強不足なナビゲーションの例>
・HOME
・ABOUT
・PRICE
・COMPANY
・CONTACT
この失敗パターンは本当に多いです。上記は1つの例ですが「英語表記メニューで運営しているウェブサイト」は高確率で成果が出ません。もし該当している方がいたら申し訳ないですが完全にNG行為。
考えてみれば当たり前ですよね。あなたのウェブサイトは英語圏の方へ向けたウェブサイトですか?グローバルを意識して英語と日本語を併用したり工夫があれば問題ありません。英語表記だけは基本的に論外。
英語表記が許されるパターン
ただし、ごく稀に英語表記メニューでもOKな例があります。問題がないパターンとしては常に莫大な広告費を投入していて自社のブランディングがほぼ完了している場合ですね。そもそもインターネット経由でのアクセスを求めていなかったり十分なお客様をすでに獲得していてウェブに頼ることなく回っていれば許されます。
ではさきほどの英語表記メニューを改善させた例をご紹介いたします。
<調整を加えた後のナビゲーション例>
・ホーム
・店舗について
・料金メニュー表
・運営元の情報
・お問い合わせ
上記は一例なのでベストではありません。英語表記と比べると多少は反応率が向上するはずです。とはいえ業態や業種によっても最適なメニュー名も毎回違ってきます。考えるポイントは魅力的なのかどうか。
以前にウェブサイト全体の見直しをまとめた記事があるのでぜひご一読ください。
ウェブサイトは伝言ゲームと同じ
小学生の頃にレクレーションで伝言ゲームをした経験がありますよね。
前から順番に生徒を並べて「1つ後ろの人へ文章を伝えていくシンプルなゲーム」です。伝言ゲームの面白みは最後列に伝言を進めていくまでに(見事なまでに)当初の文章が変形していくという点にあります。
ウェブサイトでも基本的な構造は伝言ゲームと同じです。来訪者が見るであろう箇所をサイト運営者は先回りで考えて「着実に目的を伝え続ける」という工夫が必要となります。もちろん、ウェブサイトの目的によってもゴール地点は違いますが、伝言ゲームで言う“最初の文章をいかに最後まで継続できるか”で勝負は決まります。
ウェブサイトの設計を考えるという技術はそういった制作スキルです。
初心者が作る残念なウェブサイト
最近はワードプレスが一般化したので多くの初心者さんが自分自身でウェブサイトを立ち上げています。
見た目が美しい純国産のワードプレステーマも多くなってきたので、ウェブサイトのデザインだけでは運営主のスキルを判断しにくくなりましたよね。本当は細部へ目を向ければすぐに実態がわかります。
運営歴を出したり色々な工夫をされている方も多いですが、基礎がごっそり抜けていれば価値はそれなりです。自分自身も数十年前に初めてウェブ業界へ入った頃に作ったページがありますが見てられません。
基本を学んで今すぐ初心者を卒業
本日(2021年6月10日)までの限定募集で「設計から学べる入門講座」を開催しています。上記でお伝えした基本的な内容以上にもっと奥の大切な部分が学べます。そろそろ次のステップへ進んでみてください。
募集期限は本日中「2021年6月10日(木)の23時59分まで」となっています。
まとめ
本日は「中身がないウェブサイト」についてご紹介させていただきました。
グローバルナビゲーションは基本中の基本。大切なのはまだまだ奥にもあって1つ1つを論理立てながらあなたの業界に最適化したウェブサイトの設計を作り上げることです。普遍的な技術を学んでください。
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