
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
PayPalには開発者専用モード(Sandbox)が用意されています。Sandboxを使うと開発者テストアカウントが使えるのでわざわざエンジニア側でテスト用のアカウントを作成する必要もありません。久々にPayPalを使うと随分と新しくなっていたのでこの機会に2022年版としてざっとSandboxを解説させていただきます。
PayPalのテストアカウントはSandboxを使うのが効率的
前提として「PayPalアカウントが必要」です。PayPalアカウントさえ持っていれば誰でも使えます。パーソナルアカウントでもビジネスアカウントでもどちらでも問題ないのでありがたいですよね。
1. PayPal Developerを開く
Sandboxは「PayPal Developer」で使えます。右上にある「Log Into Dashboard」を押してください。ログイン画面が表示されたら普段使っているPayPalアカウントのメールアドレスとパスワードを入力。
2. ダッシュボードにログイン
ログインすると自動でダッシュボードへ移動。さまざまなテスト環境メニューが用意されています。
3. アカウントはすでに作成済み
左側メニューに「SANDBOX > Accounts」があります。
Accountsメニューに入ると下記の通りアカウントがすでに2つ作成されています。上側がビジネスアカウント。そして下側がパーソナルアカウントです。専用の個別アカウントなので遠慮せずテストできます。
右端の「…」から設定も確認可能です。
名前やパスワードや電話番号もすべて自動作成済み。パスワードの変更も同じ画面内から変更できます。
PayPalの開発は支払い処理がメインになるので「ビジネスアカウント」と「パーソナルアカウント」が使い分けられると便利ですよね。テスト用のアカウントとしてそれぞれを独立した状態で自由に使えます。
・売り手用:Businessアカウント
・買い手用:Personalアカウント
PayPal払いのシステムには「販売者(売り手)」と「購入者(買い手)」の検証作業が必要なのでアカウントにログインしたりログアウトして切り替えたりストレスなく念入りにテストすることができますよね。
まとめ
本日は「PayPalのSandboxを使う方法」をご紹介させていただきました。
当たり前ですがSandbox内の決済はすべて架空データなので代金等は発生しません。高機能なのでIPNシュミレーターを使ってシステム側とうまく連動できるかの検証も行えます。クレジットカードの与信エラーを発生させるシミュレーションも作れるのでより細かく事前テストを行う場合にはとても便利でありがたいサービスです。
ぜひご参考くださいませ。
補足
SandboxアカウントのログインにはSandbox用のログインURLを使います。ログイン画面やメニュー操作も本番画面とほぼ同じなので設定に困ることもありません。ぜひ実際の操作を色々と試してみてください。
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