1日で独自ドメイン(com)はどれくらいの数が取得されているか

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

ワードプレスなどウェブサイト運営でなければ始まらないほど重要な独自ドメイン。あなたは1日にどれだけの勢いで独自ドメイン(.com)が埋まっていくかご存知でしょうか?登録ペースは想像より早いです。

最近は「スマホだけで仕事をこなす」という方もいたり、もはや「インターネット」は生活に欠かせない存在となりました。そしてインターネットの世界で昔から活発なのが「独自ドメインの売買」です。独自ドメインはウェブサイトの運営に必要な『インターネット上にある唯一無二の住所』として大きな役割を果たしています。

ツイッター(Twitter.com)やインスタグラム(Instagram.com)など、時代や流行によって少しずつ移り変わっていくソーシャルメディアも大元はウェブサイトそのものであることを忘れてはなりません。独自ドメインとインターネットは切っても切れない関係で成り立っています。ネット上で唯一の住所が「独自ドメイン」です。

1日で独自ドメイン(com)はどれくらいの数が取得されているか

僕たちはこれまでに数百以上の独自ドメインを取得してきました。ちなみに「2011年12月」段階で「.com」ドメインの登録数は約1億件を超えています。今は2020年なのでさらに増え続けているわけです。

本日は「独自ドメインが1日でどれくらい増えているのか?」をカンタンに調査してみました。独自ドメインには取得時に振られる固有の番号(ユニークID)があります。ドメインに振り分けられる固有の番号はランダムではなく取得した順番で発行されているので可能な範囲で計算して1日の取得ペースを割り出します。

ドメイン(.com)取得時に振り分けられる番号

独自ドメインを取得したら固有の番号として「Registry Domain ID」が発行されます。Registry Domain IDは野球などで例えると背番号のような役割(世界に1つしかない番号)です。下記「0」の部分ですね。

Registry Domain ID: 0000000000_DOMAIN_COM-VRSN

そして独自ドメインを取得した日付と時間が「Creation Date」となります。Creation Dataはドメイン誕生日ですね。生まれた日と取得された時間は移管をしても変更されず「Creation Date」として管理されます。

Creation Date: 2020-01-01T01:11:11Z

ちなみに現時点(2020年7月)ではIDは「25〜」から始まっています。2018年8月後半に「23〜」が発行されていたので1年ごとに相当な数のペースでドメイン(.com)が取得されている計算になりますよね。

Registry Domain ID: 2500000000_DOMAIN_COM-VRSN

1分ごとに独自ドメイン(.com)が取得されるペース

以前に同時期でドメインを取得したことがあったのでそれらを元に計算してみます。取得したタイミングの1つめのドメインは「23時37分52秒」に取得、2つめのドメインを「23時55分53秒」に取得しました。

2つの時間差は約「18分」です。そして固有IDを比べるとの差が「768」でした。つまり1分あたりに約43個のドメインが埋まっている計算になります。秒にすると1.39秒に1つのドメイン(.com)が埋まっている計算になります。今こうして記事を読んでいる間にも数十個のドメインが埋まるスピードだと考えるとすごいですよね。

ちなみに今から11年程前の2009年段階では1.65秒に1つのドメイン(.com)が埋まっているスピードでした。年々ドメインが埋まっていく速度が早くなっていっていますね。実際の需要が増えている証拠です。

もちろん、固有IDの具体的な振り分け方は公開されていないため厳密に言えばペースは違うのかもしれませんが数秒間で1個のスピードで埋まっていくのは明らかです。やはりドメインは競争率が高いですね。

測定のタイミングで多少誤差もありそうですが、ここ数年の登録ペースを見ていても「1年で大量のドメイン」が取得されているのには間違いありません。考え方次第では「ドメイン」は株にも似ている部分があるので将来的に価値が上がる文字列を取得できれば後から価格が跳ね上がる可能性もあります。少し夢がありますよね。

一番古い独自ドメイン(.com)

有名ですが、もっとも古い独自ドメインは「symbolics.com」と言われています。取得された日時は以下です。

Creation Date: 1985-03-15T05:00:00Z

これほど「取得から歴史があるドメイン」だと余計に箔がついて見えますね。ドメインの年齢で言えば35歳。現在運用されている大半のドメインは2010年移行に取得されたドメインばかりなので迫力が違います。

まとめ

一見するとただの独自ドメイン取得ですが、どの時期に取得したかで振り分けられる番号も自然と変わったり、取得した日時がドメインの誕生日になると考えると想像以上にとても奥が深く見えます。

過去に一度固有番号の下6桁が「123333」と奇跡的な数字に巡り合って感動したことがあります。残念ながらそのドメインは今後も使う予定はありません。もしドメインが失効すると次に取得した人が契約するタイミングで新しい番号が振り分けられるのでその番号はもうなくなりました。偶然だとしても良い番号は嬉しいですよね。

ずっと空いていたドメインが1週間後には埋まっていた経験もあるので、どんなドメインと巡り合わせるかは人によってもさまざまです。お気に入りの独自ドメインを見つけたら早い目に抑えておきましょう。

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