こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
独自ドメインの取得サービス(ドメインレジストラサービス)はどこを使っていますか?日本国内ではお名前ドットコムを使っている人が多いかもしれませんね。当然ですが、日本国内でも「独自ドメインを取得できるサービス」はたくさんあります。もし国内だけでなく海外にも目を向けると1ヶ月は悩めるくらい多いです。
費用面で言えば海外サービスが安いです。しかし、初年度だけが安く2年目以降は費用が上がったりと料金の比較がむずかしいサービスも多いのでどのサービスを選べば良いか悩む場面もありますよね。
目次
NamecheapとGoDaddyのドメイン取得と更新費の違い
本記事ではあらゆる比較ができるように「日本国内のドメイン取得サービス」も含めて、ドメイン取得・更新費用を考察いたします。ドメイン取得サービスを悩むあなたの助けになれば幸いです。
日本国内のドメイン取得サービス
まずは「国内のドメインレジストラサービス」の一覧です。種類は「.com」で安いサービスに絞ってます。
補足しておくとドメインは「取得時のみ割引きが効いてお得になるサービス」や「セール期間はずっと取得も更新も割引きしているサービス」があります。そのため以下にある取得の並びに『取得XXX円【割引】』と書いてあるものには「取得時だけ安いサービス」と「一時的に値下げしているサービス」の2つがあります。
ドメインは継続的に使うインターネット上のアドレスなので、どちらかといえば「更新費用」の方が大切です。取得時が低価格でも更新時に値上がりするサービスもあるので更新側を意識しましょう。
・お名前ドットコム
取得1280円 / 取得240円【割引】/ 更新1280円
※参照:https://www.onamae.com/service/d-regist/price.html
・ムームードメイン
取得1160円 / 更新1480円
※参照:https://muumuu-domain.com/domain/price
・バリュードメイン
取得1280円/ 取得899円【割引】/ 更新1280円
※参照:https://www.value-domain.com/pr/newregcampaign
・スタードメイン
取得1180円 / 取得950円【割引】→ 850円 / 更新1180円/ 取得950円【割引】→ 850円
※参照:https://www.star-domain.jp/price/price_list.php
・エックスドメイン
取得1180円 / 取得260円【1個目】/ 取得750円【2個目以降】/ 更新1180円
※参照:https://www.xdomain.ne.jp/domain/price.php
・ゴンベエドメイン
取得1280円 / 更新1280円
※参照:https://www.gonbei.jp/reg/domain_price.cgi?p1=gtld_renew_price
最近は「1年目のみ割引き」「1個目のみ割引き」といったサービスもよく見かけます。ただ、ドメインは5年10年スパンで継続して使っていく大切な住所なので「更新費用」が重要です。1年目が安くても更新費用を高く設定しているサービスもあるのでよく比較しておきましょう。国内国外も両方とも比較必須です。
更新費用が安いドメインレジストラサービスは?
上記のなかでは「スタードメイン」と「エックスドメイン」の更新費が安いですね。
・スタードメイン
取得1180円 / 取得950円【割引】→ 850円 / 更新1180円/ 取得950円【割引】→ 850円
・エックスドメイン
取得1180円 / 取得260円【1個目】/ 取得750円【2個目以降】/ 更新1180円
ちなみに「お名前ドットコム」「ムームードメイン」「バリュードメイン」はGMOが運営しているドメインレジストラサービスです。更新費の比較ではネットオウルが運営するスタードメインとエックスサーバーが運営するエックスドメインが真っ向勝負する格好になっています。料金面ではエックスドメインに軍配です。
スタードメインでは「1年目の割引き」となっています。エックスドメインはスタードメインと同じく「1年目の割引き」ですが1個目のドメインは大幅に値下げされていますね。
とは言いながら実は「スタードメイン」も「エックスドメイン」も運営元は「エックスサーバー」です。2013年の1月17日にネットオウルから正式なアナウンスがあったので知っている人は知っていますよね。エックスサーバーは京都で立ち上がったネットベンチャーです。破竹の勢いで成長しつづけています。
海外の有名ドメインレジストラサービス2社
大変お待たせいたしました。日本国内の最安値が決まったところで次は海外サービス。個人的によく使っているNamecheapとGoDaddyを比較してみます。結論から言うとNamecheapの方が低価格です。海外サービスも定期的にキャンペーンで価格を下げていますが為替の動きもあるのでぱっと見だけでは判断がつきません。
・Namecheap
取得$8.88:¥941/ 更新$12.98:¥1394
※参照:https://www.namecheap.com/domains
・GoDaddy
取得$9.4:¥996/ 更新$17.99:¥1906
※参照:https://jp.godaddy.com/domains/domain-name-search
GoDaddyは初年度のみ大幅値下げしていることもありますが「更新費用は高い」です。その分Namecheapは取得費用も更新費用も良心的な価格設定になっています。こうして見比べるとNamecheapに軍配アリ。
ただ、先述したように海外サービスはドメインが更新されるタイミングでの為替($1=何円)によって請求される金額も変わってくるので確実に固定の料金を支払いたい人は国内サービスの方が確実です。
今までの経験上でNamecheapのドメイン更新(.com)は「1300-1450円」前後です。国内サービスの「エックスドメイン」なら税込で1298円(税抜1180円)なのでお得度合いで言うと国内サービスかもしれません。ちなみにNamecheapでは決済時に「ICANN fee」として$0.18乗るので更新は$13.16が請求されます。
国内と海外のサービスを比較
エックスドメインとNamecheapを比較すると更新費用では「ほぼ同額」です。Namecheapはドル換算になるので時期ごとに料金は異なります。英語に抵抗がなければNamecheapが低価格かもしれません。
・エックスドメイン
取得1180円 / 取得260円【1個目】/ 取得750円【2個目以降】/ 更新1180円
・Namecheap
取得$8.88:¥941/ 更新$13.16:¥1394
海外は常にレートが違うのでむずかしいところですね。
料金だけで決められないドメインの世界
ドメインを所有しているサービスに応じて「Whois【Registrar WHOIS Server】」の中身が変わります。ちなみにエックスサーバーで取得したドメインとNamecheapとでは表示される内容が違います。
▼エックスドメインの場合
Registrar WHOIS Server: whois.star-domain.jp
Registrar URL: http://www.netowl.jp
▼Namecheapの場合
Registrar WHOIS Server: whois.namecheap.com
Registrar URL: http://www.namecheap.com
なお、Whois情報にはドメインを所有しているサービス名称が表示されます。エックスドメインであれば大元はスタードメインになるので運営元は「ネットオウル」になります。NamecheapはNamecheapです。Whois情報は専用ツールで検索しなければ表示されない裏側の情報なので意識する必要はありません。
Whoisガードで個人情報を非表示にできる
日本国内国外に限らずドメインレジストラサービスでは「Whoisガード」という機能が使えます。Whoisに記載される内容に個人情報を掲載したままにしても構いません。心配ならガード機能を使ってもOKです。
過去に何名か「個人自宅の住所をWhois上にさらけ出したまま」にしていた方もいらっしゃるのでよくわからなければガード機能を有効しておくに越したことはありません。個人情報なだけに「知らなかった!」では許されないこともあるのでドメインに関する知識があまりない方は技術に詳しいエンジニアに相談してみましょう。
まとめ
本日はNamecheapとGoDaddyについて解説いたしました。更新費用で考えるとお得なのはNamecheap。一方で初年度のドメイン取得費用で考えるとGoDaddyに軍配が上がります。ただ、海外サービスは国内サービスと違って「為替の影響」を受けるので景気や経済によって高くなったり安くなったりと波があるのが特徴です。
国内サービスでは高速サーバーで大人気のエックスサーバーが運営する「エックスドメイン」が安いです。ドメイン取得で迷っていた方がいたらぜひこの記事を参考にしてサービスを選んでみてください。
最新式の無料プラグインを事前公開
WordPressは公式サイトに登録済みのプラグインだけで全機能を補足しきれません。当サイトでは使いやすさを追求した魅惑的なプラグインを無料でダウンロードいただけます。運営ホームページのマーケティング力をさらに高めるチャンスです。まずは無料でDLしてお試しくださいませ。
→ 改良されたプラグインを確認する