こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
最近は「固定費」について考える機会が増えました。生活していると「衣食住」でかならず出費するお金。そのなかでも僕は『毎月自動で口座から引き落とされる費用』を定期的にチェックしています。
本記事ではちょっとした見直しでスマホ代金とインターネット回線費用を合計年間4万円安くできた話を共有させていただきます。固定費は1円でも安い方が嬉しいですよね。ただ、スマホ代とインターネット回線費用は各々の使い方もあるので、安ければ安い方がイイというわけでもありません。
以下ではエンジニアとしての側面も考えつつ「自分自身が求めている部分」を整理しながら、どうやって費用を抑えていったのか?を詳しく解説いたします。もちろん、全員にこの方法を推奨するつもりはありません。百人百様なので1つの読み物(参考)としてご一読いただけますと幸いです。
目次
【固定費の見直し】スマホ代(携帯電話料金)とネット代(データ通信費)の見直しで「年間4万円」安くなった話
まずはざっとスマホ代とネット回線費用をご紹介いたします。なお、以下ではユニバーサル料金(2円)など細かな計算は含んでおりません。ちなみにスマホは「SIMフリーの端末(iPhone)」を使っています。
スマホ代(Y!mobile)
まずはスマホ代。エンジニアという職業柄からお客様との突発的な打ち合わせなど通話が長時間になることもあるので「通話放題は必須」です。ワイモバイルでは10分を超える電話を無料にしたい場合は『スーパーだれとでも定額(1000円)』が必要となります。消費税込みの合計が「4378円」。
・スマホプランS(2980円)+ スーパーだれとでも定額(1000円)= 3980円(税込4378円)
毎月の請求額を平均すると約4500円程でした。ちなみに元々は「ソフトバンクユーザー」だったのでこの倍以上支払っている時期もありました。ソフトバンクの頃は月8000円位だったの4500円は安い方ですね。
MVNO最前線の時代では4500円でも高く感じますが「専用アプリが不要の通話放題」が使いたかったのでずっとワイモバイルを契約していました。ちなみにソフトバンクの頃は「月7GBのデータ通信プラン」を使っていましたがモバイルWi-Fiを併用しはじめてからは7GBも要らないことに気がつきました。
インターネット回線費用(フジWi-Fi)
次がインターネット回線費用。職業柄どうしても出先でノートパソコンを開くことがあるので「モバイルWi-Fiは必須」です。ただ、案件によって大きな素材ファイルをダウンロードしたり、クライアントがダウンロードできるよう事前のアップロード作業などで通信容量が膨らむ場面もあります。
・いつも快適プラン(4480円)
わずか月4480円で「いつも快適プラン(LTE無制限)」が使えるフジWi-Fiはとても重宝していましたが、消費税を入れると4928円。あと少しで五千円という料金は少し高いかな?とも感じていました。
というのも、フジWi-Fiの初期キャンペーン時(2980円)の頃や、値上がり前(3696円)に契約できた人の声を生で聞いていることもあって「毎月5000円」で使い続けるのに少し抵抗がありました。
スマホ代+インターネット回線費の合計
1ヶ月あたりのスマホ代+インターネット回線費が『9306円』。約1万円程度ですね。ただ、1万円と言ってもフジWi-Fiは自宅以外でモバイル回線の役目も果たす(一石二鳥)ので意外と安いのかもしれません。
・スマホ代(4378円)+ インターネット回線費用(4928円)= 9306円(税込)
とはいえ個人的には両方で「6000円程度」で収めたいと考えていました。そこで今一度スマホ代とインターネット回線費用の見直しを決定。何年かかけて少しずつ変化させて月額コストを下げてきました。
結果としては「月額1万円程度」だった『スマホ代+インターネット回線費用』が今では「月6000円」にまで抑えられました。以下では9306円が「約6000円」になった経緯をお話いたします。
実際に年間4万円安くなった内訳
安くなったのは以下に変更したからです。
▼スマホ代
Y!mobile
⇒ 日本通信SIM(合理的かけほプラン)
▼インターネット回線費
フジWi-Fi
⇒ ゼウスWi-Fi(ベーシックプラン)
※無制限プラン
念のため具体的な月額も記載しておきます。
月額料金が下がったスマホ代
ワイモバイルでは「3980円(スマホプランS + スーパーだれとでも定額)」でしたが、日本通信SIMでは実質同等のサービスが「2480円」で提供されていました。税込で1650円も安くなりました。
・Y!mobile ⇒ 日本通信SIM
▼Y!mobile
2980円+1000円=3980円(税込4378円)
▼日本通信SIM
2480円(税込2728円)
差額 4378円−2728円=
1650円(年間19800円)
厳密にはY!mobileが留守番電話サービス代込みだったり、データ通信量の追加購入が日本通信SIMが1GBあたり250円(ワイモバイルは1GBの追加購入は1000円)など異なる点はいくつかありますが、個人的にはあまり影響がなかったので「日本通信SIM」に切り替えました。なお、日本通信SIMは「ビーモバイル名義」のサービスで通信速度が遅いなどの苦情も多かったので快適かどうかは住むエリアにも影響してきます。
Y!mobileはソフトバンク回線、日本通信SIMはドコモ回線です。最近はドコモ回線よりもソフトバンク回線の方が高速と言われていますが実際は場所によって違います。
ただ、僕の環境では「モバイル回線」を持ち歩いているので、たとえスマホ本体のデータ通信がドコモであってもほとんど使いません。仕組み上「クラウドWi-Fi」は3キャリアの電波が使えますが8割強はソフトバンク回線を掴むので、日本通信SIMのドコモ回線が遅くても個人的に問題なしです。
月額料金が下がったインターネット回線費用
フジWi-Fiでは「4480円」でいつも快適プランを契約していました。そして今回は紆余曲折ありながらも実質同等のモバイルWi-FiサービスであるゼウスWi-Fi(ドバドバキャンペーン)にたどり着きました。
ちなみにフジWi-Fi(304ZT)は通常SIMのモバイルWi-Fiです。一方ゼウスWi-FiはクラウドSIMのモバイルWi-Fiです。クラウドSIMを使ったWi-Fiは3キャリアの電波を自動的に拾う仕組みなので便利ですね。
・フジWi-Fi ⇒ ゼウスWi-Fi
▼フジWi-Fi
4480円(税込4928円)
▼ゼウスWi-Fi
2980円(税込3278円)
差額 4928円−3278円=
1650円(年間19800円)
両方で浮いた月額を計算してみましょう。
スマホ代:−1650円/月(年間/19800円)
ネット代:−1650円/月(年間/19800円)
合 計:−3300円/月(年間/39600円)
すべてが今まで通りの使い勝手なのかどうかはまだ見えない部分もありますが、それにしても「年間約4万円」は大きいですよね。5年計算だと20万円。20万も予算があれば色々な検証ができそうです。
スマホ代とネット費用の合計でいくら安くなった?
▼Y!mobile+フジWi-Fi
スマホ代(3980円)+ インターネット回線費用(4480円)= 税込9306円
▼日本通信SIM+ゼウスWi-Fi
スマホ代(2480円)+ インターネット回線費用(2980円)= 税込6006円
結果的には「8560円(税込9306円)を5460円(税込6006円)」まで圧縮できました。差額は3300円。年間で計算すると『39600円』です。小さな圧縮ですがチリも積もればで想像以上に違いがあります。
アプリ不要の通話放題が付いている日本通信SIMとは?
ここからは乗り換えた先の各社サービスをカンタンにご紹介させていただきます。
僕がスマホに求めているのは「通話放題」と「適度なデータ通信(3GB程)」です。基本的にデータ通信は常時持ち歩く「モバイルWi-Fi」を使うので問題ありません。そこで候補に上がったのが日本通信SIM。
日本通信SIMは“世界初のMVNO”を提供した「ビーモバイル」が運営しています。
このビーモバイルが新しく「日本通信SIM」というサービス名称で新たなMVNOを提供しました。そのなかで注目の新プランが「合理的かけほプラン(2480円)」です。
Y!mobileで「通話放題の最安プラン(2980円+1000円)」が日本通信SIMであればたったの2480円。そして専用アプリ不要で通話放題を提供しているMVNOは「UQモバイル」と「日本通信SIM」のみです。
ただ、UQモバイルの「かけ放題(24時間いつでも)」は1700円のオプション料金がかかってきます。一方で日本通信SIMは月額基本料のなかに「かけ放題」も含まれています。電話品質はドコモ同等です。現時点ではまだデータ通信の品質がはっきりとしない部分もあるので検証が必要かもしれません。
無制限が売りのモバイル回線「ゼウスWi-Fi」とは?
フジWi-Fiは「固定回線」の代わりとして使えました。月の通信量を測定すると少ない月で100GB程度、多くて300GB程度です。平均すると「月100GB前後」使っていることが多いです。ただ、ごく稀に300GBを超える場面も少なからずあるため無制限プランとしてWi-Fiを契約する必要がありました。
ただ、モバイルWi-Fiでは300GB使える回線は少ないです。フジWi-Fi(いつも快適プラン/快適!クラウドプラン)、D3Wi-Fi(300GBプラン)、モナWi-Fi(裏モナSIM)などなど。
100GB上限として販売されているモバイルWi-Fi(通常SIMのWi-FiやクラウドSIMのWi-Fi)もたくさんあるので自分自身が月にどれくらいの通信量を使うのかを理解したうえで契約するのが重要となります。
まとめ
今回はスマホ代とネット回線費用を年間4万円以上も安くできた経緯を書きました。
おそらく誰にでも「許せる無駄」と「許せない無駄」があるはずです。一時期契約していたモバイル回線(Wi-Fi)は劇的に遅く、Wimaxの3日10GB制限よりもイライラする毎日を過ごした経験があります。
もちろん、すべての無駄を排除して安くすることが正義だとは思っていません。ただ、同額を支払うのであれば少しでも快適な方が満足感も高くなるのは事実です。浮いたお金を別のプロジェクトの立ち上げに使ったりと選択の幅も増えます。ポイントは「窮屈な思いをせずに乗り換える」という視点です。
僕は自宅に固定回線はひかず、モバイル回線を自宅兼用としています。その使い方で『月6000円』で収まっているのは意外とすごい金額だったりします。固定回線って自宅にいないときは使えなくて無駄にもなるので「モバイル回線で一本化」で満足できる人にはおすすめかもしれません。
ただ何度も言うように最終的には各個人の使い方によって求める環境は異なります。僕は常にモバイルWi-Fiを持ち歩くことが苦にならないので月6000円でこの通信環境は割と理想的です。歩くオフィスですね。
・スマホ代の平均(6300円)
・インターネット回線費の平均(5000円)
・モバイル回線費の平均(3500円)
平均額の合計が約15000円。15000円が6000円になれば9000円の圧縮です。月9000円も安くできたら年間では11万円も出費を抑えられます。スマホ代やインターネット回線費用は「乗り換えるメリットやデメリット」など色々と難しいことも多いのでよくわからずに現状維持を選びがちですが、現時点での契約内容をしっかりと見つめれば良い方法が見つかるかもしれません。できる限りトコトン安くしようと必死になるよりは「今より満足度を高める使い方はないか?」と考えるのが近道になるでしょう。
補足
これからも「クラウドSIMを使ったWi-Fiサービス」はきっとたくさん出てきます。発売直後の特別キャンペーンで無制限プランとして契約ができればキャンペーン終了後(新規受付を停止したあと)も柔軟に対応してくれるサービスはあります。この点は運営元の「資本力」や「サポート体制」にも大きく影響してくるところなので『長く続くWi-Fiサービス』をうまく見極める必要がありそうです。
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