こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
ついに「MNP手数料の無料化」が本格的に動き始めました。ちなみに「MNP転出手数料」は現時点では3000円が必要です。仮に「現在の電話回線」でキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)を契約していたとすると、電話回線を「サブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)やMVNO各社(格安SIMサービス)」へ乗り換えるときに契約元で『MNP転出手数料(税抜3000円)』がかかるという意味です。
目次
「MNP転出手数料の無料化」と「頭金」廃止を2020年秋に制度化
もしMNP転出手数料がなくなると回線を他社へ移動しやすくなりますよね。以前にも記事で書きましたが電話回線を乗り換える弊害は「メールアドレスの変更」と「MNP転出手数料」も関係しています。
携帯ショップに残っている頭金という仕組み
また、携帯ショップの一部ではいまだに「頭金」としてスマホ代に利益を上乗せして販売を続けているお店がいくつか残っています。頭金と表記していても実態はショップに入る「販売手数料」なので、頭金が支払い総額から差し引きされるわけではなくその点がずっと問題視されてきました。
一般的な頭金は「総額3万円の買い物」だとしたら頭金を1万円(手付金)として払い、残りは2万円になるのが普通ですが、携帯ショップでは頭金が1万円だとしても残金は3万円のままになります。
もう多くの携帯ショップが「頭金」をとっていませんが、いまだに頭金を取り続けるお店もあります。販売店としては手数料を少しでもとって利益に還元したいわけなのでわからなくもないですが、購入する側は多くの総額を支払うことになるので『知らずに契約した人』は損をした気分になります。
詳しい人はスマホ本体にSIMフリー端末を選ぶ
スマートフォンには大きく2種類があります。1つはSIMロックがかかっていない「SIMフリー」と呼ばれる端末。そしてもう1つがSIMロックがかかっている「赤ロム」と呼ばれる端末です。
ちなみに「SIMフリー端末」は電話回線のSIMカードを自由に差し替えて使えます(MNPは必須)。しかし「赤ロム端末」にはSIMロック解除できる本体と、SIMロック解除ができない本体があります。
つまりスマホはざっと3種類あるわけです。
1. SIMフリー端末
2. 赤ロム端末(SIMロック解除可能)
3. 赤ロム端末(SIMロック解除不可)
もし「3」を買った場合は「購入したキャリアでしか使えない」のでかなり不便です。2を買ったらキャリアでSIMロック解除を行なってもらわなければなりません。1を買えば特に制限はありません。
キャリアやサブブランドで販売されている端末は「SIMフリーではないことが多い」です。電話回線を他社へ乗り換えてほしくないという事情も絡んでいたり、ルールは都度変わります。この面倒な仕組みを知っているユーザーはAppleなどで直接SIMフリー端末を買っているわけです。
キャリアやサブブランドで買うと電話料金に本体代金を上乗せして分割購入できるため「安く手に入るというメリット」があるので完全SIMフリーでは提供せず赤ロム提供しているということですね。
端末によってはSIMフリーとして売っている場合もあるため色々と複雑になっています。こういった点を考慮して「詳しい人はSIMロック解除が一切不要なSIMフリー端末を購入する」わけですね。
MNP転出手数料と頭金がなくなれば手軽に回線を移動できる?
MNP転出手数料が廃止されると回線契約を変更しやすくなりますよね。
言い換えると「他社に乗り換えるなら手数料をとるよ!」というのが現在のスタンス。これが今年の秋には「Webでの手続きならMNP転出手数料は0円でOK」に変更される予定です。店舗や電話での手続きの場合は1000円以下の手数料がかかるようなのでWebで申し込める方にとってはお得ですね。
以前に「ワイモバイルから日本通信SIMへMNP(ナンバーポータビリティ)したときの流れ」を公開しましたが、この手続きのなかでMNP転出手数料3000円がかからなくなるということです。
まとめ
電話回線は契約周りが想像している以上に複雑です。さらに全国各地にある「携帯ショップ」もドコモ、au、ソフトバンクの正規店でない店舗が多く、コンビニのようにフランチャイズ形式で『代理店として運営されているショップ』ばかりなので独自ルールなどもありさらに煩雑化しています。
損をしたくなかったらよく勉強するしか方法がありません。わからないことは素直に質問する。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥と言うように「知らない=恥ずかしい」と考えていると損をする場面も多くなります。
どうしても聞きたくないのであれば誰よりも勉強をして仕組みを完璧に理解するしか方法がありません。情報化社会では「知らない、調べられない、聞けない」は置いていかれます。もしかすると年下、年上、先輩、後輩等も意識しすぎず詳しい人から「教えを乞う(こう)姿勢」が大切なのかもしれません。
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