会員制ウェブサイトが作れるプラグイン「WP Members」で会員ユーザー限定の処理を行う方法

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

会員サイトではログインしたユーザー限定で処理を分けるケースが多いです。本日は「WP Members」を使ってログイン済みの会員ユーザーだけに情報を出力する方法をご紹介させていただきます。

プラグインのインストールから基本設定までは以下でまとめています。プラグイン概要については記事内の文頭たりで別記事を張っていますので機能から知りたい方はぜひ併せてご参照くださいませ。

WP Membersで会員サイトを構築する方法

以下はインストールが完了している方へ向けて書いています。

会員制ウェブサイトが作れるプラグイン「WP Members」で会員ユーザー限定の処理を行う方法

シンプルなプラグインですがたくさんの機能が搭載されています。

1. 固定ページの一部を会員ユーザー限定に設定する方法

WP Membersには専用のショートコードが準備されています。

//ログインユーザーのみに表示する

上記の通りショートコードで文字を囲むだけでOKです。

ショートコード化されているのですぐに使えます。たとえば「WP Members」は標準で投稿ページは自動で保護されていますよね。しかし「固定ページ」は保護対象になっていません。固定ページが保護対象になっていない理由は「ログインや登録ページに作成に固定ページを想定しているから」です。

とはいえ「固定ページ内」でも一部のコンテンツだけ会員向けに配信したいシチュエーションがありますよね。上記のショートコードは固定ページのエディターに埋め込めるので手軽に使えます。

2. functions.phpから会員ユーザー限定のコンテンツを表示する方法

次はテーマやプラグインから実行する方法です。

//会員ユーザー(購読者)がログインしている場合
if(is_user_logged_in() && current_user_can('subscriber')){
	echo '表示させるメッセージ';
}

上記は「echo」していますが希望通りの処理を追加すれば何でもできます。

・データベースから特定の値を取得して表示する
・特定のユーザーに絞り込んでメッセージを差し込む
・決済専用のリンクを会員ユーザー限定で見せる

どういった処理を追加するかはアイデア次第ですが、色々できそうですね。

たとえばログインした後に画面上に表示される管理バーを「会員ユーザー(購読者)のみ」非表示にしたり、そもそも管理画面へのアクセス権限自体を購読者から外しててしまうことだって可能です。

ログイン後の「管理バー」は以前に別記事でもご紹介していますが、使い方が賛否わかれる機能。WP Membersのようにプロフィール機能を持つ会員プラグインでは管理画面にアクセスさせないのが自然かもしれません。

【初心者向け】WordPressで会員サイトをプラグインなしで作る方法

まとめ

本日は「WP Membersで会員ユーザーのみ制御する方法」を解説させていただきました。

ワードプレスでは色々な会員サイトが運営できますが将来的にどんな展開を考えているのかで選ぶプラグインも変わってきます。WP membersではカスタマイズしなければ実現できないことがSimple Membershipであれば標準機能として搭載されているなど選択を誤るとカスタム費用が高くなります。

WP Membersは入門用としては非常に使いやすいプラグインなのでまずはぜひお試しくださいませ。

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