こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
本日は会員サイト化でよくいただく仕様をご紹介させていただきます。ひとことで会員サイトと言っても表からはまったく気づかないウェブサイトもあるので通常サイトに見えて会員制というケースもあります。
下記ではよくあるご相談内容についてまとめておきます。
目次
会員サイト化のカスタマイズ事例集
カスタマイズの難易度によって費用も大きく変わるのが特徴です。
1. 毎月の決済時に各会員にメールを送らない
会員サイトでは毎月の決済ごとに自動でメールを送信するシステムがあります。
たとえばスマートフォンの回線費は毎月メールアドレス宛に請求額が届きますよね。会員サイトであれば課金が行われるたびにメールで詳細を受け取るかどうかでお好みの仕様も大きく変わってくるはずです。
会員の退会率をどう考えているかによっても変わってきます。
2. コンテンツコピー対策
サイト内での右クリックやタップ操作を禁止することでコンテンツ保護を行えます。
プラグインでは特定の権限を持つユーザーだけ右クリックやタップ操作を許可することも可能。もし「会員限定で記載コードのコピーを許可する場合は別途プラグイン等でカスタマイズ」するのがおすすめです。
コンテンツの保護には色々な導入パターンがあるのでぜひお調べくださいませ。
3. 有料記事のカテゴリー管理
もし運営上で会員限定の記事を投稿するカテゴリーを作る場合はあらかじめ設定が必要となります。
もちろん、有料記事のカテゴリーをあえて決めずに通常カテゴリーに会員限定記事を投稿することもできます。ウェブサイト内で会員コンテンツをどういった扱いにするかで考え方は変わってくるはずです。
4. 多言語翻訳対応
運営コンテンツをグローバルに展開するならサイトの多言語化が必要となります。
アクセスしたユーザーがお好みで「英語・中国語・スペイン語」に切り替えられると便利ですよね。フランス語やヒンディー語を追加したり手軽な翻訳システムを導入することもできます。参考までにSEO対策を言語ごとで行う場合は作り方が少し異なるので注意が必要です。本格的な多言語化は予算が膨らみやすくなります。
実装方法によってはウェブサイトが重たくなる場合もあるので覚えておきましょう。
5. 無料会員と有料会員
会員サイトでは「会員の種類をどんな構成にするか」を決める必要がありますよね。
たとえばウェブサイト自体を一般公開している場合は非会員も読めるコンテンツを掲載するパターンがあるので大きく2つ(会員と非会員)にわかれます。もし会員を複数用意する場合は有料無料問わず松竹梅プランを用意すればプレミアムメンバーとVIPプランといったそれぞれのコンテンツを運営することも可能です。
ただし、複雑にすれば参加のハードルも高くなるので注意しなければなりません。
6. 無料有料の両方が読める記事
会員サイトではどういったコンテンツを提供するかで運営の方針も変わってきます。
サイト管理者は「有料(または無料)向けの記事が作成できること」は必須ですが、有料向けの記事は有料会員しか読めないようになって画面を制御しなければなりません。仮に「会員が記事を作成して投稿もできる仕様」なら公開権限を与えるのかどうかといった細かい部分も決めてから運営する必要が出てきますよね。
コンテンツの閲覧制御は会員サイト最大の特徴でもあるので時間をかけて設計するようにしましょう。
7. 会員の退会機能
まだ会員数が少ない間はシンプルな機能に留めておくことをおすすめしています。
たとえば「マイページから会員が自ら退会できる」といった機能は一旦省いてお問い合わせフォームから退会を受け付ける仕様として運営を開始したりとあまり気負いせずにハードルを下げることが理想です。
退会時に定期決済を自動停止するまで連動させるといった設計にも絡んでくるのでよく考える必要があります。
まとめ
本日は「会員サイトでよくあるカスタマイズ事例」について解説いたしました。
会員サイトと言っても会員同士のコミュニケーション機能をどこまで盛り込むのかといった「コミュニティ面」をどこまで実装するかもポイントになってきますよね。前回に別記事でも触れたように多機能にすればするほど利用者側のハードルも上がってしまうのでなるべく無駄のない使いやすさを重視した設計がおすすめです。
本記事が会員サイト運営時のご参考になれば幸いです。
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