
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
ひとことで「会員サイト」と言っても色々な手法があります。会員制ウェブサイトの仕組みについては以前に詳しく記事に書いているので本日は密かに会員コンテンツを運営する流れを解説させていただきます。
念のため会員サイトの概要をまとめた記事を貼っておきますね。
下記では特殊な会員サイトの仕様についてご紹介いたします。
目次
表から見えない隠れ記事を会員限定で運営する方法
本記事でお届けしている内容は「すでにアクセスが一定数あるウェブサイトに効果的な運営方法」です。
少し変わった限定コンテンツ
毎月安定したPV数を確保できているウェブサイトであれば「固定の読者さん」も徐々に増えていきますよね。そしてより満足度を高めるためには一部のお客様限定でコンテンツを届ける工夫が効果的です。
ただ、実現には「検索エンジンの考慮」も必要です。わかりやすく言えばコンテンツをすべて検索エンジン上のインデックス対象にしなければならないわけではなく一部を非公開としていても問題ありません。
最低限の考慮は必要ですがどんなコンテンツを運営するかは管理者次第なのですべてはケースバイケースです。
柔軟な会員サイトを実現するには
限定コンテンツと言っても色々な方法がありますが共通して大切なことは下記です。
1. 検索エンジンに対して間違った指示が出ない構造を採用する
2. ウェブサイト内のコンテンツを細かく制御できる仕様にカスタムする
3. 限定コンテンツの位置付けを明確にして運営で上手に活用する
念のためそれぞれを順を追って解説させていただきます。
1. 検索エンジンに対して間違った指示が出ない構造を採用する
会員サイト化でもっとも重要と言っても過言ではない「検索エンジン向けの設定」。
もし設定を間違えると検索エンジンからインデックスが外されてしまったり正しくインデックスされないといった状況に陥ってしまう部分です。具体的には検索エンジンに誤解されない仕組みが必要となります。
ウェブサイト内に表示させる記事とさせない記事、サイト内検索でヒットさせる記事とさせない記事。そして検索エンジンにインデックスさせる記事とインデックスさせない記事。パターンは多数ありますよね。
設定時はあらゆる角度から検証を行って念入りにチェックしておきましょう。
2. ウェブサイト内のコンテンツを細かく制御できる仕様にカスタムする
ワードプレスではすべての記事は管理画面内でコンテンツとして格納されていますよね。投稿や固定ページまたはカスタム投稿タイプといった形式でデータ保存されていますが使い方は運営者ごとでも違います。
そして管理画面に保存されているコンテンツを細部まで設定可能な状態にする場合はカスタマイズも必須です。たとえばテーマによっては公開した記事をRSS上には登録しないといった調整も行えます。
重要なのはコンテンツごとで誰に届けるのかを細かく設定できるという点です。
3. 限定コンテンツの位置付けを明確にして運営で上手に活用する
せっかく限定コンテンツを扱っていても設定やコンセプトが曖昧であれば魅力も半減してしまいますよね。
たとえばウェブサイト上には一切表示させない記事を作ってもその記事を検索エンジンにインデックスさせるかどうかはまた別の問題です。つまり、ウェブサイト内からは見つけられなくても検索エンジンからはたどり着ける設定は可能なので重要なのは「どういったコンテンツを運営していくのか」という視点となります。
また、導入しているテーマによっては元から多機能なモノも存在しているためどこまで手を加えるのかは状況によってもバラバラなので必要な設定があればカスタマイズしながら実現していくのがおすすめです。
会員サイトも形式はさまざま
ワードプレスはPHPとMySQLで作られているのでカスタマイズも自由に行えます。
本記事でご紹介した高機能な会員システムもあれば、ウェブサイト全体をパスワード保護するだけのシンプルなタイプもあります。どういったコンテンツを提供するかは運営者の好みでも変わってきますよね。
すでに多くのアクセスがあるサイトを後から会員化する場合は今回お伝えした方法が効果的かもしれません。
まとめ
本日は「少し特殊な会員限定コンテンツの作り方」を解説させていただきました。
上記の通り会員サイトにも色々な種類があります。表から見ると通常サイトに見えても会員限定コンテンツを取り扱っている場合もあるので実際は運営者とサイトをカスタマイズした制作者にしかわかりません。
本記事がご参考になれば幸いです。
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