
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
本日はメンバーズサイトを個人で立ち上げる際の注意点を解説いたします。時代も進み今や会員サイトの代名詞にもなった「オンラインサロン」。オンラインサロンは会員サイトの新しい呼称です。色々な運営形態があり、もっとも一般的なのは定期課金システム(サブスクリプション課金型)を導入した会員サイトです。
目次
最安の運営手数料で会員制ウェブサイトを構築するときに注意する点
当記事では「会員サイト」を詳しくお伝えしていますが会員サイトにも種類があります。今回はワードプレスを使った「有料会員のみ特定コンテンツ(記事)を閲覧できる仕組み」でご紹介させていただきます。
1. 定期決済ごとに上乗せされる手数料はどれくらいなのか?
有料会員は月500円など「サイト側が指定した額」を毎月支払う必要があります。
ワードプレスであれば月額費用は自由に設定可能です。5000円でも1万円でも構いません。金額は会員メンバーが納得できる内容であれば問題はありません。ただ、月額費用よりも気をつけたいのが手数料。つまり決済ごとに「いくらの手数料が上乗せされるのか?」といった運営側の視点です。
もし10%とられるのであれば500円のうち50円は手数料として決済会社に払わなければなりません。仮に月額手数料が10%だとした場合。1000円の月額費用なら実質の利益は900円になる計算ですね。
ちなみに僕たちが推奨しているシステムの手数料は3.6%です。もし1000円が月額料金ならたったの36円。10%とられるシステムと3.6%のシステムでは最終的に手に残る金額が大きく異なります。
毎月継続的に課金される仕組みがオンラインサロンなので手数料も重要です。もし会員サイトを立ち上げられる際はぜひ「手数料」に着目してみてください。数が増えるほど大きくなる点は見落とせません。
2. サブスクリプションシステム利用料で別途料金が発生しないか?
上記の「手数料」以外で定期決済システムの利用料金が必要なケースがあります。
まず会員サイトで手数料以外に必要な料金といえば「レンタルサーバー代」です。それ以外で考えられる利用料は定期決済システムのレンタル費用です。導入する定期決済サービスによっては手数料を大きくとるサービスもありますが、逆に手数料は安くても別でシステム利用料として費用が発生してしまうサービスもあります。
3. 決済後に会員としてサイトに参加する方法は?
一般的な会員サイトは「決済後のメール」内からURLで本登録作業を行います。
もちろん、メールをクリックしただけで本登録になるわけではなく、メールURLをクリックして仮登録となってサイト管理者が「承認」を行ったら正式なメンバーとして参加することができる流れですね。
設定次第では管理者の承認作業を飛ばして、メールURLをクリックして登録を行った時点で「正式メンバー」扱いにすることもできます。このあたりは作成するウェブサイトの運営方針によって調整可能です。
4. 毎月の決済時に各会員にメールが届かない仕様かどうか?
会員サイトでは毎月クレジットカードから一定額の請求がかかります。もし仮に「月500円で参加」できる会員サイト(オンラインサロン)なら毎月500円が自動でクレジットカードに請求がかかります。
注意しておきたいのは「サービスによって毎月決済を行うたびにお客様のメールアドレスに決済通知が届くシステムもある」という点。会員サイトでは決済ごとでメール通知を行う必要も特にないですし、退会率を低くしたいなら毎月の決済ごとにメール通知を届けない方が良かったりもします。
毎月の決済ごとにメールで決済結果を届けるかどうかはサイト運営者の考え方次第ですが個人的には毎月の決済ごとにメール通知が届くのは確認も面倒なのでクレジットカードの明細上だけで良いと考えます。
5. 会員を退会したいときはどういった手段が用意されているのか?
会員サイトを立ち上げるときにメンバーが退会する手段をどうするか?も重要です。
・管理者にメールで連絡して退会を申請
・サイト上の専用の退会フォームから連絡
・マイページから退会できる機能を実装
退会ができないサービスは問題外ですが、手続きする方法さえ用意されていれば基本的には問題ありません。退会した月末まで会員サイトを使えるようにして月末に定期課金をストップしたり、参加者が損をした気持ちにならない仕組みであれば喜ばれます。メール連絡後にレスポンス良く返信をする心がけも必要かもしれませんね。
6. 会員がメンバーを招待したら報酬が発生する仕組みはあるのか?
会員が「メンバー」を招待したら報酬が発生する仕組みも導入できます。
しかし、招待で報酬が発生する仕組みを導入したければワードプレスで会員サイトを構築する必要があります。カンタンに言えば「自社型アフィリエイトセンター」ですね。導入すると喜ばれる仕組みです。
メンバー1人につき1000円の報酬だったりと金額も自由に決められます。またメンバーごとに専用のマイページで報酬確認(今月は何人を招待したか?等)もできるのでより便利な会員サイトになるでしょう。
まとめ
本日は会員サイトを構築するときの注意点をご紹介いたしました。本格的な会員サイトは「メンバーごとでログインができる」仕組みなのでオンラインサロンとして活用することも可能となっています。
もっとも手軽な会員サイトであれば「全員で1つのパスワード」を共有するという方法もあります。しかし、参加者1人ひとりの満足度を高めるためには各自でログインができるシステムの方が喜ばれます。
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