こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。
以前に別の記事で「効果の出やすいランディングページ構成」をご紹介させていただきました。カンタンにお伝えすると“悩み訴求型”に合わせてLPページを作っていくことになります。以下からもご覧ください。
そこで本日は記事内でも触れた「A/B比較テスト」について詳しく解説いたします。
目次
【超重要】ランディングページ運営に必須のA/B比較テストとは?
ランディングページは「24時間ずっと働き続ける営業マンの役割」を果たします。
つまり、販売用にランディングページを公開しておけば、あなたの代わりに営業トークを行ってくれる仕組みが手に入るわけですね。ただ、ランディングページの精度が悪ければ効果も低くなります。
そこで改善作業として「A/B比較テスト」を行います。別名ではスプリットテストとも呼ばれています。
A/B比較テストの始め方
参考までにA/B比較テストの仕組みを図でまとめました。
A/B比較テストは上記の通り、来訪者ユーザーのアクセスを自動で振り分けます。たとえば100アクセスを50アクセスずつ各々のページに切り替えます。比率を指定できるツールもありますが50%が標準です。
ちなみにデータを取る目安としては1500〜2000アクセスで計測すればおおよそ正確なデータが取れます。上記を例で言えば「AページよりもBページの方が反応率が約1.5倍良い」という結果が得られます。
どんな比較をするのが効果的?
比較は色々な種類があります。見出しのキャッチコピーを変更・画像を差し替え・ウェブサイト全体のカラーを変更・お問い合わせボタンの色変更など思いつくアイデアの限り比較していきましょう。
以下はメインビジュアルの背景画像を差し替えた例です。
Aパターン(背景画像:構成を手書きしたノート)
Bパターン(背景画像:ホワイトボードと女性)
たとえば上記であれば「背景写真以外」にも要素が3つありますよね。
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理想はすべての文言を1つずつ入れ替えてその都度、A/B比較テストを行う流れです。特にランディングページの運用では成約率(コンバージョンレート)がすべてなので1箇所ごとに比較していきます。
成約率の測定を急いでいる場合は同時に2箇所以上を入れ替えても構いませんが、正確なデータを取れないのであまりおすすめできません。できれば測定時は1箇所にして少しずつ固めていきましょう。
A/B比較テストツールの違い
ワードプレスのプラグインでもいくつかA/B比較テストを行えるツールがあります。
ただ、開発が終了したプラグインも多く、本体のアップデート速度に追いつけていないケースも多いです。非公開になったプラグインでも旧バージョンのワードプレスでは動作するので使い方次第となります。
あとA/B比較と言っても機能性は色々。
・ページ全体を差し替えるタイプ
・ページ内の一部を変更するタイプ
A/B比較テストにも種類があるので何でもいいというわけではありません。小さなテストならワードプレスのプラグインでもOKですが、本格的に比較するならGoogleオプティマイズでも構いません。
まとめ
本日は「ランディングページ運営に必須のA/B比較テスト」をご紹介いたしました。
過去、成約率0%(1件もなし)のウェブサイトに細かな施策を行って「12.3%へ改善した案件」もあります。手順はシンプルでA/B比較テストを実行して良い成績のページを上書きしていくだけです。
ワードプレスであれば古い記事がリビジョンデータとして残るので後から記事を戻すこともできます。成果がで始めると一気に楽しくなるのがウェブサイト運用なので興味があればぜひお試しください。
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