
WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。
iOSはAndroidにはない独特な動きを持っています。一般的には「ヌルヌル」と言われている特有の動作ですね。筆者もタップ操作時のヌルヌルと手に吸い付くアクションが好きでずっとiPhoneを愛用しています。
iPhoneブラウザで見られる跳ね返りアクション
個人的に「iOSが支持されている理由」は不思議な心地よさを持つ操作感にあるのではないかと考えています。
さくさくとヌルヌルの違い
快適性を現す言葉で「さくさく」もありますが「ヌルヌル」は少し変わった動きを指します。カンタンに言えば下記GIFアニメーションの通り。これより先がない場所で画面が手前に伸びてふわっと戻りますよね。
上記はブラウザの挙動を例にしていますが基本的にiOSはすべてのアプリでこのアクションを適用しています。たとえば設定画面も写真もメールアプリも全部共通。実はこれらはバウンスバックとかラバーバンドと呼ばれるスクロール系の特許技術なんですよね。どことなく優雅で上品な雰囲気もあって個人的に大好きな動き方です。
ちなみに「さくさく」は切り替わりの速さやスピード感を意味する言葉となります。
バウンススクロール特許
ウェブでは動作や所作を総称して「UX(ユーザーエクスペリエンス)」と呼びます。
UXは直訳するとユーザー体験。商品やシステムやサービス等の利用を通じて利用者自身が得る体験そのものを指している言葉ですね。特にアップルはUXに相当力を入れているのでこういった動作には徹底的にこだわって仕上げています。とはいえ上記の動作がAndroidにはないと言われても気づかない人もいるかもしれません。
過去に特許が無効になった時期もありましたが再度有効が認められたり特許周りは非常にややこしいようです。
特許第4743919号
米国と日本で特許庁の判断基準は違いますが日本では「第4743919号」で特許内容にも目を通せます。
実際に公開されている資料もあるのでかなりたくさんのUI/UX技術を学べます。もし特許が無効になるとAndroidに同様のアクションを実装できるのでiOSとAndroidのシェア率に影響がありそうですよね。
特にiOSはスクロール時のタッチ具合で移動するスピードにブレーキをかけて微調整したりと繊細に動きます。まるで指先に張り付くような操作感は想像しているよりも多くのユーザーを魅了しているはずです。
まとめ
本日は「iOSのバウンスバック」について解説させていただきました。
どういった基準でOSを選ぶかは人それぞれでも好みが分かれますが気に入っているポイントを見落としたまま乗り換えてしまうと後悔するかもしれません。とは言ってもアップルが大々的にアピールしているわけではないので普段は気づきにくい魅力ですよね。タッチデバイスは「見えない操作性こそ重要」とも言えそうです。
本記事がご参考になれば幸いです。
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