ドメイン取得を先回りされた事例

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WPホームページ研究所運営サポートチーム監修のオムスビ(@OMUSUVIcom)です。

当研究所では過去に100を超えるドメインを取得してきました。今では所有しているドメイン数も減りましたがドメイン取得は「時間との勝負」です。以前に取得を先回りされた事例も交えてご紹介いたします。

ドメイン取得を先回りされた事例

基本的に独自ドメインを取得するしないは「早い者勝ち」となります。意外と「競争率が高い」のも特徴です。

そもそもドメインって何?

独自ドメインは「example.com」といった文字列でしかありません。たとえば「example」がまだ誰にも取得されていない状況だったら先にドメイン取得手続きさえ済ませておけば自由に使用可能です。もちろん、商標といった法律的な部分がクリアになっているかどうかという条件もあるので使えない文字列も存在しています。

ちなみに「example」は「.com/.net/.org/.edu」が例示用に割り振られています。ドメインが取得されているかどうかを調べる方法はWhois検索を使うことになります。取得状況を逆引きする仕組みですね。

例)example.com
例)example.net
例)example.org
例)example.edu

上記URLはすべて共通ページが開きます。

サンプル用(例示)のサイトですね。

Whois検索が漏れる可能性は?

文字列を入力して「ドメイン空き状況を調べるためのツール」はたくさんあります。

ドメインの空き状況を調べるためには裏側でWhois検索用のAPIを動かしたり、PHPでリクエストを送ったりとフォームを経由させて情報を受け取らなければなりません。文字列を調べてもらうために情報を投げるシステムなので単純にリクエストを飛ばして結果を受け取って取得状況を表示させるだけのロジックとなります。

そのためサービス側で「どういったドメイン検索リクエストがあったか」を洗い出すことも技術上は可能です。もしかすると検索したドメインが漏れているかもしれないといった意識は常に持っておきましょう。

ドメイン取得は最重要事項

ごく稀に数ヶ月前までは取得可能だったドメイン(.com)がいつしか埋まっていた話を伺うケースがあります。

ドメインは取得費が数千円なのにも関わらず「第三者によって高額で転売される」のが理由ですね。当研究所でも手続きが間に合わなかった独自ドメインが後に転売されてしまっていた経験を記事にしています。

取得できなかった独自ドメインが高額で売られている話

数千円で取得できる文字列が1000万円で販売されている状況から独自ドメインビジネスが垣間見えますよね。

ドメインの事前調査は慎重に行う

世界的に見ると「ドメインビジネスは想像しているよりも活発な事業」と言えます。

数年後に高額で売れる可能性を考えて「貴重な文字列」を誰よりも早く抑えておくだけのシンプルなビジネスなので人気が高いのかもしれません。我々が知っている限りでも先回りで取得された事例はあります。

取得で確実なのは「APIを使っていないWhois検索」を利用することです。API連携していないサービスであれば外部へ漏れる確率も下がるので事前にこっそりとドメインの空き状況を調べる状況で役に立ちます。

当研究所で常に言う転ばぬ先の杖ですね。

先回りで「.com」が取られた話

とあるプロジェクトで「.co.jp」ドメイン取得が6月でその2ヶ月前に「.com」が埋まったケースがありました。

これらは推測の域を出ませんが独自ドメインの取得担当者が4月頃から空き状況を調べていたことがバレれたかまたは何かしらの事情でドメイン取得の話が外部へ漏れていた可能性が高いという結論に至りました。

ちなみにその「.com」ドメインは2万ドルで販売されており関連する身近な文字列も同時に複数抑えられているため関係者による先回り取得か、情報漏洩による意図的な取得(転売目的)だと考えられています。

仕方なくプロジェクト自体は「.co.jp」で進めていますが運営年月を考えると「.com」へのアクセス取りこぼしは計り知れない額となるはずです。どういったドメインを使うにしても世界的に中心で使われているドメインを抑えておくことで将来的にビジネスを発展させやすくなるので取得できるに越したことはありません。

当研究所でも一般公開されているWhois検索でドメインの空き状況を調べた後の1週間以内に希望のドメインが取得されていたことが何度かあります。偶然にも同じタイミングでドメインを狙っていたか、Whois検索を経由して独自ドメインをリクエストしたことが筒抜けになっていたかはわかりませんがやはり怪しさは残ります。

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ドメインの空き状況でWhois検索を使う場合は少しだけ注意が必要ですね。

まとめ

本日は「ドメインを先回りで取得された事例」をお届けさせていただきました。

日本では「国内でも十分に経済が回る」のでドメインを軽く見がちです。もちろん、軽視してもそれほど影響がないビジネスも存在するので見方を変えるとそれはそれである意味正解なのかもしれません。とはいえ海外展開を視野に入れると「.com」ドメインを取得しておくのが得策。空いているなら早めに抑えるのがおすすめです。

本記事が独自ドメイン選びのご参考になれば幸いです。

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