いまだにHTMLメールを送ってしまっているあなたへのアドバイス

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

メールマガジンには「html型」と「text型」の2種類があることをご存知でしょうか?メールの配信スタンドによってはhtml型にしか対応していなかったり、逆にtext型のみだったり、色々と種類があります。

ちなみに「text型」は別名で「プレーンテキスト型」とも呼ばれるので人によっては聞きなれない言葉かもしれません。大切なのはここからです。実はメールマガジンの配信者は「自分がどっちの型で送っているのか?」をしっかりと把握していない場合があります。自分自身でメールマガジンを配信しているのにも関わらず「メールを送る技術の違い」を理解しないままでただひたすらに送ってしまっているわけですね。

意図してあえて「HTMLメール」を送っているのならまだ話はわかりますが、当研究所では数年も前から結論は出ています。メールマガジンの配信は「text(プレーンテキスト)型」で送るのがベストです。

いまだにHTMLメールを送ってしまっているあなたへのアドバイス

まずカンタンにhtmlメールとtextメールの違いを解説させていただきます。

1. HTMLメールとは?

HTMLメールを理解するには「html」を知る必要があります。カンタンに言えば「HTML」は検索エンジンがウェブサイト構造を理解するための言語です。HTMLはhtmlとも表記されますが同意語となります。

メールを「html」で送るというのは「メール本文にhtmlタグを仕込む」という意味です。つまり、メール内にウェブサイトの構築用プログラミング(html言語)を使ってhtmlファイルをメール送信するわけです。

2. TEXTメールとは?

textメールはシンプルに文字をメール送信する技術です。htmlなど装飾は一切入らない「純粋な文字」のみ。

先述の通り「text型」のメールは「プレーンテキストメール」とも呼ばれます。各単語は英語でPlane(明白な)Text(文字)Mail(メール)となります。装飾されていないプレーンなテキストメールです。

HTMLメールのメリットとデメリット

HTMLメールのメリットはメール本文にレイアウトを組める点です。文章にhtmlを組み込むことで文字に意味づけができてCSSを埋め込めば好きなデザインにも調整できます。つまり見栄えの変更が可能です。

しかし、HTMLメールには大きなデメリットが隠れています。特定の環境で「HTMLメールを開けない」といった現象が発生する点です。HTMLメールが開けない環境についてざっと洗い出しておきます。

・ドコモ/au/ソフトバンクの契約者が利用できるキャリアメールを使っている場合
・HTMLメールを迷惑メールと判定する受信メーラーソフトを使っている場合
・メールを受信する側が導入しているセキュリティソフトにブロックされた場合

残念ながらHTMLメールはあまり多くの人に好かれていません。理由はウィルスが仕込まれたHTMLメールが出回っていたりとその多機能性から多くの問題点が潜んでいるからです。ちなみにHTMLメールでは受信ボックスでメールが開かれたタイミングで「開封率を測定」することもできます。

メールが開いた時点で「自動でhtmlタグを読み込む」のがHTMLメールの基本構造なので、htmlタグのなかに仕込んだ特定のGIF画像や特殊なスクリプトの実行を『メール開封と同時に行える』というわけです。

TEXTメールのメリットとデメリット

TEXTメールのメリットは何よりも「プレーンである」という点です。当たり前ですが「HTMLメール」とは違って「素のテキスト文字情報」しか取り扱えないのでhtmlタグは一切仕込めません。

つまり、メールが開かれた段階で「開封率」を調べることはできません。仮に開封率を測定したければメール本文内に測定可能なリンクURLを差し込めばOKです。先述の通り「プレーンテキスト」は単純な文字情報なので特殊な技術は仕込めません。しかし、その恩恵として『TEXTメールを受信できない人はいない』です。

デメリットは特にありませんが、そのシンプルさゆえに小細工が通用しないという点だと言えます。

HTMLメールとTEXTメールはどっちを選ぶべきか?

結論から言うと「1人でも多くのユーザーへ届けたいならTEXTメール一択」です。

ちなみに「HTMLメール」をソフトバンク等のキャリアメールに送ったらどうなるかご存知でしょうか?すでにメルマガを送っている方であればすでに受信チェックもされているはずなので知っていますよね。

答えは『メールが開かない』です。キャリアメールはスマホ標準のメールアプリに届くので「htmlのファイルが添付された空白のメール」として扱われます。HTMLメールは本文自体が「htmlファイル」なので多くの受信環境でメールが開けないというのはそういった理由から発生しています。

もし現在のメルマガ配信スタンドが「html型とtext型」を選べるなら迷わず「text型」にしておきましょう。逆に少し見方を変えて「HTMLメールを選んだ方が良い人」もいるので解説させていただきます。

HTMLメールで送信した方が良い人とは?

メールマガジンを送信するということはメールアドレスで顧客リストを持っている人ですよね。もしすでに持っているメールアドレスの顧客リストのすべて(100%)がPCメールならHTMLメールで構いません。

・Gmail/Yahooメール(@gmail.com/@yahoo.co.jp)
・独自ドメインのメール(@example.com/@example.net)
・プロバイダーメール(@xxx.ocn.ne.jp)

お客様のメールアドレスがすべてパソコンメールであればHTMLメールが届く可能性も高いです。人によってはメール受信環境にセキュリティソフトを導入しているので届かない人もいます。あと、届かないリスクを理解したうえで「メール開封率」にこだわっている方であればHTMLメールを送信した方がいいです。

ちなみに僕たちはIT経験が十分あるので「htmlメールが送られてくる可能性の高いメルマガ」はhtmlメールを正しく受信できる環境のメールアドレスで登録をするため問題はありません。ただ、一般の方はhtmlメールが受信できるかできないか理解しないまま「いつも通りのメールアドレスとして登録」するのが現実です。

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となれば「読み手が想定していない部分」にまで意識を向けて、あえて「TEXTメール」で送るのもユーザーに対するやさしさだったりするわけです。もし「HTMLメールとTEXTメールの違いを理解しないまま送信」しているのであれば勉強するところから始める必要があります。どちらを選ぶかは相手目線も重要です。

まとめ

もし今後メルマガ配信を検討されているならぜひ事前にお声がけください。メールマガジンの配信は想像している以上に奥が深いです。HTMLメールとTEXTメールのどちらを選ぶのか。または、定期的に配信方法を変えて開封率をチェックして精度を高めていくのか?等さまざまな角度から考える必要があります。

仮に「配信方法の選択もできず、強制的にHTMLメールになっているパターン」も要注意です。相手に届いているだろうと思っていたメールが届いていない可能性も大いにあります。さらに言えば「TEXTメール」だったとしても「迷惑メールフォルダ」へ入りにくいように最低限の事前設定も必要で見る部分は多いです。

あまり深く考えずに「まずは挑戦する」という姿勢も素晴らしいですが、できれば1歩だけ踏み込んで抑える部分はしっかりと考えて出来るだけミスのないよう心がけましょう。大きな成果はその先にあります。

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