はてなブログの評価を引き継いでワードプレスに乗り換える方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

最近は無料ブログからワードプレスへ乗り換えたいというご相談が少しずつ増えてきています。以前に別の記事で「ワードプレスと無料ブログの違い」についてまとめさせていただきましたが、ワードプレスであればサイト丸ごとが自分自身の所有物になります。一般的な「無料ブログ」はサービスを提供している運営元がすべてを管轄しているのでワードプレスを用いた独自ドメイン型のサイトが重宝されています。

はてなブログの評価を引き継いでワードプレスに乗り換える方法

本日は「無料ブログ」を使っているユーザーが効率的にワードプレスに乗り換える方法をご紹介いたします。あまり詳しく書いているサイトもないので移転時にぜひご参考くださいませ。

たとえば現在「ライブドアブログ」の無料版を使っているとします。ライブドアブログでは「無料ブログ」を使うユーザーに好きな文字列のサブドメイン(sample.blog.jp等)が割り振られます。ちなみにライブドアブログもはてなブログも無料版では『サブドメイン型のブログURLが発行される』点は同じです。

そして、ライブドアブログもはてなブログも「有料プラン」へ変更すると独自ドメイン(example.com等)をブログに設定できるようになります。そして「無料ブログの評価を引き継いでワードプレスに乗り換える」場合には共通の独自ドメインを使う方法がもっとも手っ取り早いやり方です。

検索エンジンの評価を引き継ぐ移転方法について

少し手順が複雑なので1つずつ解説させていただきます。言うまでもありませんが「ワードプレスを設置」するために使うレンタルサーバーは個別で1つ契約しておく必要があります。個人的には高速サーバーの評判が高くSSL証明書の発行も自動で行われる「ミックスホスト(Mixhost)」がおすすめです。

1. ワードプレスで使う「独自ドメイン」を取得する
2. 無料ブログに「独自ドメイン」を適用する
3. 検索エンジンのインデックス情報が書き換えられるのを待つ
4. URL構造を維持した状態でワードプレスを準備する
5. 必要に応じてリダイレクトなど処理を行う
6. 独自ドメインをレンタルサーバー側に向ける

検索エンジンの特性やWebサーバーに詳しいエンジニアさんでないと作業がむずかしいので、参考程度としてお読みくださいませ。当たり前ですが「検索エンジンのインデックス情報は時期で動きが変わる可能性」もあるため常に最新版の動向を確認したうえで慎重に作業を進めるようにしてください。

1. ワードプレスで使う「独自ドメイン」を取得する

最終的にワードプレスを使うのであれば独自ドメイン(example.com等)が必要です。独自ドメインはお好みのアドレスを取得すればOK。無料ブログの評価を紐付けるためのジョイント役も果たします。

2. 無料ブログに「独自ドメイン」を適用する

無料ブログに「ワードプレス用で取得した独自ドメイン」を適用しましょう。ただし「無料ブログ」の多くは独自ドメインの適用ができません。有料プランに移行すると独自ドメインが使えるようになります。

現時点では検索エンジン上に「今まで運営してきた無料ブログのURL」がインデックス(登録)されています。無料ブログのURLを独自ドメインに書き換える必要がありますので紐づけましょう。

なお、無料ブログによってドメインの紐付け方は異なります。サービスによってはドメインの紐づけてとして転送処理を行わなければならないタイプもあります。適用方法は慎重にお調べくださいませ。

3. 検索エンジンのインデックス情報が書き換えられるのを待つ

無料ブログのURLを独自ドメインと紐づけたら検索エンジン上でインデックス情報が更新されるのを待ちます。無料ブログの評価を独自ドメインに紐づける正しい方法は「301リダイレクト」をかける方法です。

補足しておくと「301リダイレクト」は検索エンジンに対して『恒久的(永続的)に転送する』という意味を伝えるための命令処理です。サイトを引っ越しの際に使う技術なのでこの処理のかけ方が重要となります。

ちなみに「302リダイレクト」では『一時的な転送』になるので、検索エンジンが引っ越しを正しく認識してくれない可能性が高いです。引っ越し用に使うのが「301」なので忘れないようにしましょう。

4. URL構造を維持した状態でワードプレスを準備する

検索エンジンのインデックス情報が無料ブログのURL(sample.blog.jp)から独自ドメイン(example.com)に更新されたことが確認できたら「ワードプレス側の準備」を進めていきましょう。

このときにかならず見落としてはならない内容が「URL構造(/archive)」を完全一致させた状態でワードプレスを構築するという工夫です。なお、ワードプレスの立ち上げでは「hosts」という技術を使って仮想的に独自ドメインを適用すればスムーズに事前構築作業を進められます。

検索エンジン上にインデックスされているURLと同じ内容で閲覧できるかどうかを念入りにチェックして、間違いがないかを入念に確認してください。この段階での確認作業がもっとも大切です。

5. 必要に応じてリダイレクトなど処理を行う

もしワードプレスの仕様などからURLが異なるページがある場合は事前に「301リダイレクト」をかけます。当然ですが検索エンジン上にインデックスされている情報を「正」だとして、ワードプレス側に301リダイレクトをかけておけばページ同士の関係性を的確に伝えられますので見落とさないようご注意ください。

6. 独自ドメインをレンタルサーバー側に向ける

すべての下準備が完了したら「ワードプレスを設置したレンタルサーバー」と「独自ドメイン」を紐付けます。以上で検索エンジンを経由したユーザーはワードプレスのサイトにたどり着くようになります。

💻ウェブサイト運営でお困りの方へ

⇒ WordPressの設定ミスを即日で解決  安心の定額サポート

注意しておいた方が良い点

上記1〜6をざっと解説させていただきました。引っ越しを行う期間に余裕を見ながら1つずつ確実に作業を進めないとトラブルの元なので手順を理解しながら進めるようにしてください。

なお、独自ドメインを取得するサービス(ドメインレジストラサービス)は好みで選んでもOKですがDNSレコード(A/Cname等)を追加できる機能は必要です。サービスによってはDNSレコードが設定できないパターンもあるのでドメインを取得する際はDNSレコードの追加に対応しているかを確認しましょう。

また上記で書いた手順は要点にしか触れていませんので、もしご自身で作業を進める場合はWebサーバーとワードプレスとSEO(検索エンジン)に詳しいエンジニアにご相談をいただくと安全です。

まとめ

上記では無料ブログをワードプレスに引き継ぐ方法について解説いたしました。手順だけを見ると手間に感じるかもしれませんが「301リダイレクト&独自ドメイン」を経由する方法がもっとも王道です。

もしわからない点があれば「無料ブログ」を提供しているサポートセンターにも問い合わせてみましょう。ワードプレスでの運用になればサイトの所有権も自分自身なので安心して運営できますね。

すぐすぐに移転をしなくても手順をしっかりと頭に入れておくことで作業を進める際の手助けにもなります。あまり急ぎすぎず着実に一歩ずつ進めることをおすすめいたします。

最新式の無料プラグインを事前公開

WordPressは公式サイトに登録済みのプラグインだけで全機能を補足しきれません。当サイトでは使いやすさを追求した魅惑的なプラグインを無料でダウンロードいただけます。運営ホームページのマーケティング力をさらに高めるチャンスです。まずは無料でDLしてお試しくださいませ。
改良されたプラグインを確認する

ワードプレス専門家に丸投げする

WPホームページ研究所はワードプレスを中心としたブログ作成・ホームページ制作・オウンドメディア構築・プラグイン設定・調整など幅広いカスタマイズに対応しております。 記事の掲載情報だけでなくお好みの機能をいただければ専属スタッフが心を込めて真摯に対応させていただきます。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせの種類をお選びください(もっとも近い項目)

法人の場合は法人名とご担当者のお名前をご入力ください

返信時のご連絡に利用するメールアドレスをご入力ください

運営中のウェブサイトURLがあればご入力ください

お困りの内容があれば詳しい内容をお聞かせください