価値の高いコンテンツは「あなたの存在」を知ってもらうために作る

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こんにちは、WPホームページ研究所の運営サポートチーム(@WP_LABO)です。

最近はYoutubeで会社や個人のチャンネル開設をする方も少しずつ増えてきました。Youtubeであってもブログであっても何より大切なのは「まず始めること」です。運営していくなかで「改善点」はかならず見つかるものなので繰り返しコンテンツを作成していると小さなヒントやゴールが見えてきます。

価値の高いコンテンツは「あなたの存在」を知ってもらうために作る

もしあなたが「Youtubeでチャンネル開設」をしても「ワードプレスでブログを立ち上げる」としても必要となるのは来訪ユーザーに届けるための「コンテンツ」です。

ここで言う「来訪ユーザー」は、Youtubeであれば「動画を閲覧するユーザー(聞き手)」、ワードプレスで立ち上げた個人ブログ等のウェブサイトであれば「記事を見るユーザー(読み手)」を指します。

コンテンツは言い換えると「情報」です。つまり、来訪ユーザーは「自分自身が欲している情報」を探し回って色々なサイトをあっちこっちと行ったり来たりしています。とは言っても「来訪ユーザーが欲しい情報をしっかりと考えて相手目線で届ける」という作業は多くの方にとって至難の技。

来訪ユーザーが“欲する情報”を想像するのは「第三者視点が必要」なのでカンタンではありません。そこで1つのヒントになるのは「出せる情報は全部包み隠さず出してしまう」という姿勢です。来訪ユーザー1人1人が持っている目的は異なります。10人いたら全員パズルの最終ピースが異なるように目的が違うわけです。

不思議なことに多くの人は「良い情報」を“隠す傾向”があります。本記事でこの傾向を深掘りすると1記事では終わらないのであえて省略しますが、わかりやすくシンプルに言えば「価値の高い情報を公開してしまうと自分自身が損をする」と考える人が圧倒的に多く、良いコンテンツを作れなくなるわけです。

なんともおかしな現象ですよね。仮に「自分自身が来訪ユーザーの立場」なら、相手に「価値の高い情報」を求めるのに、発信者の立場になった途端になぜか「手を抜いたコンテンツを作る」という悪循環。また、伝えるという行為も意外とむずかしいので実際は「繰り返しの反復練習」しか解決策はありません。

価値のあるコンテンツの届け方「車屋さんの場合」

たとえば「車屋」の情報発信方法を考えてみましょう。車屋さんのオーナーは普段から現物機械に触れているのでインターネットとは無縁の方が多いです。しかし、特殊な技術や専門知識が必要とされる業種なのでこれほどインターネットでのコンテンツ発信と相性が良い業界はありません。

盗難防止セキュリティシステムを取り扱うカスタムショップ

車屋で「盗難防止システム」の取り付けを行なっている公認ショップがあります。昔乗っていた車に10万円ほどのセキュリティシステムをつけていた経験があるのでショップを例に発信方法をまとめます。

車のセキュリティシステムはいくつか種類があります。有名メーカーで4社ほどあり、さらに1社あたり3個以上の商品を取り扱っています。また値段によって搭載されている機能もバラバラで松竹梅も揃っています。

しかし、残念ながら多くのカスタムショップでは各機能の解説を行なっていません。当然セキュリティシステムなので公(おおやけ)にできない機能もありますが公開できる部分も多いのに関わらず、です。現時点では「ショップに行って直接聞かないとわからない状況」で、多くの方は行かないままで諦めています。

行ったら“買わないといけなくなる”という恐怖

ショップを運営している人からすれば「行ったら買わないといけない」という庶民的な考えは理解できません。この「要らなければ断ればいい」という考え方自体が“強気な人”にしかできないからです。

そもそも「販売者と消費者」は考え方も根本から違います。この隙間を「どう上手く拾い上げるか?」にチャンスが隠れていて大きなビジネスポイントです。コンテンツの作成はここの見極めがキーになります。

販売者と消費者が持っている“目線の違い”をざっと比較してみましょう。

<販売者の目線>
来店後に全部説明するのでまず来て欲しい

<消費者の目線>
行く前にできるだけ詳しい内容を知りたい

両者の気持ちに「隙間」がありますよね。消費者側は「事前に詳しく知りたい」。一方で販売者は「詳しく情報を載せるどうこうより来店してから説明したい」。この需要と供給の間にチャンスがあります。

基本的には「商品を買うかどうか」は常に、お客様である消費者側に“選ぶ権利”があります。そのため結果的には「事前にできるだけ多くの情報を伝えておく」方が、1人でも多くの方へ詳しい情報が行き渡って、最終的な発注へとつながる可能性も大幅に増えることになるわけです。ここを見逃してはいけません。

従業員が書いているブログがあるなら、他のショップが解説していない部分まで掘り下げて書いたり、多くの方から質問を受ける内容をあらかじめまとめておくなどコンテンツを準備すればOKです。すると閲覧者が1人増え、そして口コミでさらにもう1人増えと雪だるま式に増えていきます。

来訪ユーザーはどこを気にしていて何を知りたいのか?

本サイトではいつも口うるさく言っていますが、コンテンツの作成では「視点」が大切です。

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しかしどんな業界にいても現場や業務経験が長くなればなるほど、自分自身の知識がどんどんと深くなっていくため、消費者と販売者側(あなた自身)の間に「溝(みぞ)」ができていきます。

初心を思い出す方法は「お客様へよく耳を傾けること」です。そしてお客様自身(消費者側)がどういったことに悩んでいて、何を求めているのか?といった本質を見抜かなければなりません。

・カーセキュリティ 最強
・カーセキュリティ おすすめ
・カーセキュリティ クリフォード

たとえば「カーセキュリティ 最強」と調べるユーザーに対して価値の高いコンテンツを届ける場合。仮にあなた自身が『セキュリティシステムの取り付け方に定評があるショップ』なのであれば、取り付け方によるセキュリティシステム効果の違いを詳しく解説することもできるはずですよね。

また、ショップによっては「お客様の車をいかに守るか」と考えるよりも「自分たちが得意な商品を売りたい」と考えているお店が多いなど、これまでの経験からさまざまな提案を盛り込めます。利益率を優先して商品を販売するショップよりも『お客様の車を安全に守る』に力を入れているお店の方が安心感はあります。

コンテンツがあなたを知ってもらうきっかけの1つ

たった1つの記事(または動画)だけで一気に上手く進むこともあります。

さきほどの例で言うと「カーセキュリティの世界では2つが大切」だと言われています。

1. 導入するカーセキュリティシステムの性能
2. どれくらい手間をかけて車に設置するか?

つまり、いくら高いカーセキュリティを購入しても「設置するお店の技術力」や「お客様への配慮」が欠けているショップであれば100%の性能を引き出せず不完全燃焼のシステムになる可能性も高いです。

ショップの都合を押し付けず「お客様第一目線」でプロとして仕事をこなす姿勢が信頼獲得へつながります。設置料金を他社より1円でも下げるのではなく1.5倍にしてもお客様が納得していただく努力が必要です。取り付け方も取り組み方もそれぞれが『ノウハウの一部』でもありますよね。価値を伝えましょう。

まとめ

価格競争に巻き込まれて、気がつけば利益が下がってしまい、運営が苦しくなるお話もよく聞きます。しかし残念ながら現実世界ではあなた自信で価値を伝えなければ理解もしてもらえません。相手がどういった情報を欲していて何を伝えれば正確に伝わるのかしっかりと考えてコンテンツ作成に取り組んでください。

以前に「情報の受け取り方の違い」をまとめた記事があるのでURLを貼っておきますね。

【コンテンツ作成術】安心という感覚の受け取り方も人によって違う

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